小樽築港機関区

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2022年7月27日水曜日

 三笠炭鉱遺跡と幌内線跡(その2) 2019.9.16

 炭鉱遺跡を訪ねたあとは幌内線の線路を辿ったのですが、何もなかった幾春別駅の次は弥生駅なのに、1km少々の距離しかないのでうっかり通り過ぎてしまい、唐松駅に行ってしまいました。

 線路は撤去されているものの、広い構内と長いホームに、立派な駅舎が残されていました。


 駅舎の中には、廃止間近の頃のものでしょうか、手書きの時刻表が張り出されたままになっています。

 駅前広場側も、綺麗に整備されていました。


 唐松駅の次は、貨物線の分岐していた三笠駅です。

 三笠駅周辺はクロフォード公園と称して、広い範囲が整備されており、車両も保存されています。

 跨線橋の残るホームには、DD51 が貨物を牽引する格好で置かれ、以前訪れた時と変わらず綺麗な姿でした。


 一方その先に置かれている キハ82系 特急編成は、色はあせて、一部の車体は腐食が進んでいて、保存の手が及んでいないようです。


 このクロフォード公園の先からは、三笠鉄道村まで線路跡を利用したトロッコが運行されていますが、その手前に鉱山用のDLが置かれていました。


 説明板も無く、錆が出始めていたのが気になります。


 三笠駅に戻りまして、この駅舎は綺麗な状態で、内部は店舗として利用されていました。

 駅名版には、かつての駅名であった 幌内太駅 と書かれています。


 岩見沢駅とのほぼ中間に、最後の萱野駅が残されていました。


 ホームに ヨ が1両だけ置かれていますが、駅名標の次駅は 幌内太 になっています。

 そして、何故か ヨ の端部には時計が取付けられていました。


 石碑も置かれ、駅舎は綺麗に保存されています。


 これで幌内線関係は終わりですが、ここまで来たらついでに美唄炭鉱が見たくなりました。

 車だとすぐの距離なので向かうと、最初に目に入るのが美唄鉄道の東明駅のEタンクです。


 相変わらず良い状態で、ホームも残っていました。


 駅舎の方は施錠されていて、中の様子は分かりません。


 外観は、とてもきれいに保たれていました。


 この先、竪坑櫓の残る美唄鉱跡を目指したのですが、途中から急に悪天候になり、大雨のため諦めて引き返してしまったのです。


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