小樽築港機関区

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2021年4月30日金曜日

 雨に煙る 大井川鐡道 1997.10.4

 この日も大井川鐡道でトラストトレインが運転されるので、4月に続いて出かけたのですが、朝から雨が降り続き、止む気配が有りません。

 こんな日は湿度が高いので煙は良く出るはずで、トンネルからの飛び出しでは煙が車体にまとわりつくだろうと、田野口駅と駿河徳山駅の間のトンネルの出口で待ち構えました。


 残念ながら、勾配が緩く列車速度が速いので、思惑通りには行きませんでした。


 目的のトラストトレインですが、同じ区間の大井川の川原から撮ることにします。

 はるか向こうから、白煙をたなびかせながら C12 が近づいて来ましたが、川原に置いた自分の車が入ってしまいました。


 狙っていたアングルに列車が近づいて来ます。


 いつもの3両編成ではなく、4両の客車なので、珍しく後補機が付いていました。


 このあとは、雨が止みそうも無いので、帰りの列車を待たずに、早々に引き上げてしまいました。

2021年4月28日水曜日

 別所線 と 上高地線 1997.8.28・30

 この年の夏休みは信州で過ごしたのですが、その折に少しだけ鉄ができました。

 まずは8月28日ですが、別所温泉を訪れた折に、上田丸子電鉄別所線に寄り道しました。

 最寄りの別所温泉駅がこの線の終点で、ここには有名な丸窓電車が保存されています。


 保存されているのは良いのですが、資金不足の中小私鉄ゆえ、保存状態は先行きが心配される状態でした。


 上田方面への帰り道の途中、舞田駅と八木沢駅の間で走行写真を撮ることにします。


 かつて地元を走っていた東急電車が、2両編成でやって来ました。


 お次は2日後の30日です。

 上高地へ向かう途中で、松本電鉄上高地線の新村車庫に寄り道しました。


 車庫内には、これまた元地元の、塗色変更された青ガエルが整備中のようです。


 側線には、写真の撮りづらい狭い所に凸電が休んでいました。


 ED301 で、元国鉄の ED223 でしょうか。


 車庫のすぐ近くが新村駅です。


 東急時代と同じ形式の5000系が、2両編成で本線を通過して行きました。


 以上、鉄分少なめの夏休みでした。

2021年4月26日月曜日

 梅小路蒸気機関車館で見た 義経号 1997.6.24

 機会があるたびに覗いていた梅小路蒸気機関車館ですが、交通科学博物館で保存されていた 義経号 こと 7105 が来ているとの話を知り、早速訪問してみました。

 梅雨の時期で、天候もよろしくないので、来訪者はごく僅かでした。

 くだんの 7105 は確かにいたのですが、扇形庫の中に鎮座して、何やら整備中です。


 これ以上の写真が撮れないでいると、スチーム号を牽引していた 8630 が仕事を終え、ターンテーブルに乗って来ました。


 少ない見物人の前で、ターンテーブルを回します。



 扇形庫には入れなかったので、車両写真が撮影できました。


 小雨模様なので、下回りも暗くならずに写ります。


 このあと、何故か C612 がターンテーブルに乗りました。


 方向転換して、8630 の脇に移動です。


 おかげで、2両の並びの写真が撮れました。


 他のSLたちは定位置に置かれたままで、前回移動されて撮影出来た B2010 も、客車の前のいつもの場所に戻っています。


 うまい具合に 7105 を庫の外で撮影できる機会が無いかと思いながら、梅小路をあとにしました。

2021年4月24日土曜日

 トラストトレイン の走る 大井川鐡道 1997.4.26

 この日は、年に数回運転されていた C12164 が牽引するトラストトレインが走るので、この年初めての大井川詣でをしました。

 さらに1001レも運転されるので、3本のSL列車が運転されることになります。

 早朝に出発したので、ロケハンの時間があり、田野駅と駿河徳山駅の間の細道をうろついていると、見ごろとなっている山桜があったので、これを入れて撮ることにしました。


