小樽築港機関区

小樽築港機関区

2021年3月31日水曜日

 大阪駅周辺をお散歩 1996.4.7

 前日は叡電の鞍馬線をうろついたのですが、この日も暇つぶしに、カメラを片手に散歩に出かけました。

 歩いて数分で、新大阪駅との間の東海道本線の淀川の鉄橋につきます。

 この日は春霞が立ち込める撮影には不向きな天候で、付近の超高層ビルもうっすらと見える程度の悪条件でした。

 何も下調べせずに来たのですが、最初にやって来たのは EF81 牽引のトワイライトエクスプレスです。


 今度は下りの列車線を、ボンネットを先頭にした 特急雷鳥 が鉄橋を渡って来ました。


 暇つぶしの撮影ではありますが、この時代に走っていた車両の記録にはなります。


 ブルーに塗られた 201系 の各停も、今となっては懐かしい姿です。


 架線の下を走るDC特急は、山陰線に向かう 特急はまかぜ で、オリジナル塗装が当たり前の時代です。


 お次は電車線を、快速電車がやって来ました。


 場所を変えて、北梅田の方向に歩きます。

 ヤードに DE10 が並んで停泊していました。


 少し高い所から梅田貨物線を見下ろすと、京都駅に向けて 特急はるか が走り去って行きます。


 今度は元祖振り子電車の 特急くろしお が、これもオリジナルの特急塗装の綺麗な姿で通過して行きました。


 暇つぶしはここまでで、このあとは梅田で所用を済ませてから戻りました。

2021年3月29日月曜日

 叡山電鉄 鞍馬線 二ノ瀬駅 1996.4.6

 単身赴任の土曜日、特に予定も無いので前回同様京都に向かい、今度は叡電の鞍馬線に乗ってみました。

 鞍馬線の沿線も宅地化が進みましたが、二ノ瀬駅を過ぎたあたりからは勾配がきつくなり、鞍馬に向けて山に分け入って行きます。

 二ノ瀬駅は、その手前の紅葉のトンネルが秋には賑わいますが、それ以外の季節には殆んど乗降客の姿が見られません。

 線路沿いを貴船口駅方向にしばらく歩くと、線路は勾配と急曲線で、木々の隙間を縫うようになってきました。


 少し開けたカーブ地点があり、ここでやって来る電車を撮影します。


 帯の色は違うのですが、同じ形の電車ばかりがやってきて、旧型車は既に運用から外れているのでしょうか。


 ところが同じ電車と思っていたら、パンタグラフや屋根上機器が違っているようです。


 それでも似た様な電車ばかりの上り下りなので、そろそろ飽きてきました。


 鞍馬に向かう電車を後追いで撮影し、これにて戻ることにします。


 二ノ瀬駅の待合室で、椅子に座って上り電車を待ちました。


 時間を持て余したので、ホームにも出てみました。


 待合室でもうすぐ電車が来るかと思っていたら、先着の下り電車の600系が入線してしまい、撮り逃がしてしまいました。


 乗車する電車との交換を撮影しただけで、さっさと引き上げてしまい、今となっては後悔しています。

2021年3月27日土曜日

 春分の日に訪れた 嵐電 1996.3.20

 この日は春分の日で仕事はお休み、山口線から戻ったばかりでしたが、特に予定も無かったので、のんびりと京福電鉄、嵐電の撮影に出かけました。

 最初に向かったのは北野線の高雄口駅と鳴滝駅の間で、この区間は桜の季節には大勢の人で賑わうのですが、まだ早すぎるので誰もいませんでした。


 上りと下り、1本ずつを撮って、やって来る電車は変わりばえしないので、北野線はこれでおしまいにします。


 帷子ノ辻駅まで電車で戻り、太秦駅の方向に向かいました。


 電車の背後の太秦駅までは専用軌道ですが、この駅を出ると併用軌道、路面電車になります。


 広隆寺の楼門を横目に、上り電車が通り過ぎて行きました。


