釧網本線 浜小清水の C58 1974.3.3

　春浅い北海道の撮影旅行、三日目は朝から無風の快晴です。

　朝一番の撮影は、尾幌駅と門静駅の間で、C58 牽引の下り客レからです。

　カラーも同時に撮りましたが、全くの無風なので、煙がそのままの状態でずっと残っていました。

　この1本を撮影して、この日は長時間の移動日です。

　着いたのは釧網本線の浜小清水駅で、駅の近くの小山に登りましたが、この場所は現在でも展望台として整備されています。

　最初に来たのはDL牽引の貨物列車です。

　客レがまだ無煙化されないのに、貨物列車が先にDL化されたのは、冬季の暖房対策でしょうか。

　下りの混合列車が浜小清水駅に到着しましたが、貨車の姿が見当たりません。

　知床半島の山々をバックに、浜小清水駅を出発して行きました。

　次は上りの混合列車が到着です。

 　後藤工場製のデフを付けた C5833 ですが、発車の煙が強風にあおられて、後ろの方が全く隠れてしまいました。

　次のSL列車まで時間があるので、お隣の北浜駅まで乗車します。

　駅から少し東に歩くと、御馴染みの鉄橋があります

　北国の低い太陽を入れて、シルエットで撮ってみました。

　カラーでも撮ってみましたが、モノクロの方が階調が豊かで、勿体なかったようです。

　本日は乗車時間が長く、撮影本数が限られてしまった1日でした。