小樽築港機関区

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2020年11月29日日曜日

 復活SL 4年目の C62ニセコ(その2) 1991.9.23

 4年目の C62ニセコ の撮影2日目です。

 この日も銀山駅に向かったのですが、車は銀山駅に駐車して、然別駅方向に向けて歩きました。

 以前は撮影できなかった山の斜面ですが、木々が伐採されたおかげで、開けた撮影地になったところです。

 長い直線の線路が見通せますが、その先の方から C623 が咆哮と共に姿を現わしました。


 爆煙を上げながら、少しずつ近づいて来ます。


 雨上がりの暗い線路に、ヘッドライトが反射していました。


 長い直線のあと、レベルの区間を、銀山駅へとまわり込んで行きます。



 帰りの撮影は、いつものようにニセコ駅と比羅夫駅の間ですが、珍しく少し開けた区間を見つけました。

 上りの赤いDC列車を、広角で撮ってみると、開けた様子が分かります。


 C623 が快調に飛ばしてきました。


 露出が上がらないので、流し気味に撮影します。


 標準で撮ると、丁度画面に収まりました。


 今回の追いかけは塩谷駅の先まで行ったのですが、このあたりはまわりを山に囲まれているので、殆んど陽が当たりません。

 カーブをまわり込んできたら、既に C62 は日陰に入ってしまいました。


 なので、前面は黒くつぶれてしまいます。


 近づいたところでは、絞りを開けて、何とか撮影できました。


 これにて4年目の C62ニセコ の撮影を終了しました。

2020年11月27日金曜日

 復活SL 4年目の C62ニセコ(その1) 1991.9.22

 C62ニセコ の運転開始から4年目ですが、この年も何とか都合を付けて撮影に行くことができました。

 撮影地は昨年と同じ銀山駅から然別駅側に下ったところで、ここには少し高い場所が線路際にあるので、そこを目指して早めに行ってみました。

 しかしながら狭い場所なので、既に先客で埋まっていて、昨年同様その下の線路際からとなってしまいました。

 しばらく待つうちに遠くから汽笛が聞こえ、ドラフト音が近づいてくると、C623 が黒煙を上げながら顔を出してきました。


 毎度のことながら、ここでは景気よく煙を出してくれます。


 ベタ順光のためか、ナンバープレートの文字がはっきりと見えません。


 この撮影地は駐車場からは少し離れているので、追いかけはできません。

 帰りの列車の撮影は、これまたいつもと同じで、ニセコ駅と比羅夫駅の間ですが、曇り空となってしまいました。


 大した勾配区間ではないのに、この日はよく煙を出してくれます。


 追いかけは蘭島駅と塩谷駅の間ですが、毎回同じ場所ばかりになってしまっています。


 ここでも、いつものように盛大に煙を出してくれました。


 今回も土日2日間の撮影で、このあとは少々観光地を巡りました。

2020年11月25日水曜日

 復活SL SLやまぐち号 1991.4.21

 昨日はふられたので、この日の C571 の運転が心配されたのですが、問い合わせたところ、軽い故障で修理を終え、SLやまぐち号 は予定通り運転されるとのことでした。

