小樽築港機関区

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2022年11月1日火曜日

墺太利鉄旅報告(第6回)2019.8.9  by奥

 オーストリア鉄旅3日目(8月9日)はチラタールバーンとアッヘンゼーバーンへ行きました。

ウィーンからは相当の距離があり、日帰り往復は強行軍になりますが、LILIPUTのHOe模型製品でお馴染みのチラタールバーンは、私としてはオーストリアので鉄道旅行するうえで外せない路線なのです。
当然に朝早くから行動開始です。
 ウィーン中央駅0530発RJX368列車チューリッヒ行きに乗車しました。レイルジェットが2本併結の編成で真ん中にも機関車が入っていますが後ろの編成は回送扱でした。

 ザルツブルクには0754に到着。見慣れない色の電車が停まっていました。
 ザルツブルグを発車。暫くするとドイツの国内を通過します。
 RJX368列車は目的地のイエンバッハ(Jenbach)は通過なのでウォルグル(Worgl)で後続の普通列車に乗り換えです。
 途中で3重連の貨物列車を見ました。

 定時0950イエンバッハに到着しました。

地下通路を通ってチラタールバーン(Zillertalbahn)の事務室へ行き、乗車券を購入します。1日乗車券はなく当方の意図を説明すると、終点のMayrhofenまでの往復乗車券の購入で追加料金も無しで蒸機列車に乗車でき、途中下車も可能との事でした。(往復で€22.0)

 乗車券を購入して事務室を出ると丁度本日の蒸機列車(1往復/日)の牽引機が出てきました。本日の牽引機は5号機(クラウス・リンツ1930製)です。



 転線して客車編成に連結します。

 ホームに据え付けるところ撮ろうと待ってましたが、そのまま側線で乗客を乗せ始めました。
 Nさんは蒸機列車でMayrhofenまで乗車するとの事ですが、私は走りも撮りたいので、先行する列車で途中まで行くことにしました。シュトラス.イム.チラタール(Strass i.Z.)という駅で到着を撮ります。

到着のシーンなので煙はありません。




ここから蒸機列車に乗車しました。空いてる客車に乗車したらカフェカーでした。リンゴジュースで喉を潤しました。

カフェカーの車内です。他に客はおらず、売店と車内販売の基地としての役割が大きいようです。
カフェカーには他の客はいませんが隣の無蓋車転用のオープンカーは盛況です。
カルテンバッハナンチャラ(Kaltenbach-Stumm)という駅で降りて今度は発車を撮ろうと思います。


 編成が長いので機関車が停まったのがホームのほぼ先端で引きがとれず意図したようには撮れませんでした。

 後続のディーゼルカーの列車に乗って蒸機列車を追い越します。なお、チラタールバーンの列車はワンマンカーではなく車掌が乗務していました。

 チラタールバーンの沿線風景。前方に見えている鉄橋の辺りが撮影スポットのようで、撮り鉄が数名確認できました。
 鉄橋を渡った先も好撮影地のようです。

後続の列車で終点のMayrhofenに先着して蒸機列車の到着を撮ります。




 Mayrhofenに到着した蒸機列車。最後部の貨車は自転車運搬用です。

到着後は乗客が機関車の前で記念撮影タイムですが、しばらくすると三々五々散ってゆき、ゆっくりと機関車の撮影ができます。




イエンバッハへ上り列車はディーゼル機牽引の客車列車です。(次回へ続きます)





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