小樽築港機関区

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2018年12月31日月曜日

SL錦秋湖号(その3) 2002.9.12

 SL錦秋湖号 を追いかけての3日目です。

 2日間で結構走りの写真が撮影できたので、この日は駅の発車の写真が撮りたくなり、停車駅である和賀仙人駅に向かいました。

 ここには殆んど撮影者がいなかったのですが、SL錦秋号 が到着する頃になると、駅近くには人がどんどん増えてきました。

 そんな中をこの先の20‰に向けて、D51498 が豪快に発車して来ました。


 人影が写っていませんが、画面のすぐ左では大勢の人がカメラを向けています。


 すぐに追いかけましたが列車の方が速く、錦秋湖の鉄橋では既に皆さん撤収した後で、ほっとゆだ駅を越してようやく先回りできました。


 このあたりはまだ分水嶺のかなり手前ですが、勾配は13.3‰と、やや緩やかになっています。


 この先も追いかけましたが、下り勾配で良いカットは撮れませんでした。

 横手駅で折り返しに備えている姿を見つけました。


 上り列車の撮影は、平石駅と小松川駅の間のSカーブしている場所です。


 ここも20‰なので、煙を吹き上げながらやって来ました。


 最後の追いかけは、列車は既に分水嶺を越えていて煙は期待できないので、昨日と同じほっとゆだ駅の先で待つことにしました。

 今日は曇ってしまい、背景に沈みがちになってしまいます。


 それでも煙は結構吐いてくれました。


 これで3日間の SL錦秋号 の撮影を終え、帰途に着きました。

 これが今年最後の撮影記ですが、この先来年も続きますので、よろしくお願いします。

2018年12月29日土曜日

SL錦秋湖号(その2) 2002.9.11

 SL錦秋湖号 撮影の2日目です。

 下り列車の最初の撮影地は、当然ながら定番の和賀川第二橋梁としましたが、既に多くの車が押し寄せていて、駐車場所は少々離れてしまいました。

 それでも何とか三脚を入れてもらい、狭い場所で列車の通過を待ちます。

 やがて D51498 が、橋に近づくにつれ煙を吐きながらやって来ました。


 ここが見せ場なのは乗務員も百も承知なのか、平坦なのに目一杯力行してくれます。


 撮影後は撤収して追いかけますが、クルマまで遠い上同業者が多いので、追いついたのはゆだ高原駅と黒沢駅の間です。


 線路際でようやくワンカット撮影して、次は上り列車の撮影場所です。

 小松川駅と黒沢駅の間の国道の脇に、何台か駐車できる場所がありました。

 現北上線の全通する前、西横黒線と称された区間で、県境に向けて上り一方の急勾配区間ですが、先ずは普通DCが通過します。


  やがて D51498 が、煙を吹き上げながら姿を現わしました。


 秋の高原では、既にススキの穂が満開です。


 斜光を浴びながら、眼前を通過して行きました。


 この先は分水嶺を越えるので、基本的には下り勾配になります。

 以前の陸中川尻駅、ほっとゆだ駅の先で、昔DD51重連の貨物列車を撮影した地点に向かいましたが、国道からのポイントは人であふれていたので、川原へ降りました。


 煙は軽く流れる程度ですが、車体が斜光に浮かび上がって綺麗です。


 以上、2日目の記録でした。

2018年12月27日木曜日

SL錦秋湖号(その1) 2002.9.10

 2002年から2004年にかけて、北上線で D51498 の牽引で運転された SL錦秋湖号 ですが、その最初の年の試運転を撮影に行きました。

 この手の列車ではできるだけ試運転を撮影するようにしていますが、それは、平日なので比較的人出が少ないことと、ヘッドマークを付けていないからです。

 今回も平日に休みを取り駆け付けたのですが、下り列車には間に合わず、最初の撮影は平石駅と小松川駅の間の勾配区間です。


 客車は12系ですが、補機を付けない好ましい編成です。


 撮影後は追いかけを開始し、ほっとゆだ駅とゆだ錦秋湖駅の間の、第二和賀川橋梁を臨む道路に駐車場所を確保しました。


 錦秋湖を渡るこの辺りはほぼ平坦ですが、曲弦トラスでは給気運転をしてくれたので、白煙が逆光に浮かんでくれました。


 更に追いかけて、藤根駅と江釣子駅の間で追いつきましたが、下る一方なので、煙は全くありませんでした。


 夕日がきれいなので、明日の好天を期待して宿に向かいました。

2018年12月26日水曜日

再び 野辺山SLランド の 362 2002.8.29

 この年の前半は5月に 成田ゆめ牧場 に行っただけで、また、夏休みにも昨年同様軽井沢に行った帰りに、通り道の 野辺山SLランド にちょこっと立ち寄っただけで、誠に鉄分の少ない状況でした。


