小樽築港機関区

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2025年10月15日水曜日

 庭園鉄道建設記-4

  前回までの作業のあと、駅とヤード部分の路盤づくりを続けます。

 反対側(東側)の作業が進みました。


 上の写真の左側2線が駅で、右側2線がヤードになります。

 反対側から見るとこうなりました。


 仕上がったときには車両の収納に使う物置が届いたので、テラスの上に据え付けます。


 当面は線路や線路敷設のための道具入れですね。

 この先は線路の路盤を作るのですが、曲線部分は半径1195mmのレーマンのR3を使用します。

 そのためには定木が必要なので、大工さんにベニヤ板で作成してもらいました。


 半円状のものが2枚です。

 組み合わせるときちんと正円になり、大工さんの腕は確かでした。


 これをヤードの端部に置いてみて、どんな様子か確認します。


 もう1枚を反対側に。


 何となくイメージができたところで、この先、いよいよ築堤の製作に入ります。


2025年10月5日日曜日

 庭園鉄道建設記-3

  駅とヤード部分に人工木材を並べて行きます。

 位置はメジャーで基準点からの水平距離で確認し、路盤のレベルについては水平器を使用して設置を始めました。


 人工木材が2枚連続する部分には、アルミアングルを使用して一体化を図ります。


 分岐器のカーブ部分等についてはアングルでの連結ができませんので、角度を測りながら位置決めをしました。


 この時点での全体の様子です。


 並べ終わったら、隙間を砕石で動かないように固定しました。


 この時は板の裏側には空洞が多くありますので、そこに砕石(細かいものを選別)を押し込むのに苦労しました。


 板の無い部分については直接砕石の上に線路が乗ることになるので、その部分はレベルに注意しながら敷き詰めていきます。


 反対側の分岐部方向はまだ手付かずです。


 簡単に記入しましたが、これだけの長さを水平を出しながら、さらに枕木方向のレベル出しをしながら並べるのに思った以上に苦労しました。

 この先も同じ作業が続きます。