 そして道路を斜めに横切って、太秦駅に進入して行きます。


 今度は太秦駅を通り過ぎ、蚕ノ社駅方向に進み、専用軌道の区間で撮影しました。


 蚕ノ社駅に単行電車が停車している様子は、大都市京都の町なかとは思えません。


 蚕ノ社駅を出て東に向かうと再び併用軌道になり、窮屈そうに走り去って行きました。


 カメラ1台を肩にかけて、暇つぶしの撮影でした。

2021年3月25日木曜日

 復活SL 早春の山口線 1996.3.16

 毎年3月を迎えると運転を再開する SLやまぐち号 ですが、大阪から2回目の日帰りの撮影に出かけました。

 まだ気温が低いので煙は期待できますが、天候は曇り空、雨の心配はなさそうですが、スカッと青空とは行きませんでした。

 向かったのは仁保駅と篠目駅の間で、後方の山裾からの撮影者の邪魔にならないように、Sカーブの線路際です。

 いつものように、特急おき が勾配を下って行きました。


 仁保駅を発車する汽笛が聞こえてからしばらくたつと、カーブの向こうから C571 が姿を現わします。


 直線区間を近づいて来ました。


 カーブに差し掛かり、車体を傾けます。


 空転することもなく、眼前を通り過ぎて行きました。


 この場所から車まではかなりの距離があったのですが、それでも徳佐駅の停車中には追い越せます。


 横風が強いのですが、幸い煙は反対側に流れてくれました。


 最後にサイドビューを撮影して終了です。


 帰りの列車の撮影場所は、津和野の町から国道に通じる道の途中、線路を見下ろせる場所を確保できました。

 先ずは黄色く塗装された普通DCからです。


 津和野駅を発車する汽笛が響き、しばらくたつと煙が見えて来ました。


 下の踏切には、撮影者の姿があまり無いようです。


 石州瓦の家並みを抜けて近づいて来ました。


 眼下にやって来ましたが、期待したほど煙は出してくれません。


 すぐに追いかけて、長門峡駅の発車直後を狙いますが、既に夕暮れが近く、薄暗くなっていました。


 ヘッドライトを輝かせて、ドレーンをまき散らしながら加速してきます。


 かなり暗くなってきたので、この先での撮影はあきらめて、小郡駅に向かいました。

2021年3月23日火曜日

 復活SL 重連牽引の SL北びわこ号 1996.3.2

 SL北びわこ号 の撮影が続いていますが、この日は C571 と C56160 が重連で牽引するとのことで、何はさておき、はせ参じました。

 北びわ湖のあたりは日本海側からの風の通り道であり、冬場から春先にかけては天気がよろしくないのですが、出かけてみたところやはり撮影には悪条件でした。

 撮影場所はここのところ同じ姉川へ向かっての築堤ですが、どんよりとした天候で、まるでコントラストが無い中、背後から EF81 牽引の貨物列車が通過しました。


 次位の EF81 はパンタを下げた回送ですが、本務機の側面にはJR貨物の宣伝が描かれています。

 悪条件の上、横風も強まったなかを、下りの SL北びわこ号 がやって来ました。


 客車はおろか、次位の C56 までが煙の中です。


 サイドからの撮影で、辛うじて C56 の顔が見えました。


 次の上りの撮影のため、いつものように河毛駅側に移動します。

 ボンネット型の 特急しらさぎ が来ましたが、色が霞んでしまっています。


 さらに天候が悪化し、小雪がちらつき始めた中を、上りの SL北びわこ号 が C56160 を先頭にバック運転で近づいて来ましたが、またしても強風で煙が流されてしまいました。


 真横に来たところで、ようやく2両共はっきりと姿を確認できます。


 後追いでのカットを撮影し、列車を見送りました。


 折角の重連運転でしたが、今回のデキは最悪でした。