小樽築港機関区

小樽築港機関区

2021年10月30日土曜日

 晩秋の大井川鐡道 SL3列車運転 2004.11.20

 秋も深まったこの日、大井川鐡道でSL列車が3本運転されるので、久しぶりに訪問しました。

 最初の撮影場所は、抜里駅から大井川第一橋梁に向かう築堤ですが、好天過ぎて気温が高くなってしまいました。


 眩しい日差しの中を、近鉄特急が行き交います。


 1本目のSL列車、1001レが近づいて来ました。


 光線が強く前面が黒くつぶれてしまいましたが、牽引機は C108 です。


 気温のせいで、折角力行しているのに煙が良く見えませんでした。


 次の1003レの撮影は、田野口駅と駿河徳山駅の間ですが、ここでは完全な逆光です。


 バックが杉林なので、白煙が良く見えました。


 牽引機は C11190 ですが、明るく補正することで、ようやくナンバーが読み取れます。


 3本目は101レで、田野口駅手前の大井川にかかる道路橋からですが、この場所ではもっと撮影条件が悪く、逆光と日陰でした。


 まわり込んでくると日陰に入り、C11312 の前面は暗くてナンバーは読み取れません。


 帰りの列車の撮影は、塩郷駅と地名駅の間で、大井川の河原に降りてみました。

 C108 がバック運転で戻って来ましたが、当然ながら煙は全く吐いてくれません。


 秋の日が短いこともあり、この日の帰りの列車はこの1本だけで切り上げ、早々に帰路につきました。


2021年10月28日木曜日

 SLの走らない 野辺山SLランド 2004.9.8

 この年は9月に取った夏休み、その帰りにいつものように小海線沿いの道を通り、野辺山SLランド に立寄りました。

 馴染みのベルギー製のSLを撮影しようと思ったのですが、この日は庫に収まっていて、酒井製のDLが牽引していました。


 なので、発車時間を待ってまで走行写真を撮る気にならず、敷地内に置かれている保存機を撮影しました。


 きちんと手入れされているのですが、防錆のために車輪まで塗装されていて、現役で使用されている姿とは異なってしまっています。


 今回はこの3枚を撮影しただけでそそくさと引き上げてしまい、この施設が廃止されてしまった今では、DLの走行写真も撮っておくべきだったと後悔しています。

2021年10月26日火曜日

 今回は9月に訪れた 秩父鉄道 2004.9.4

 この年は夏休みを9月になってから取ることになり、宿泊先に向かう途中での寄り道として、秩父鉄道を撮ることにしました。

 まだ夏の暑さが残るうえ、朝からの曇天で撮影日和とは行きませんが、波久礼駅と樋口駅の間の、国道がオーバークロスする有名地点に向かいます。

 背後をひっきりなしに通過する車を気にしながら待っていると、足元から上りの電車がやって来ました。


 次に来たのは、下りの貨物列車です。


 そして、ようやく C58363 が姿を現わしました。


 この場所での撮影は、ほんのわずかな区間だけなので、だれが撮っても同じようなカットになってしまいます。


 追いかけを開始すると、間もなく雨模様になり、武州日野駅と白久駅の間のポイントに着いた時には、あたりはすっかり濡れてしまっていました。


 線路の横に這いあがり、辛うじて数枚撮影できました。


 帰りの撮影場所は、煙の期待できる浦山口駅と影森駅の間ですが、雨はさらにひどくなり、霞んできた中を、先行する普通電車が通過します。


 パレオエクスプレス がやってくる頃には、さらに暗くなり、SLの車体が沈んでしまいました。


 白煙と白い排気だけは、綺麗に残ってくれたのですが。


 この先の追いかけは、寄居駅と桜沢駅の間の道路橋からです。

 元地下鉄がやって来ました。


 並行する八高線を、DCが追いかけるように通過します。


 相変わらずの雨の中、C58 が白煙を上げながら近づいて来ました。


 ここはまわりが開けているので、先程よりも露出が上がるのは幸いです。