 良い天気です。


 暑いですが高原なので、既に秋の気配が濃厚です。


 当時はここが廃業するとは夢にも思わず、もっと撮影しておくべきだったと後悔しています。

2018年12月24日月曜日

成田ゆめ牧場のミニSL 2002.5.4

 2002年になって多忙になり、しばらくSL撮影に行けなかったのですが、ゴールデンウィークには千葉県の成田ゆめ牧場にやっと行くことができました。

 1999年の、やはりゴールデンウィークに訪問して以来です。

 運転開始まで時間があるので、まずはヤードを覗きに行きます。


 SLやDL、その他がゴロゴロ置かれていますが、そのうち 6号機が本線に姿を現わしました。


 赤く塗られたこの機関車は楠木製で、台湾の基隆炭鉱から来たものです。

 試運転を終え、乗客を乗せて営業運転を開始しました。


 沿線には低いながらも木製の橋がかけられています。


 ヤードの脇を通過しますが、色々なものが置いてあるので、乗客も興味津々です。


 傍らの3号機も蒸気が上がって来たようです。


 この3号機も基隆炭鉱からの里帰りで、6号機の先輩にあたります。

 なんと、営業列車の後ろを続行運転でやって来ました。


 模型ではDCCならば可能ですが、実物で見られるのもここならではでしょうか。


 温室前の駅では、乗客の入換が行われており、乗車待ちの人が大勢並んで、人気の高さがうかがえます。


 SLの運転日はホームページでわかるので、このあとも何度も行きましたが、私の住む横浜からは遠いのが難点です。

2018年12月22日土曜日

重連 と トラストトレイン 2001.12.1

 12月になると観光客が減るのに合わせて、SL列車の本数も減らされるのですが、この日の大井川鉄道はSLが大活躍の1日でした。

 撮影場所は、この頃よく行った、田野口駅と駿河徳山駅の間の山道です。

 先ずは、普通電車の近鉄特急が通過します。


 待つこと暫し、定期の かわね路号 が白煙を上げながら近づいて来ます。


 有難いことに、C10 と C11 の重連が牽引しています。


 しばらくすると、最初の上りSL列車、1002レが勾配を下って来ます。


 続いて、今度はトラストトレインが近づいて来ました。


 これはいつも通りの C12 牽引の3両編成です。


 ここまではSL列車が次々に来るので同じ場所にいましたが、次の上りの かわね路号 の撮影に、塩郷駅と地名駅の間の大井川の川原に移動しました。

 塩郷駅通過後のわずかの間は、力行運転で近づいて来ます。


 珍しく2両揃って方向転換し、前向きの重連です。


 前向き重連の上り列車は初めてで、この日は大いに収穫のあった1日でした。

2018年12月20日木曜日

恒例 秋の秩父鉄道 C58363(その2) 2001.11.10

 昨日に続いて、この日も朝からどんよりとした曇り空です。

 撮影場所を探しながら進んで行くと、樋口駅の先で、コスモスの花が沢山咲いている場所があり、これを入れて撮ることにしました。

 SLの前に貨物列車が来ましたが、ELの車体の青色が沈んでしまいました。


 C58 の通過時間には少し明るくなり、山の稜線も見えてきました。


 本日は少し変わったヘッドマークを付けています。


 これまた昨日同様、追いかけて山の方に入って行くと、雨空になってしまいました。

 今度は武州中川駅と武州日野駅の間の、鉄橋を正面からです。


 架線柱が変わった形なので、これを取り込んでみました。


 続いて、帰りの列車も昨日同様、浦山口駅と影森駅の間ですが、今度は線路レベルまで降りてみます。

 雨の中を各停電車が来ましたが、これも記録しておいてよかったと思っています。


 C58363 が勢い良く煙を上げながら近づいて来ましたが、雨で霞んでいます。


 近づくにつれ、黒い姿がはっきりとしてきました。


 今回は2日間とも、雨に濡れながらの撮影になってしまいました。