ユニオンステーションのホール(駅コンの準備中) |
暗くて狭いユニオンステーションホーム |
州道31号線をエルジン駅から南下すると当然線路が現れる |
当日見た車輌達
Aurora, Elgin and Fox River 5
GE 1946年製 45t凸型DL (2001年収蔵)
サウスショアー電鉄の鋼製電車
1926年 プルマン社製 (1988年収蔵)
サウスショアー電鉄の鋼製電車
1926年プルマン社製 (1988年収蔵)
1959年 セントルイス社製 鋼製高速電車 (1998年収蔵)
1948年 ホイットコム社製 70tDL(1991年収蔵)
1908年Chicago City Railways 自社工場製 BB凸型電機
1958年 CTAで更新、工場入れ替え用 (動態、1979年収蔵)
1950年 セントルイス社製 2輌ユニット高速電車(1994年収蔵)
11時になったので入場券(動態運転の乗車券、片道、往復、1日券あり、勿論1日券を購入)まずはノースショアの715に乗車です。
オープン時間になりましたが他にお客さんは現れません。ノースショアライン715号車は運転士役と車掌役のスタッフ2名と我々2名の4名で発車しました。車掌さんのスタッフが色々と解説してくれますが残念ながら半分くらいしか内容が解りません。
ノースショアライン(シカゴ ノースショア & ミルウォーキー鉄道)715号車 1926年製という事は今年で車齢89年。ノースショアは1963年に廃止されたそうなので廃止から52年。ここへ来たのは1989年だそうですのでその間は何処にいたのか?屋根は防水シートがかかってます現役時代からこの仕様だったようです。オデコのところに木の枠状のランボード(すべりどめ?)が付いてたはずですが失われています。車体の裾も腐食が進んでます。転換式のクロスシートも殆ど転換不能になってます。でも、動態だからこの状態を保っていられるとも思います。この電車は現役時代はシカゴとミルウォーキーの間を時速約120キロの高速で走っていたそうですが、公園の中をフォックス川沿いにゆっくり走って終点の駅に到着します。運転線の線路は博物館から途中までは旧Aurora Elgin & Fox River 鉄道の配線跡を利用しており途中から公園整備の時に新たに敷かれた線路を走り終点の駅に到着します。新設区間への接続点付近で旧イリノイセントラルの線路(現在はカナダ国鉄(CN)の路線になっている)と交差しており、連絡線の跡が残っていました。運転線の路線距離は約2マイルとの事です。
終点駅を発車 |
折り返し準備中で両エンドのポールが上がっている。 |
1902年製と資料にあるので車齢113歳、到着便のお客さんは0人、帰りは我々2名のみでした。サービスで運転台に添乗させてくれ、ホイッスルを吹鳴させてくれました。博物館に戻り、再度715号の客となります。今度は10名程度お客さんがいました。次は終点から歩いて戻りながら途中で走行シーンを撮ろうと思います。
Fox Riverを渡る廃線跡の自転車道 |
廃線跡の自転車道 |
30毎の運転と言っていましたが実際には45分間隔くらいに間延びしており結構待たされました。ようやく20号車が来ました
左へ別れる線路はCN線への連絡線跡 手前の分岐が新設線への分岐 |
ポール電車は後姿も絵になります |
戻りの便をCNとの立体交差付近で待ちました。日陰になっているCNと並行する道路橋の下で待っていると丁度貨物列車が来ました。
Fox Riverの橋梁へ丁度やってきたCNの貨物列車 左側には博物館の線路が通っている |
CNの陸軌車のピックアップトラックが通過 |
本日3度目の運行の715号が来ました。
博物館に戻ってきました。お客さんもかなり増えてきました。もう1度保存車輌を見学したり、駅で走行を撮ったり、水分補給をしたり(公園には飲料以外の供食施設なし)して…
そろそろ午後3時、入り口前で迎えのタクシーを待ちます。だが、しかし…30分たってもタクシーは来ません。どうもスッポカされたようです。仕方がないので博物館の窓口の方にタクシーを呼んで下さいと頼みました。3件ほど電話で当たってくれましたが「どこも予約で一杯と断られた。」と言われてしまいました。「エルジン駅までの距離はどのくらいか?」と聞くと約4マイルとの事でした「仕方ない歩こうか今なら明るいうちに駅まで行けるだろう。」などと言いあっていると近くで我々の状況を見ていた方が「帰りがけだから私の車でエルジン駅まで送ってあげよう。」と助け船を出してくれて事なきを得ました。
戻ってきたMETRAのエルジン駅 |
エルジン駅でお休み中の列車 |
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