小樽築港機関区

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2022年11月7日月曜日

墺太利鉄旅報告(第7回)2019.8.9  by奥

オーストリア乗り鉄旅第3日目の続きです。次の目的であるアッヘンゼーバーンへ向かいます。上り列車はディーゼル機牽引の客車列車でした。


 戻りは途中のUderns駅で段落としして、対向で来る下り列車を撮りました。駅から歩こうと思いましたが猛暑に音を上げて駅撮りにしてしまいました。


Mayrhofen行きの列車はディーゼルカーでした。
最後に乗車したのイエンバッハ行きの列車はディーゼル機推進(機関車がMayrhofen側に連結)の客車列車でした。

 イエンバッハに戻ってきました。次はアッヘンゼーバーンです。地下道を通り、OBB駅の反対側に回ります。

OBBイエンバッハ駅の本屋。左の方にアッヘンゼーバーンの駅があります。

アッヘンゼーバーン(AchenseeBahn)はイエンバッハからアッヘン湖(AchenSee)の湖畔に至るラック式の登山鉄道です。運賃は往復で€31.0也で、チラタールバーンより高いです。
 アッヘンゼーバーンのイエンバッハ駅です。

 振り返ると車輌基地があります。建屋右横の塔屋とコンベヤーは給炭施設でした。


 理由は分かりませんが何故か電車が置いてありました。

 列車が山を下りてきましたが、後から近づいてきたOBBの電車が先に到着しました。

 到着後直ちに切り離されて給水と給炭に向かいます。
走行装置は複雑ですが、ボイラー回りはごく普通の形態です。

 客車です先頭の席には到着早々乗り込んだ次の列車の乗客がいます。
 1500発の列車ですが乗客はほぼ満員でした。
 給水、給炭を終えて機関車が戻ってきました。

 イエンバッハを発車すると直ぐにラックレール区間になります。
 途中の景色です。
 途中のEbenという駅に交換設備あり、対向列車と交換しました。






対向列車が発車すると機関車が横を通りました。

 機関車は前に回り、列車を牽引する形になりました。ここから終点のSeespitzまでの区間はラックレールなしの緩い勾配なので、前に付けるようです。

 アッヘン湖が見えてきました。
 終点のSeespitzに到着しました。ここから船に連絡しています。というか船着場以外に何もない駅でした。一つ手前の駅が町に近いようです。
イエンバッハ行きは1600発で折り返し時間は10分しかありません。時間帯からしてイエンバッハ行きの方が客が多いので、直ぐに客車に乗り込みました。こんな酔狂な乗り鉄は我々だけと思ったらさにあらず他にも数名が同じ列車で折り返しました。
 アッヘンゼーバーンの終端部。駅と船着場(と駐車場)以外に大きな施設はありません。
 10分間の折り返し間合いで給水します。
 Seespitz駅は線路1本の駅で、推進で発車して少し進んだ所で客車を突放して機回しをします。草軽電鉄の草津温泉駅の機回しと同じ方法です。

 帰りは列車交換もなくラックレール区間に入ります。
 イエンバッハに到着(1642着)して乗客を降ろすと直ぐに、客車を車庫に入れて機関車は給水、給炭所に向かいました。

 入れ替わりに1645発の列車が発車しました。


車庫に収まった客車と、整備中の4号機、横を1号機の推す列車が通過中。

イエンバッハ1731発の列車でウィーンへ戻ります。

帰りもWorglでレイルジェットへ乗り換えになります。イエンバッハから乗車した列車は客車列車でした。

ここは分岐駅なので色々な列車を見ることができます。
アルプス越えの貨物列車は重連です。

ウィーン中央駅着は2205でした。
(第7回、3日目おわり)

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