小樽築港機関区

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2021年8月2日月曜日

 復活SL SL銀河ドリーム号(その1) 2000.9.4

 夏休みの東北旅行から戻った翌々日、今度は釜石線の SL銀河ドリーム号 の試運転を撮影に行きました。

SL銀河ドリーム号 は、1989年から大型のヘッドマークを付けて運転されていますが、大きすぎるヘッドマークを嫌い、何も付けない試運転日を選んだのです。

 あさイチの新幹線で新花巻駅に着き、レンタカーを借りて追いかけましたが、既にSLは通過し、沿線で三脚を片付けているのを横目で見ながら着いたのは、岩手上郷駅と平倉駅の間の踏切です。

 三脚をセットして、最初にやって来たのは 急行陸中 でした。


 後を追うように、D51498 が近づいて来ます。


 それ程の急勾配ではないのですが、煙を吹き上げてくれました。


 すぐに追いかけを開始し、サミットを越えて陸中大橋駅に行くと、雨が降り、線路が濡れています。


 峠を越えてきた D51 が、ゆっくりと構内を通過して行きました。


 釜石で昼食を摂り、ロケハンをしながら戻ったのですが、沿線は駐車できるスペースが空いてなく、再び陸中大橋駅に来てしまいました。

 小雨が降る中、駅の端っこから、勾配を上って来るのを向かいうちます。


 駅の直前まで急勾配が続くので、D51498 は目一杯の力闘ぶりでした。


 この先の急勾配の急曲線の勾配に備えて、ここから DE10重連 が前補機に付きます。


 待機していた DE10 を連結し、三重連になりました。


 D51 のフロントデッキで何をやっているのかと思ったら、DLの煤煙が降りかかるので、ナンバープレートを保護する板を付けています。


 定刻になり、三重連はトンネルに向けて発車して行きました。


 すぐに追いかけて行き、薄暗くなりかけた柏木平駅と宮守駅の間の勾配区間で列車の通過を待ちます。


 D51498 が勾配を上って来ましたが、給水温め器には DE10 の煤煙が付いて汚れていました。


 明日、もう一日撮影ができるので、予約していたホテルに向かいました。

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