小樽築港機関区

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2020年9月29日火曜日

 朝霧に包まれた 板谷峠 1987.10.11

  昨日に続いて板谷峠での撮影で、場所も同じ大沢駅と関根駅の間です。

 ところが昨日の好天とはうって変わって、辺り一面濃い霧に覆われ、殆んど見通しが効きません。

 そんな中を、最初にやって来たのは 特急つばさ2号 です。


 反対方向から勾配を下って来たのは、下りの普通列車です。


 折角客レを重連で牽いて来たのに、勿体ないことです。


 しばらくたつと、霧の向こうから上りの普通列車がぼんやりと見えてきました。


 こちらも重連の牽引で、運用上、朝の客レは重連になっているのでしょうか。


 この状態での長居は無用とばかりに、次の撮影地に向けて早々に立ち去りました。

2020年9月27日日曜日

 10月に訪れた 板谷峠 1987.10.10

 午前中に磐越東線の DD51 を撮影して、次に訪れたのは奥羽本線の板谷峠でした。

 福島側から向かったので、先ずは板谷駅から赤岩駅方向に戻った地点から撮影の開始です。

 秋の斜光線が強く当たり、コントラストの強い中を、特急つばさ7号 が急勾配を駆け上がって来ました。


 もう少し先まで歩いて、今度は下りの普通列車ですが、虎ロープが少々邪魔をしています。


 逆方向から上りの普通列車が来ましたが、長玉でのカットは色が飛んでしまいました。


 そして近づいてのアップでは、車体の赤が強すぎます。


 次の 特急つばさ9号 は、トンネルからの飛び出しを狙いました。


 反対からの 特急つばさ10号 は、半逆光でお面がつぶれてしまいます。


 後追いならば、ベタの順光で綺麗なカットが撮れました。


 次は臨時の 特急つばさ81号 で、583系がやって来ましたが、木々の影が長くて日が当たってくれません。


 近づいたところでは良い光線ですが、後ろの方が隠れてしまいました。


 ここで場所を移動し、今度は大沢駅と関根駅の間で、板谷駅あたりに比べると開けています。

 最初に峠道を上って来たのは、臨時列車の回送でした。


 後を追うように上って来たのは、特急つばさ12号 です。


 下り線の方は日陰に入ってしまい、特急つばさ11号 は全く日が当たりませんでした。


 いよいよ傾いた日射しの中を、上りの普通列車がやって来ました。


 残念ながら、正面には日が当たってくれません。


 反対の下り列車では、正面だけに日が当たっていました。


 遂に日が暮れた中を、特急つばさ15号 がヘッドライトを輝かせながら通過します。


 これにて撮影をあきらめ、本日の宿に向かいました。

2020年9月25日金曜日

 磐越東線の DD51重連 1987.10.10

 この年の秋の撮影旅行、最初の目的地は DD51重連 の貨物列車が走る磐越東線です。

 いつも通り前夜出発し、東北道から早朝の舞木駅に到着しました。

 まだ明けきらない中を、下りの貨物列車が駅構内に到着します。


 この駅は通過で、郡山ターミナルへと向かいます。


 数量のタキの編成を牽いて、スプリングポイントに進入してきました。


 次は上りの貨物列車です。

 少し進んで、三春駅と要田駅の間の、勾配と曲線の多い区間に行きました。

 しばらく待つうちに、山裾から DD51重連 が現れました。


 先程の下り貨物よりも短い編成です。


 乗務員は一人でしょうが、なんともアンバランスな編成が通過して行きました。


 磐越東線の撮影は早々に切り上げて、ここから板谷峠に向かいました。

2020年9月23日水曜日

 信越本線 熊ノ平 へ寄り道 1987.8.29

  夏休みに涼しさを求めて軽井沢に行くようになり、まだ高速道路が無かったので国道18号線を走るのですが、碓氷峠では旧道を通り信越本線の撮影をしていました。

 この日は熊ノ平信号場へ立ち寄りましたが、かつては駅だったので、トンネルを抜けて信号場までの道もそこそこ整備されていました。

 最初に現れたのは 特急あさま10号 で、EF63重連を先頭にやって来ました。


 EF63 は構内のレベル区間に入って来ましたが、189系 はまだ下り勾配の途中です。


 後追いで撮ると綺麗な順光になります。


 最後尾が通過するときには、EF63 は既にトンネルに突入していました。


 次は下りの 特急あさま9号 で、189系の先頭部がトンネルから顔を出してきました。


 下り列車は正面には日が当たりますが、側面は北側なので日陰になります。


 後追いで EF63 が押上げる姿を撮影しますが、完全な逆光になってしまいます。


 下り線のトンネルの左側には、かつてアプト式の時代の旧トンネルが並んでいます。


 旅行途中の寄り道なので、撮影はこの2本だけとして、軽井沢に向かいました。

2020年9月21日月曜日

 電車が走っていた 栗原電鉄 1987.4.18

 この当時は 栗原電鉄 という名称で、当然ながら電車が走っていましたが、1995年に資金難から車両をDC化して、社名も くりはら田園鉄道 と変わってしまいました。

 その後、2007年には廃線になってしまいましたが、線路跡や施設等がそのまま多く残り、レールパークも作られています。

 大船渡線での撮影後、最初に向かったのはこの線の車庫のある若柳駅です。


 日中だからでしょうか、多くの車両が休んでいました。


 附随車と電動車では、前面形状が全く異なっていますが、この種の小私鉄にしては異常に車体がきれいです。


 走行写真を撮りに、谷地畑駅の先の、田園地帯に行きました。


 下りの単行電車が近づいて来ます。


 綺麗な塗装で、模型の電車が走っているようです。


 上り電車は線路際から撮ってみましたが、背後には東北新幹線の高架橋が見えます。


 金太郎塗りの綺麗な顔を見送りました。


 もう少しじっくりと撮影すればよかったのですが、結局栗原電鉄の撮影は、この時だけになってしまいました。

2020年9月19日土曜日

 大船渡線の貨物列車 1987.4.18

 大船渡線の無煙化は比較的早く1968年に完了しましたが、その頃はまだ幹線筋のSLが多く健在で、そちらばかりを追いかけていました。

 そんな訳で、大船渡線に踏み入れたのはこの時が初めてですが、とはいってもこの頃貨物列車は陸中松川駅までしか運航されていなかったので、わずかな距離を乗り込んだだけです。

 一ノ関駅から程近い真滝駅と陸中門崎駅の間の、北上川にかかる鉄橋の川原に到着し、最初の撮影は、下りの 快速むろね です。


 急行型の間に、1両色違いの一般型が挟まれていました。


 次は後ろから上りの普通列車ですが、そのままの場所で後追いでの撮影です。


 こちらは3両揃った、ローカル列車らしい編成でした。


 今度の列車が、お目当ての下り貨物列車です。


 陸中松川駅までの列車で、三菱鉱業セメントの専用貨物です。


 トラス橋を渡る列車を撮るときには、どこでシャッターを切れば良いのか、いつも迷ってしまいます。


 これにて目的達成で、次の撮影地に移動しました。