この日の朝からの撮影を終えたあと南稚内駅まで戻り、上りDCに乗車して、次の撮影地の芦川駅に移動します。
上り貨物列車が来るので徳満駅方向に歩きましたが、開けた場所が見つからず、正面勝ちの撮影になってしまいました。
再び移動のため芦川駅に戻ります。
反対方向から下りDCの単行が到着しましたが、タブレット交換の駅員が出迎えていました。
上りDCに数駅だけ乗車し、下沼駅まで行きました。
ここから稚内駅方向に戻るのですが、交換の上り貨物が先着します。
程なく乗車する321レが到着しましたが、牽引して来たのは待望の C5530 でした。
途中の抜海駅に着いた時には既に夕闇が迫っていました。
ここでは交換待ちでしばらく停車するので、三脚をセットしてバルブ撮影をします。
誰にも邪魔されることなく、撮影を楽しめました。
このあとは南稚内駅まで乗車し、布団で寝ることができました。
2016年に 写真集「SL現役の頃」 を自費出版し、SL時代の撮影フィルムの整理が完了しました。
引続き、SL無き後に撮影したものについても順次デジタル化を進めています。
同時に、相変わらず現在でも撮影に足を運んでいます。 といったところで
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現役の頃/その後/現在、を取り混ぜながら拙作をご紹介します。写真クリックで大画面もご覧下さい。
小樽築港機関区
2020年3月30日月曜日
2020年3月28日土曜日
最北を行く 宗谷本線のSL その1 1974.9.5
北海道の撮影の定宿である夜行列車から、早朝の南稚内駅に降り立ちました。
駅前の朝からやっている店で腹ごしらえをし、稚内機関区に向かいました。
ここでは上りの各停、324レを牽引するSLを整備しています。
転属してきた C57130 ですが、多くの改造を受けた上、なにやら薄汚れた姿です。
やがて稚内駅に向かって、バック運転で出区して行きました。
ここから徒歩で撮影地に向かうのですが、線路端をせっせと歩いた先に、小高い丘に通じる鉄向けの踏み分け道があります。
先に通過するのは、下りのDCです。
この列車が稚内駅に到着後、先程の C57130 牽引の客レがお出ましになります。
強い横風を受けながら、次第に近づいて来ました。
北の原野に、門デフは少々似合いません。
通り過ぎて行くと、風向きが変わるのか、煙が纏わりついて来ました。
このあとしばらく待つと、上り貨物を牽引して 9600 が彼方から姿を現わします。
足の短かい 9600 は、なかなか近付いて来ません。
程よい長さの貨車を従えて、ゆっくりと通過して行きました。
これで駅に戻り上りのDCで移動するのですが、先程の貨物と抜海駅で交換して、下り貨物がやって来ます。
こちらは下り勾配なので、軽やかな足取りで通過して行きました。
このあとは、少し南に移動して撮影を続けますが、それについては次回に掲載します。
駅前の朝からやっている店で腹ごしらえをし、稚内機関区に向かいました。
ここでは上りの各停、324レを牽引するSLを整備しています。
転属してきた C57130 ですが、多くの改造を受けた上、なにやら薄汚れた姿です。
やがて稚内駅に向かって、バック運転で出区して行きました。
ここから徒歩で撮影地に向かうのですが、線路端をせっせと歩いた先に、小高い丘に通じる鉄向けの踏み分け道があります。
先に通過するのは、下りのDCです。
この列車が稚内駅に到着後、先程の C57130 牽引の客レがお出ましになります。
強い横風を受けながら、次第に近づいて来ました。
北の原野に、門デフは少々似合いません。
通り過ぎて行くと、風向きが変わるのか、煙が纏わりついて来ました。
このあとしばらく待つと、上り貨物を牽引して 9600 が彼方から姿を現わします。
足の短かい 9600 は、なかなか近付いて来ません。
程よい長さの貨車を従えて、ゆっくりと通過して行きました。
これで駅に戻り上りのDCで移動するのですが、先程の貨物と抜海駅で交換して、下り貨物がやって来ます。
