北の最果ての街 稚内は、いつもより積雪が多く、抜海駅へと続く線路際には除雪された雪が高く積まれていました。
雪に足を取られながら撮影場所を求めて歩きましたが、足回りが隠れてしまうのであまり線路からは離れられません。
そうこうしているうちに、最果て鈍行の煙が遠くの方に上がり、こちらへと近づいて来ました。
牽引しているのは、昨日乗車した下り普通列車を牽いた C551 です。
緩勾配を勢いよく上って行きました。
この1本だけを撮影し、稚内機関区を訪れました。
ここには数両の 9600 が配置されているだけで、C55 は旭川の所属で、折返し間合いに駐泊していますが、テンダーの後ろ姿を見せているだけです。
暗い扇形庫の中には、整備中の 39602 がいました。
石炭を満載にした 19616 が、ターンテーブルに乗ろうとしています。
南稚内駅から各停DCに乗り、音威子府駅に向かいました。
下りの普通列車を牽引して、C5530 が入線してきました。
この駅では停車時間が長く、C5530 は客車を置き去りにして、水と石炭の補給に行ってしまいました。
客レの発車時間が近づいたので筬島駅方向へ歩き、先に到着する上り貨物列車を待ちました。
大粒の雪が舞い、牽引する 9600 のナンバーも読めません。
間もなく先程の 321レが発車して来ました。
こちらははっきりとナンバーが確認できます。
雪の舞う中を、北の果てを目指して、走り去って行きました。
この日の撮影はこれで終了し、明日に備えて宿に向かいました。
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