小樽築港機関区

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2022年2月9日水曜日

 復活SL ハッセル抱えた最後の山口線 2010.10.30

 いよいよ山口県での仕事が終わりが近づき、月に1度の山口線行きも無くなるので、この10月には2度目の撮影にハッセルブラッドを携えて向かいました。

 今回もいつも通りレンタカーを借りて、向かったのは宮野駅と仁保駅の間の直線からカーブにさしかかる地点です。


 この場所は、長玉で正面から撮るのは良いのですが、標準でサイド気味に撮るにはやや狭く、シャッターチャンスはごくわずかです。


 すぐに追いかけて長門峡駅の先の鉄橋ですが、この日も曇天でした。


 それでも気温が低めなので、白煙がきれいにたなびいてくれます。


 次は地福駅の先ですが、曇っているので、いつもとは反対側に向かいました。


 煙は綺麗なのですが、日が当たらないので、鈍い描写になってしまいます。


 最後は徳佐駅の先のSカーブですが、今回は前の方で低いアングルで撮ってみました。


 そして津和野駅のターンテーブルです。


 曇り空なので、逆光にはなりませんでした。


 向きを変えて、所定の停止位置に向かってきます。


 帰りの列車の撮影は、かねてから考えていた津和野城跡に登ることにしました。もっと天気の良い時に行けば良いのですが,次はいつになるかわからないので。

 2両編成の普通DCが来ましたが、よく見ないとどこに写っているのか分かりません。


 汽笛が鳴り響いて、しばらくすると津和野川の鉄橋に姿が見えました。


 津和野の町並みを抜けて、進んできます。


 青野山の頂上には、わずかに雨雲が掛かっていました。


 さらに国民宿舎の下の、築堤を進んで行きます。


 国道からの入り口に設置された、赤い鳥居に近づいて来ました。


 何度か撮影した、直線区間の踏切に差し掛かります。


 さらに少しづつ高度を上げて行きました。


 この先の山裾に入るあたりでは既に道路工事が始まっていて、今ではこのあたりの景色は一変しています。


 遠く去りゆく列車をずっと見送り、長らく続けたハッセルでの山口詣もこれで終わってしまい、感慨深いものがありました。


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