こちらは下り勾配なので、軽やかな足取りで通過して行きました。
このあとは、少し南に移動して撮影を続けますが、それについては次回に掲載します。
2020年3月26日木曜日
留萌本線の D51 と D61 1974.9.4
長々と深川駅で時間をつぶして、ようやく留萌本線の普通DCに乗車し、SL牽引の貨物列車の撮影に向かいました。
下車したのは恵比島駅で、次の峠下駅との間に峠越えがあり、下り列車では煙が期待できるからです。
ここはSL全廃後にSLすずらん号が運転され、有名撮影地として大勢のファンが押し寄せましたが、当時でも山越え区間として知られていました。
次の貨物は補機付なのですが、長い編成全体を撮影できる場所が探せず、線路の正面からの撮影になりました。
本務機の D514 は以前にも撮影したカマで、ここらでは他にナメクジはいないので、遠くからでも識別できます。
最後尾には標準型の D51 が付いていますが、全く煙を上げず、本当に後押しをしているのかと思えました。
目の前を通過してから、ようやく煙を上げ始め、長いセキの列を押して行きました。
ここ留萌本線の貨物列車は本数が少なく、そのため以前来た時には素通りし、羽幌線の方に行ってしまいましたが、今回は先には進まずに引き返し、途中の秩父別駅で下車して、効率よく撮影します。
秩父別駅のすぐ南には、線路をオーバークロスする国道があり、撮影にうってつけです。
はるか田圃の向こうから、下りのDCがやって来るのが見えました。
しばらくすると、今度は単機回送が近づいて来ます。
D61 でしたが、上から撮っているので従台車が写らず、ナンバープレートを見なければ、ただの標準型の D51 です。
次は上りの貨物列車で、秩父別駅に停車後、黒煙を上げながら発車して来ました。
初秋の夕日を受けながら、眼下を通り過ぎて行きました。
このあとは深川駅に戻り、明日の目的地に向け、夜行列車の乗客になります。
下車したのは恵比島駅で、次の峠下駅との間に峠越えがあり、下り列車では煙が期待できるからです。
ここはSL全廃後にSLすずらん号が運転され、有名撮影地として大勢のファンが押し寄せましたが、当時でも山越え区間として知られていました。
次の貨物は補機付なのですが、長い編成全体を撮影できる場所が探せず、線路の正面からの撮影になりました。
本務機の D514 は以前にも撮影したカマで、ここらでは他にナメクジはいないので、遠くからでも識別できます。
最後尾には標準型の D51 が付いていますが、全く煙を上げず、本当に後押しをしているのかと思えました。
目の前を通過してから、ようやく煙を上げ始め、長いセキの列を押して行きました。
ここ留萌本線の貨物列車は本数が少なく、そのため以前来た時には素通りし、羽幌線の方に行ってしまいましたが、今回は先には進まずに引き返し、途中の秩父別駅で下車して、効率よく撮影します。
秩父別駅のすぐ南には、線路をオーバークロスする国道があり、撮影にうってつけです。
はるか田圃の向こうから、下りのDCがやって来るのが見えました。
しばらくすると、今度は単機回送が近づいて来ます。
D61 でしたが、上から撮っているので従台車が写らず、ナンバープレートを見なければ、ただの標準型の D51 です。
次は上りの貨物列車で、秩父別駅に停車後、黒煙を上げながら発車して来ました。
初秋の夕日を受けながら、眼下を通り過ぎて行きました。
このあとは深川駅に戻り、明日の目的地に向け、夜行列車の乗客になります。
2020年3月24日火曜日
深名線の 9600 と 深川駅にて 1974.9.4
深名線は深川駅と名寄駅を結ぶローカル線で、冬季の豪雪地帯の唯一の交通手段として、沿線住民に利用されていました。
しかしながら沿線は過疎地帯なので、列車の運転本数は非常に少なく、撮影に向かうのが困難な路線でした。
今回は、深名線の貨物列車を撮影して、すぐに戻れるように計画して、深川駅から程近い鷹泊駅に向かいますが、乗車の前に、深川駅で入換中の 9600 を撮影します。
背後の木製水タンクが良い感じです。
深名線の鷹泊駅と次の沼牛駅との間には峠越えがあり、煙が期待できます。