 天候には恵まれませんでしたが、一応撮影できたので満足して、この年の夏休みをスタートしました。


2021年10月24日日曜日

 北海道で 帰りも寄り道 2004.5.31

 SLすずらん号 の撮影で、その前日に寄り道をしましたが、帰りにももう1日鉄をしました。

 最初に行ったのは 小樽交通記念館 で、ここの館内には 7100型静号 が保存されています。


 この展示室は暗いので、適当な台を見つけて、長時間の露光で撮影しました。



 雨の平日なので入場者が少なく、撮影には適した条件です。



 米国ポーター社製の アイアンホース号 は、平日には運転されず、悪天候なので外の展示車両は殆んどパスしました。



 そんな中で、C126 と C5550 は撮影しましたが、どちらもメンテ状況はあまり良好とは言えません。



 次に向かったのは、遠い昔に廃線になった万字線の朝日駅です。



 ここでは屋根付きのスペースに、B201 が保存されています。



 かつては小樽築港機関区にいたのですが、ナンバープレートがオリジナルとは異なっていました。



 最後は大夕張鉄道の南大夕張駅です。

 少々分かりにくい場所で、地元の方に道を尋ねて到着しました。



 ここには客貨車と共に、鉄仮面のような キ1 が保存されています。



  この日は昨日とはうって変わって悪天候で、帰りの飛行機までの時間も無く駆け足で3カ所を巡ったので、じっくりとは撮影できませんでした。


2021年10月22日金曜日

 沼田町に保存された クラウス15 2004.5.29・30

 二日間の SLすずらん号 の撮影でしたが、両日とも最後の撮影は石狩沼田駅の近くだったので、撮影後には保存されている クラウス15号機 を見に行きました。

 保存場所は、駅から近くの ふるさと資料館 でした。

 最初の日は雨模様だったので、庫の扉は開けられていましたが、クラウス は中にいました。


 二日目は晴れていたので、庫の奥にいるアントにより、屋外に出されていました。


 クラウス15号 は、SL現役の頃に近くの明治昭和鉱業所で使用されていましたが、当時は国鉄のSLで手一杯で、訪問した事はありません。


 廃車後に、沼田町指定文化財になり、綺麗な状態で保存されています。


 土日には公開され、雨天以外は外に出されていたので、撮影には好都合でした。


 庫の中から撮ってみましたが、庫の線路の後ろにアントがいます。


 この ふるさと資料館 は現在廃止され、クラウス15号 は少し離れた ほろしん温泉 で、ここと同様に大切に保管されています。


2021年10月20日水曜日

 復活SL SLすずらん号(その2) 2004.5.30

 SLすずらん号 の撮影の2日目です。

 前日とはうって変わって、朝からピーカンです。

 この日も恵比島駅と峠下駅の間に向かったのですが、昨日以上の大混雑で、何とか場所を確保し、前の方の撮影者に頭を出さないようにお願いに出張りました。

 好天なのは良いのですが、ここでは東を向いての撮影なので逆光になります。

 そんな中、カーブの先に C11171 が見えて来ました。


 この光線では、ヘッドマークが綺麗に写りません。


 眼前を通過するまで、シャッターを切り続けました。


 追いかけた先も、また昨日と同じです。


 気温が上がって来たので、煙が霞んでしまいました。


 海の色は綺麗に見えたのですが。


 この日は増毛駅には行かず、帰りの撮影のため、峠下駅と恵比島駅の間をロケハンしました。

 狭い山道で、駐車スペースも無く、また良い場所も見つからず、結局、峠下駅を出てすぐの線路端でお茶を濁します。


 バック運転を正面から撮っても、やはり様になりませんでした。


 帰りの列車の追いかけも、これまた昨日と同じ場所にしてしまいました。


 最後は流し撮りで、水田に映る姿を入れたのですが、高圧鉄塔が邪魔をしています。


 これにて SLすずらん号 の撮影は終わりですが、この後おまけの撮影をしました。