 仕切り直しとばかりに昨日と同じ木戸山トンネルの先に行きましたが、通過時間はまだまだあとで、上りの普通DC から撮影開始です。


 続いて 特急おき2号 ですが、キハ181系の3連は短かすぎます。


 今度は下りの普通DC4連ですが、こちらはいかにも寄せ集めの編成でした。


 そして昨日も撮影した、特急おき1号 の通過です。


 しばらく待つと、遠くから汽笛が聞こえてきて、まずはひと安心といったところです。

 やがてドラフト音と共に、目の前のトンネルから C571 が姿を現わしました。


 急勾配を、ゆっくりとした足どりで通過して行きます。


 追いかけは途中で何度も撮ることはせず、徳佐駅の先まで行ってしまいました。

 時間に余裕があり、先に来たのは上りの普通DCです。


 その後、徳佐駅を発車する汽笛に続いて、次第に列車が近づいて来ました。


 こうして見ると、やはり大きな集煙装置が気になります。


 このあとは帰りの列車の撮影ですが、どういう訳か記憶にないのですが、津和野駅近くで撮影せずに戻ってきてしまいました。

 渡川駅と長門峡駅の間で、特急おき3号 を撮影します。


 鉄橋を行く後ろ姿も撮りました。


 これまた昨日と同じ篠目駅に行ったのですが、やまぐち号 の到着にはまだまだ時間があります。

 普通DC同士の交換がありました。


 特急おき6号 も通過します。


 キハ58系を先頭にした、上り普通列車が戻って来ました。


 ようやく やまぐち号 が到着し、停車中に乗務員が足回りを点検しています。


 汽笛一声、篠目駅を発車しました。


 真っ黒い煙を上げながら、加速してきます。


 これにて切り上げて帰宅したのですが、2日間いたのに、あまり成果の上がらなかった初めての SLやまぐち号 の撮影でした。

2020年11月23日月曜日

 DL牽引の SLやまぐち号 1991.4.20

 SLやまぐち号 は、1979年から運転されていたのですが、山口線では C57 は運転されていなかったことや、大型の集煙装置が不細工な事、そして首都圏から遠いこと等で足を向けなかったのですが、この年に仲間に誘われて初めて訪問しました。

 山口線はSL現役時代にも行ったことが無いので知識も乏しく、先ずは勾配区間である仁保駅の先の、木戸山トンネルを抜けたところの斜面にて列車を待ちました。

 最初は背後から、特急おき が駆け抜けて行きます。


 このあとは やまぐち号 の通過を、まだかまだかと待ち続けたのですが、1時間経過してもやってこないので、しびれを切らせて諦めました。

 問い合わせてみたところ、C57 が途中で故障し、急遽DLが駆けつけて、大幅遅延での運転を行ったとのこと。

 帰りの列車は予定通りの運行になるようなので、DL牽引の やまぐち号 を撮影すべく、津和野駅から程近い地点に行きました。

 先行して、上りの普通DCが通過します。


 やまぐち号 の発車時間になると、甲高いホイッスルの音が響き、DD51 が牽引する姿が見えて来ました。


 ヘッドマークの取付も無く、いかにも代走といった姿です。


 帰り道なので追いかけると、簡単に追い越してしまい、篠目駅での発車を撮影します。


 他に見送る人がいない中を、峠に向かって出発して行きました。


 果たして明日はどうなるのか、心配しながら今夜の宿に向かいました。

2020年11月21日土曜日

 復活SL SL磐越会津路号(その2) 1991.2.3

  SL磐越会津路号の撮影2日目です。

 この日も朝から目の覚めるような好天でしたが、何とか人のいない良い場所は無いものかと広田駅と東長原駅の間で探したのですが、見つけられないうちに列車の時間になってしまいました。


 このあたりでは勾配も緩く、D51498 は軽く飛ばしてきます。


 次の場所は猪苗代駅と川桁駅の間で、工事中の磐越道の築堤に上がりました。

 特急あいづ の接近ですが、猪苗代駅の手前からその姿が見えます。


 磐梯山を背に、猪苗代駅を通過してきました。


 反対方向からは、各停の電車も通過します。


 その後、D51 の通過時間になると人がどんどん集まり、目の前には撮影者の列ができてしまいました。


 手前に接近してきたところで、やっと邪魔者を避けられます。


 雪原と化した田圃の中を、軽い足取りで通過して行きました。


 帰りの列車の撮影地は、昨日と同じ磐梯熱海駅と中山宿駅の間の築堤ですが、今回は下から見上げる構図です。

 先行する下り電車が通過します。


 しばらく待つと、汽笛やドラフト音に続いて、木々の影から D51498 の近づく姿が見えてきました。


 強い西日を正面に浴びながら、急勾配を上ってきます。


 この時は非常に光線が強くて、コントラストのつき過ぎた、発色の悪い写真になってしまいました。


 去りゆく姿も、押さえておきます。


 折角の好天だったのですが、二日目の撮影ではあまり良い結果を残せませんでした。