ワフを1両牽いているだけですが、迫力ある煙を上げてくれました。
すぐに駅に戻り、帰りの列車に乗車します。
深川駅に戻ったのですが、次の目的の留萌本線も、本線なのに列車本数が少なく、乗車までの長い時間を駅撮りで過ごしました。
先ずは上りの 急行大雪1号 ですが、長大編成ですね。
下りホームに到着したのは、キハ82系の 特急北海 です。
上りホームを発車した 特急おおぞら は、短い6両編成です。
跨線橋から見下ろしていると、留萌本線の各停DCが到着しました。
そして、急行 大雪2号 も到着です。
9600 の姿が見えたので、ホームに降りてみます。
朝に見た 79642 が、相変わらず入換作業に従事していました。
もう一度跨線橋に上がって待っていると、ED76 が貨物列車を牽引してきましたが、前パンを上げています。
この頃の交流機は、後パンを上げるようになっていて、これは北海道スタイルでした。
時間が来て留萌本線の乗客になりましたが、続きは次回に掲載します。
しかしながら沿線は過疎地帯なので、列車の運転本数は非常に少なく、撮影に向かうのが困難な路線でした。
今回は、深名線の貨物列車を撮影して、すぐに戻れるように計画して、深川駅から程近い鷹泊駅に向かいますが、乗車の前に、深川駅で入換中の 9600 を撮影します。
背後の木製水タンクが良い感じです。
深名線の鷹泊駅と次の沼牛駅との間には峠越えがあり、煙が期待できます。
ワフを1両牽いているだけですが、迫力ある煙を上げてくれました。
すぐに駅に戻り、帰りの列車に乗車します。
深川駅に戻ったのですが、次の目的の留萌本線も、本線なのに列車本数が少なく、乗車までの長い時間を駅撮りで過ごしました。
先ずは上りの 急行大雪1号 ですが、長大編成ですね。
下りホームに到着したのは、キハ82系の 特急北海 です。
上りホームを発車した 特急おおぞら は、短い6両編成です。
跨線橋から見下ろしていると、留萌本線の各停DCが到着しました。
そして、急行 大雪2号 も到着です。
9600 の姿が見えたので、ホームに降りてみます。
朝に見た 79642 が、相変わらず入換作業に従事していました。
もう一度跨線橋に上がって待っていると、ED76 が貨物列車を牽引してきましたが、前パンを上げています。
この頃の交流機は、後パンを上げるようになっていて、これは北海道スタイルでした。
時間が来て留萌本線の乗客になりましたが、続きは次回に掲載します。
2020年3月22日日曜日
追分駅から機関区へ 1974.9.3
前回の続きで、再び夕張線の乗客になりましたが、追分駅に向かう途中の川端駅で、下り貨物との列車交換があります。
追分駅に到着すると、上り線のホームの向こう側には、セキの先頭に立つ D51 が見えました。
追分駅の構内で、室蘭本線の上り普通列車を牽いて、C57 が発車して来るのを撮影します。
今度は機関区に向かう途中で、長いセキの編成を牽引した D51 の発車を待ちます。
発車の時はほぼ無煙だったのに、途中から猛烈に黒煙を吹き上げて加速して行きました。
扇形庫の中には、多くの D51 が並んでいました。
同じ D51 でも、並んでいると少しずつ違いがあります。
こういう光景を見ると、SL末期とは思えません。
次は D51286 で、こちらは標準的な北海道スタイルの姿です。
もう夕方近くなので、下回りまで陽が当たり、綺麗に撮影できます。
隅の方には、普通の一つ目の 19673 もいました。
貨物列車の通過待ちなので、窓を開けての撮影です。
追分駅に到着すると、上り線のホームの向こう側には、セキの先頭に立つ D51 が見えました。
追分駅の構内で、室蘭本線の上り普通列車を牽いて、C57 が発車して来るのを撮影します。
今度は機関区に向かう途中で、長いセキの編成を牽引した D51 の発車を待ちます。
発車の時はほぼ無煙だったのに、途中から猛烈に黒煙を吹き上げて加速して行きました。
貨物列車を見送ってから、追分機関区にお邪魔します。
珍しい三つ目の 19650 が目につきました。
