全線復旧した 大井川鐡道本線 2004.3.21

　大井川鐡道は、この前年の神尾駅付近でのがけ崩れで不通が続いていたのですが、3月19日に復旧し、SL列車もようやく全線での運転を再開しました。

　復旧のニュースを聞き、しばらく訪問していなかったので、SL列車の運転は1本だけですが、早速出かけることにします。

　生憎の曇天でしたが、定番の大井川第一橋梁でカメラをセットしました。

　ドラフト音が聞こえて来たのに続いて、汽笛を鳴らして橋を渡って来る姿が近づいて来ます。

　本日の牽引機は C108 でした。

　「祝 本線復旧」のヘッドマークが付けられています。

　本日は１本だけの運転なのですぐに追いかけて、今度は第二橋梁です。

　ここは隣に道路橋ができて、撮りづらくなりました。

　ドレーンのサービスと共に、煙を吹き上げながら近づいて来ます。

　このあとは帰りの列車までは時間があり、井川線に向かいました。

　再び本線に戻り、帰りの列車の撮影です。

　第一橋梁を見下ろす場所に登ると、背後にできた入浴施設が丁度画面に入りますが、先ずは近鉄特急が通過しました。

　程なくすると、バック運転で C108 が鉄橋にさしかかります。

　編成が長く、最後尾が切れてしまったのは誤算でした。

　ここからは抜里駅に進入する姿も、後追いで撮影出来ます。

　無事に全線復旧し、まずはめでたし、めでたし、といったところでした。