小樽築港機関区

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2021年3月9日火曜日

 復活SL 最後の C62ニセコ(その2) 1995.10.10

 いよいよこの日は C62ニセコ の撮影の最終日です。

 小沢駅と倶知安駅の間の、以前にも訪れたことが有る場所に向かいましたが、当然ながら多くの人があふれていて、お互いに写り込まないように配慮しながらの撮影になりました。

 毎度ながら、先に後ろから下りDCが通過して行くので、試し撮りをします。


 しばらく待つと、ドラフト音に続いて、C623 がカーブをまわり込んできました。


 良い天気に照らされながら近づいて来る姿を、盛んにシャッターを切ります。


 長玉で撮る最後の1枚では、ナンバープレートに太陽が反射して輝きました。


 標準ズームに持ち替えて、撮影を続けます。


 今回は空転をせずに、走り抜けて行きました。


 手持ちのネガカラーでも撮ってみましたが、やはり発色はイマイチです。


 このあとは C623 を近くから見たくなり、ニセコ駅に行きました。


 ここでは逆光なので、露出が難しい所です。


 皆さん撮影場所に向かったと見えて、ファンの姿は殆んどありませんでした。


 最後の撮影は倶知安駅の先の北四踏切に向かったのですが、当然ながら大勢の人であふれていて、立ち入る隙間はありません。

 そこで踏切の手前の築堤で、横から C623 のサイドを撮影することにしました。


 低い太陽に照らされて、車体が輝いています。


 最後の1枚は、C623 だけをアップに撮影しました。


 見えなくなるまで後ろ姿を見送り、もう二度と見られないかと感慨にふけりました。

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