小樽築港機関区

小樽築港機関区

2022年10月21日金曜日

墺太利鉄旅報告(第3回)2019.8.8  by奥

 オーストリア鉄旅報告(第3回)

シュトラスホフ鉄道博物館訪問
8月8日(木曜日)この日は夜にウィーン学友協会の音楽会鑑賞の予定を入れたのでウィーンの地下鉄、市電巡りなどにあてました。当初の予定ではウィーンの市電博物館へ行こうかと考えていたのですが、開館日が金曜から月曜日と判明し、行き当たりばったりの行動になりました。Nさんはシェーンブルン宮殿に行くとのことでしたが、私は一人で近郊にある鉄道博物館(Eisenbahn Museum Strasshof)に行きました。中央駅からSバーン(S1)で40分ほどの距離です。Sバーンで直に行かずに途中のLeopoldauまで地下鉄(Uバーン(U1))で行きました。
Leopoldau駅に到着したU1系統の電車。

Sバーンのホームで電車を待っていると貨物列車が通過しました。機関車はOBBではありません。

上りのSバーンの電車は古い型の電車が来ました。

3両ユニット×2本の編成で後ろのユニットは旧塗装でした。ホームと段差があるのでお母さん大変そう。

私の乗る電車は新型車でした。

博物館の最寄り駅のSilberwaldに到着しました。ホームを歩いていると上り電車が到着。
無人駅でホームは踏切を挟んで喰いちがう形に配置されてます。
鐡道博物館がある雰囲気ではありませんが通りに出たら案内看板がありました。
住宅街を抜けた所に腕木式信号機が建っていて入口のとわかりました。入館料€8.00を支払って中へ。メインとなるのは鉄道工場の建屋を転用した建物内の収蔵車輛です。

建屋の入り口に看板代わりに2-10-0テンダー機が置いてあります。観音開きの煙室扉がオーストリア国鉄蒸機の特徴です。
建屋の中へ入ります。中には主に機関車(蒸機と電機)が詰め込まれています。OBBについてはドイツ以上に知識が薄いので殆どが知らない形式です。

黒岩保美氏の鉄道絵画で見た覚えがある機関車です。



 近郊列車用のワンマン運転可能(重油炊き)な蒸機です。



197型は軸配置0-12-0のタンク機でVordernbergのラックレール区間で使用されたもので、進化したゲルスドルフ式機構を備えているそうです。前後の3軸がボギー台車の様に作動するのかと思いますが、からくりの解説を見た覚えがありません。わが国鉄のE10もこの方法を取り入れてれば低評価にならなかったのでは思いました。
こちらの97型も197型と同じくはVordernbergのラックレール区間で使われた蒸機で、軸配置は0-6-2。同区間は今回の旅行の計画を立てる際に調べたところ、1980年代に廃止になり、現在は1部区間(ラックレールの区間)が保存鉄道になり日曜日にディーゼルカーによる運転があるそうです。


52型の100号機が収蔵されています。足回りが黒いのでドイツ機より精悍な感じがします。第2次大戦中にオーストリアでも多数製造され、戦後も使われた形式なので人気があるのでしょうか。オーストリアは鉄道の近代化は電化へ軸足を移したのか、いわゆる近代型蒸機は他に見当たりません。電機も色々なタイプが収容されていました。スイスの電機に似ているようで違う所が面白いです。


クロコダイルもロッドの配置がスイスのとは違います。

ED58がいました。
奥の2線分は修復工事用の工場になっています。
2階の部屋から建屋内を見た所です。石炭が積んであるのは動態機なのでしょう。
建屋外にも車輛が溢れています。次回は屋外の車両をご覧いただきたいと思います。
 後ろに見えるのが先ほどまでいた建屋です。(続く)

0 件のコメント: