1988年に北海道鉄道文化協議会が、現役の頃に近い姿でC623を復活運転するようになり、それならば北海道旅行の1日をその撮影にあててみようと向かってみました。
7月始めの暑い日、勾配のある区間が良かろうと、銀山駅の然別駅寄りの踏切横にクルマを止め、近くの線路端でカメラを構えました。
暑さのため煙が上がりませんでしたが、すぐに小沢駅方面へと追いかけました。
倶知安峠の手前の線路端に出ましたが、先ほどと同じようなアングルです。
どこで撮ったのか分らんような、面白くない写真です。
撮影後、この当時の終着である倶知安駅に向かいました。
この頃は規制も厳しくなく、現役時代のように、ホームから下りての撮影も黙認してくれました。
C623は客車を中線に移動させた後、ターンテーブルに向かいます。
同業者も少なく、自由に撮影できました。
倶知安駅に3142Dが入線してきたので、一応記録しておきます。
帰りのニセコ号は有名な北四踏切で、羊蹄山をバックに撮影です。
露払いとして、2531Dが通過しました。
定番の位置には人が大勢いた(今の感覚ではまばらな程度)ので、踏切の反対側からの撮影とします。
猛烈な黒煙を上げながら近づいて来ました。
この先の撮影地には同業者のクルマの後をついて行くことにします。
着いたのは蘭島駅と塩谷駅の間のポイントでした。
ここでも景気よく煙を上げてくれます。
この時はカメラ1台、三脚無しで、撮影地の予備知識もない状態でしたが、SL現役の頃を思い出させるC62の姿を見て、その後、各地に復活SLを追いかけるようになってしまいました。
次回からはSL現役の頃の東北地方を巡ります。
いつもご覧頂きありがとうございます。↓クルマで足尾線のC12重連を追う 1970.7.21より
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