仙台と福島(羽前千歳駅)を結ぶ仙山線は交流電化発祥の地であり、そのための様々な実験を行った路線として知られています。
元々長大な仙山トンネル(面白山トンネル)での煙害防止のため一部区間(作並駅~山寺駅)が早々に直流電化されていましたが、列車密度や勾配等の条件から交流電化の実用化に向けた検証がなされた路線です。
1955年の陸前落合駅~熊ヶ根駅での交流電化の実験開始後、1968年に全線交流電化が完成し、奥羽本線との共通形式としてED78が新形式として製作されました。
そんな歴史を持つ仙山線ですので、SL時代の様子は全く知らず、SL無き後に漸く訪れるようになりました。
今回はその仙台側の山深いところ、八ツ森臨時駅~奥新川駅でのカットをご覧ください。
最初は下りの貨物列車です。
続いて、上りの客車列車。
客レも貨レもED78の重連の牽引ですが、いずれもかなりの両数で編成されています。
次も上りの客車列車です。
先の写真と同一列車のようですが、2両目の客車の屋根の色が異なっています。
下りの交直両用455系の急行 仙山 が来ました。
八ツ森臨時駅は作並駅と奥新川駅の間にあった小さな駅で、駅名標には八ツ森仮乗降場と標記されていましたが、既に廃止されてしまいました。
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