山口線の D51200 は、この前年から本格的に運用についていましたが、多くのファンが押し寄せているとの情報を聞き、近づかないでいました。
それでも D51 が牽引するのは大いに魅力的なので、この年の5月の土日に撮影に向かいました。
あまり線路に近づかない撮影地となると、まずはオーソドックスな宮野駅と仁保駅の間の踏切近くに決めました。
予想通りに撮影者はそれ程ではなく、先に後ろから上りの各停DCが通過します。
ややあって、ドラフト音を響かせながら D51 の姿が見えて来ました。
期待以上の煙を出しながら、こちらに近づいて来ます。
すぐに追いかけて篠目駅ですが、ここには誰もいません。
5月なのに気温が上がりすぎて、煙もドレーンもかすんでしまいました。
次は地福駅の先ですが、ここでも先に交換の普通DCが通過しました。
まもなく発車して来たのですが、やはり高温のため、煙が透けています。
追いかけコースの最後は、お決まりの徳佐のSカーブでした。
気温が低ければ、バックは一面の白煙に覆われたことでしょう。
津和野駅のターンテーブルに D51200 が乗り込みます。
帰りの列車の撮影は、津和野駅からかなり進んだ、水害から復旧した区間です。
ここでもあまり撮影者がいなくて、駐車場も空いていました。
この区間は連続勾配なので、黒煙を上げながらの力走です。
最後は篠目駅の発車ですが、先客がいたので、その後ろからの撮影です。
日の長い季節なので、昼日中と同じような光線でした。
後ろからの撮影なので、どうしてもフェンスが写り込んでしまいます。
これにて1日目の撮影が終了し、ホテルにて明日の作戦を練ることにしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