せっかく撮影可能な場所が見つかったのですが、生憎完全な逆光になるので、どうなることかと思いながら列車の通過を待ちました。
上りの普通列車がトンネルから姿を現わしましたが、案の定、真っ黒につぶれてしまっています。
やって来たのは50系のレッドトレインで、このあたりにも進出して来たようです。
次は 特急つばさ でして、こちらは車体の色が明るいので、少しマシに見えます。
まわりの緑が飛んでしまうほど明るく処理をして、辛うじて列車の色が確認できました。
ここでの撮影はあきらめて、板谷峠への勾配が始まる大カーブへと移動します。
先程に懲りて、線路際の順光側からの撮影ですが、最初の貨物列車は EF71 が単機で牽引してきました。
少し後ろの方に上がって、今度は下りの客レですが、旧型客車の編成です。
背後の高い所に通じる道があったので、これを辿って行くと眼下にこのカーブを見下ろせました。
遠くから赤い電機の姿が近づいてきたのですが、なんと単機回送です。
左の山影から下りてきたのは、多客臨の ざおう54号 の青い編成です。
特急つばさ が多数走っているのですが、その合間を縫うように、455系の急行電車が峠に向かって勾配を上って来ました。
はるか遠くの方から下りの 特急つばさ の姿が見えます。
急行の後を追うように、勾配区間へとアプローチして行きました。
上りの普通列車が来るので、下に降りて撮影します。
ぐるりと向きを変えて、庭坂駅へと走り去って行きました。
もう一度、高台に上がってみると、特急つばさ が平地に駆け下りて来ました。
下りの普通列車、レッドトレインの車体を、夕日が照らしています。
太陽が山蔭に隠れた後に、またしても 特急つばさ が走り去って行きました。
これにて撮影をあきらめ、帰途に着きました。
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