小樽築港機関区

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2018年11月30日金曜日

愛知こどもの国の 緑色のSL 2000.12.18

 愛知こどもの国の協三工業製のSLについては、今年の8月に12号機について掲載しましたが、その後2年近くたってから再訪しました。

 今回は11号機が使用されていたのですが、客車ばかりかSLの側面まで緑色に塗装されているのを見て、少々驚きました。


 三河湾を望む高台から撮影後、駅に向かいました。

 前回撮影した B12 が、しおかぜ のヘッドマークを付けたまま休んでいます。


 一方駅には、まつかぜ のマークを付けた B11 が、同じく緑に塗装された客車を牽いて、発車を待っていました。


 B12 のテンダーに書かれた文字が気に入らなかったのですが、B11 のこの塗装もおもちゃっぽくて好きになれません。


 沿線での撮影許可をもらい、勾配区間で撮影をしました。


 再び相模湾を俯瞰できる場所にも行きました。


 前回同様に、この日も時折小雨がちらつく生憎の天候ですが、おかげで白煙は綺麗に上がってくれます。


 最後のカットは、職員さんが撮影のために少しだけ駅から列車を走らせてくれました。


 このSL列車は土日くらいしか走らないのですが、天気の良い日を狙って、近々再訪を計画しているところです。

2018年11月28日水曜日

今年も秋の秩父路へ 2000.11.18

 前年に続いて、この年も11月に秩父鉄道の C58363 の撮影に行きました。

 11月になると、他の路線でのSL運転がほぼ終了し、手近で紅葉がきれいな秩父鉄道に足が向いてしまいます。

 今回は、浦山口駅あたりをうろうろして過ごしました。

 最初は駅近くの、川原のキャンプ場からです。


 いつも通りに、先行する電車を撮影して、SLパレオエクスプレスの通過を待ちます。

 間口が狭いので、時間が迫って来ると線路をじっと見つめていましたが、結構接近音が聞こえてきました。


 引いて撮ると、水面が水鏡になり、綺麗に写ってくれました。


 帰りの列車の撮影場所は、ここから少し山の方に上がって行きました。

 鉄橋が見下ろせる場所があります。

 秋の傾き始めた光の中を、良い煙を吐きながらやって来ました。


 ここも撮影できる範囲は限られています。


 後日同じ場所に行ってみたのですが、野生の猿の大群に占拠されていて、近づけませんでした。

2018年11月26日月曜日

梅小路の静態保存機 2000.10.6

 何度も訪れている梅小路蒸気機関車館ですが、普段は扇形庫の中に納まっている静態保存機が、作業の都合でしょうか、庫から出ていることがあります。

 東海道線の電車で近くを通るときにはいつもチェックしていて、今回は多くの機関車が出されているのを確認し、早速訪れました。


 C551 と C622 は、並んで庫の中ですが、邪魔物が無く、すっきりと撮れました。

 ヤード側には、2両が並んでいます。



 9633 と C1164 です。


 いずれもテンダー後部には説明板が付けられたままになっていて、目障りです。


 ターンテーブル側にも2両出ていました。


 まずは D511 です。


 そして、D52468 。


 D52 が出ているのを見たのは、今回が初めてです。


 D52 の前部をアップで撮ると、ボイラーの太さが良く目立ちます。


 D型機の並びですが、やはり後ろの説明板が邪魔です。


 1~2両が出ていることは良くありますが、4両も出ていたのは初めてでした。

2018年11月24日土曜日

再び SLふらの・びえい号(その2) 2000.9.16

 SLふらの・びえい号 撮影の2日目ですが、この日は今回の撮影旅行で唯一の晴天になってくれました。

 張り切って出かけたのは、美瑛駅と美馬牛駅の間です。


 久しぶりの陽光を浴びながら、C11171 が近づいて来ました。


 釧路での運転を除いて、北海道のSL列車にはDLの補機が付くのが残念ですが。

 今日の追いかけは、発車の煙を期待して、ラベンダー駅の西中駅寄りとしました。


 ピーカンで青空がきれいなのですが、列車はバックの緑に沈んでしまいます。


 昼食後は、折返しの6号を見に、富良野駅に行ってみました。


 まだ発車まで時間があるので、のんびりとしています。

 今度の撮影場所は、好天なので昨日のリベンジと思い、また畑の上に登りました。


 ところが、撮影場所や遠くの山は陽が照っているのに、肝心の列車には雲がかかって日陰になってしまいました。


 昨日同様、列車の後ろからの風も強いです。


 遠くに走り去る姿まで、ずっと撮影できるのは良いのですが。


 天候に恵まれなかった、今回の道央撮影旅行でした。

2018年11月22日木曜日

再び SLふらの・びえい号(その1) 2000.9.15

 道央の炭鉱路線を巡った後に、富良野線のSL列車を求めてやって来ました。

 昨年6月の訪問時には、ノロッコ号のオープン客車が使用されていましたが、この年は SLすずらん号 の編成が使用され、観光路線としては地味な印象を受けました。

 最初は北海道らしさを求めて、美馬牛駅と上富良野駅の間で撮影地を探したのですが、この区間は下り列車に対して下り勾配で、煙は期待できません。


 小雨の中を、やはり無煙で通過して行きました。


 次は、上富良野駅と西中駅の間で追い越せました。


 雨は殆んど上がってくれましたが、どんよりとした中をやって来ました。


 後補機のDLの赤い色が目立ちます。

 SL牽引列車は、下りが1号なのに上りは6号となり、次の撮影まで時間が空きます。

 天候が少し回復したので、ラベンダー畑の上の方まで上ってみました。
 ここからは、ラベンダー畑駅に到着する列車が見えます。


 駅を発車したばかりの時は、列車の後方からの追い風が強いので、C11171 が後補機のように見えます。


 少し加速して、ようやく煙が上に上がりました。


 そして速度が上がり、ようやくまともな姿になりました。


 遠くの山はまだ雲の中で、かすかに見えるだけです。


 追いかけて行くと上富良野駅と美馬牛駅の間で撮影できるのですが、ここらは小雨模様で露出が上がらず、SLの姿は沈んでしまいました。


 今回の撮影旅行は雨続きで、日ごろの行ないの悪さが出てしまったようです。

2018年11月20日火曜日

三笠鉄道村の S-304 2000.9.14

 官営幌内鉄道からの長い歴史を持つ幌内線は、1987年度に廃止されましたが、三笠市が幌内駅と三笠駅間を 鉄道博物館・三笠鉄道村 として整備しました。

 その内、三笠駅跡を利用したクロフォード公園を、雨が降る中、先に訪問しました。


 キハ82100 という、少々変わった車両を含むDC特急編成が保存されていますが、少々雨垂れによる汚れが気になります。

 駅構内の跨線橋の下には、DD51 と貨車が保存されていました。


 この先の幌内駅には、鉄原コークス室蘭工場にいた S-304 が動態保存されていますが、この日は平日なので車庫に眠っているはずです。

 ところが幌内駅に近づくと、眼下に S-304 が動いているのを目にしました。


 このあと S-304 は駅構内に移動して、給水を始めました。


 この日は子供たちが遠足で乗車しに来たので、特別に運転したとのことです。


 給水を終えるとそそくさと車庫に入って行き、扉が閉められてしまいました。


 扉の中は全くうかがい知れないので、今回は全く幸運だったのですが、知っていたならば三笠駅に寄らずに来たのにと残念がりました。

 ここにはほかにも多数の車両が保存されています。


 DD1615 や キ274 がいます。


 この他にも多くの車両があるのですが、今回は省略とします。