 次の101レも同じ地点ですが、この日はドピーカンなので、煙も出ずに、ひどい逆光になってしまいます。


 なので、コントラストの強すぎる写真になってしまいました。


 次のトラストトレインは順光での撮影と思い、同じ区間ですが、大井川の対岸に回ります。

 先行して普通電車が来ましたが、側面には綺麗に日が当たってくれました。


 遠くから3両の客車を従えて、C12 が近づいて来ます。


 小型機に丁度良い長さの編成です。


 通り過ぎた後は、煙が出なくなってしまいました。


 帰りの列車は、茶畑を入れて順光で撮影出来る、抜里駅の家山駅寄りの道路からとします。

 102レが定刻にやって来ました。


 後補機のELも入れた、ごくまともな列車写真が撮影できました。


 目的のトラストトレインとの間に、普通電車が上下します。


 関西の特急電車が交代でやって来ました。


 霜除けの扇風機の向こうから、C12164 がバック運転で向かってきます。


 トラストトレインのヘッドマークが、順光にくっきりと良く目立ちました。


 気温が高すぎたきらいはありますが、天候に恵まれた良い撮影日和でした。

2021年4月22日木曜日

 復活SL 雨模様の 真岡鐡道(その2) 1997.4.6

 翌、日曜日の真岡鐡道ですが、昨日と同じような天候で、相変わらず小雨が降り続いていました。

 それでもめげずに出かけましたが、先ずは久下田駅と寺内駅の間の、やはり線路際です。

 昨日よりは少し見通せるかなといったところですが、向こうから C12 のヘッドライトが近づいて来ました。


 横風が強く、煙が流されて行きます。


 追いかけの途中で真岡駅を覗いてみましたが、見慣れた車両が並ぶばかりで、何ら変わりはありませんでした。


 次の撮影地は市塙駅と笹原田駅の間ですが、線路から離れて、横からの撮影とします。

 遠くから白煙をなびかせながら、軽い足取りで近づいて来ました。


 天気が悪いので、SLの車体が背景に沈んでしまいます。


 真横に来たところを、流し撮りをやってみました。


 帰りの列車の撮影場所は、昨日と同じ茂木駅と天矢場駅の間の線路際で、少しだけ移動したところです。


 昨日同様、ゆっくりとした足どりで近づいて来ましたが、煙はさらに盛大に吹き上げてきました。


 正面からのアップなので、ヘッドライトの光がレンズ内で反射しているようです。


 天気が悪いままなので、この先での撮影はあきらめて、帰途に着きました。

2021年4月20日火曜日

 復活SL 雨模様の 真岡鐡道(その1) 1997.4.5

 四月の最初の土日を利用して真岡鐡道に C12 を撮影に行ったのですが、この時は両日ともに天候に恵まれませんでした。

 早朝に自宅を出発し、最初に向かったのは寺内駅と真岡駅の間の田園地帯です。

 小雨が降り続き、もやがかかったように遠くが霞んでいるので、線路に近接しての撮影としました。


 列車の後方ですら、うっすらと霞んでいます。


 少し離れた位置に置いたカメラでも撮りましたが、白煙がきれいなものの、切れ味が有りませんでした。


 すぐに追いかけて、今度は市塙駅と笹原田駅の間です。


 ヘッドライトの光が、小雨ににじんでいました。


 最後にアップで撮影しましたが、ボイラー周りにも湯気がまとわりついています。


 このあとは茂木駅に行ってみましたが、ターンテーブルが設置され、その周辺も整備されていました。


 帰りの列車の撮影は、茂木駅と天矢場駅の間の勾配区間です。

 露払いの普通列車が勾配を登って来ました。


 上り列車でも正面向きになった C1266 が白煙を吹き上げながら近づいて来ます。


 非常にゆっくりとした速度で、登ってきました。


 濡れた軌道で空転しないように、慎重に歩を進めているようです。


 このあとは桜が咲いている寺内駅に行ってみたのですが、この天気では全く花の色が出ませんでした。


 低い気温で体が冷えてしまったので、宿の温泉に浸かるべく、これにて早々に引き上げました。