扇形庫の中には、多くの D51 が並んでいました。
同じ D51 でも、並んでいると少しずつ違いがあります。
こういう光景を見ると、SL末期とは思えません。
ターンテーブルに、ギースルエジェクターを付けた D51733 が乗りました。
次は D51286 で、こちらは標準的な北海道スタイルの姿です。
もう夕方近くなので、下回りまで陽が当たり、綺麗に撮影できます。
隅の方には、普通の一つ目の 19673 もいました。
このあとは名寄駅を目指し、移動を開始しました。
2020年3月20日金曜日
夕張鉄道と国鉄夕張線 1974.9.3
仙台駅から深夜の連絡船に乗り、函館本線、室蘭本線、そして夕張線と乗り継いで、最初に降りた北海道の地は、夕張鉄道のある鹿ノ谷駅でした。
まず先に、国鉄の方の下り貨物が発車するので、そちらから撮影を開始します。
ギースルエジェクター付きの D51842 の発車を見届けてから、お隣の夕張鉄道を訪問しました。
構内には 27号機 がいて、隣の側線には排雪モーターカー等、以前冬場に見かけた車両が留置されています。
クラの外には、前回見られなかった 12号機 が停まっていました。
キュウーロクの下回りにハチロクの上回りを載せた、と称されていましたが、日立で製作されたこのかわいらしい機関車は、もう本線では使われていません。
周囲を回って、各部を撮影します。
構内のはずれの方にいると、先程撮影した 27号機 が、バック運転で出発して行きました。
隣に並ぶ国鉄線の方でも、上り貨物が発車しましたが、すぐに下り勾配になるので、迫力が有りません。
再び夕張鉄道の方ですが、21号機 が短い編成を牽引してやって来ました。
到着後、アッシュピットに石炭ガラを捨て、作業員がこれを掻き出しています。
その後、給炭・給水と、次の仕業に備えていました。
これにて夕張鉄道を辞し、国鉄夕張線の撮影に向かい、沼ノ沢駅にて下車しました。
この沼ノ沢駅からも、かつては真谷地炭鉱への石炭列車が運行されていましたが、かなり前に無くなっていました。
南清水沢駅方向に進み、上り貨物を撮影します。
勾配を下って来るだけのつまらないカットになりました。
次は下り貨物ですが、乗車列車との時間があまりないので、駅構内近くでの撮影です。
このあたりではまだ力行してくれませんでした。
おあとは追分機関区に向かいましたが、続きは次回に掲載します。
まず先に、国鉄の方の下り貨物が発車するので、そちらから撮影を開始します。
ギースルエジェクター付きの D51842 の発車を見届けてから、お隣の夕張鉄道を訪問しました。
構内には 27号機 がいて、隣の側線には排雪モーターカー等、以前冬場に見かけた車両が留置されています。
クラの外には、前回見られなかった 12号機 が停まっていました。
キュウーロクの下回りにハチロクの上回りを載せた、と称されていましたが、日立で製作されたこのかわいらしい機関車は、もう本線では使われていません。
周囲を回って、各部を撮影します。
構内のはずれの方にいると、先程撮影した 27号機 が、バック運転で出発して行きました。
隣に並ぶ国鉄線の方でも、上り貨物が発車しましたが、すぐに下り勾配になるので、迫力が有りません。
再び夕張鉄道の方ですが、21号機 が短い編成を牽引してやって来ました。
到着後、アッシュピットに石炭ガラを捨て、作業員がこれを掻き出しています。
その後、給炭・給水と、次の仕業に備えていました。
これにて夕張鉄道を辞し、国鉄夕張線の撮影に向かい、沼ノ沢駅にて下車しました。
この沼ノ沢駅からも、かつては真谷地炭鉱への石炭列車が運行されていましたが、かなり前に無くなっていました。
南清水沢駅方向に進み、上り貨物を撮影します。
勾配を下って来るだけのつまらないカットになりました。
次は下り貨物ですが、乗車列車との時間があまりないので、駅構内近くでの撮影です。
このあたりではまだ力行してくれませんでした。
おあとは追分機関区に向かいましたが、続きは次回に掲載します。
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