小樽築港機関区

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2022年7月19日火曜日

 長万部から瀬棚線跡を訪ねる 2019.6.27

 函館でレンタカーを借り、瀬棚から尻内をまわるドライブに出かけました。

 瀬棚線はSL現役当時は C11 が走り、急勾配の美利河峠越えがあり、魅力的ではあったのですが、訪れることが無いうちにSLが廃止されたばかりでなく、路線そのものも1987年3月に廃止されてしまいました。

 そんな瀬棚線沿いを走ってみようと思い立ったのですが、先ずは少し手前の長万部駅を訪ねてみました。


 かつては旅行客でにぎわった長万部駅ですが、駅構内にはDCが2両いるだけで、広い駅前広場には、人も車も見当たりませんでした。


 駅の反対側の方に長万部町民センターがあり、ここには鉄道関係の写真や資料が展示されていますが、玄関ホールには、D51 の煙室扉や動輪等が置かれています。


 瀬棚線の廃線跡を探すことも無く、車を走らせ続けて美利河ダムに到着し、長万部で買ったかにめしで昼食としました。

 その先、今金駅の跡地に着きましたが、線路と駅の跡は整備され、線路と路盤、そしてレプリカですが、各駅の駅名標が立てられていました。


 終点の瀬棚駅のあった場所は、全く様子が変わってしまっていましたが、駅名標と48kmのキロポストが設置されています。


 その近くには、瀬棚線の各駅名が書かれた、記念碑も並んで立てられていました。


 せたな町生涯学習センターの中には、瀬棚線の現物資料が展示されています。


 運賃表は、廃止当時のものでしょうか。


 瀬棚駅の配線図もあり、ターンテーブルや庫があったことを示しています。


 この先はおまけで、せたな町からドライブを続けて、知内町の道の駅しりうちに併設された、知内新幹線展望塔に行きました。

 ここは北海道側の青函トンネル入り口の手前で、新幹線線路の脇に在来線貨物列車を退避させる線路があります。

 ちょうど木古内駅方向から新幹線がやって来ました。


 ポイント覆いを通過して行きますが、このずっと先の方に青函トンネルの入り口があります。


 今回は瀬棚線の跡を辿ってみましたが、だんだん廃線跡や保存機を訪ねることが多くなって来たようです。


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