この年の前年は、久方ぶりに SL冬の湿原号 の撮影をしましたが、それに続けての冬の道東への撮影行です。
空港からレンタカーで向かったのは、お手軽な撮影地である釧路湿原駅のすぐ先の、踏切の近くでした。
非常に良い天気で、冬の北国らしい黄色い光線を背後に、非常にゆっくりとした速度で、C11171 がカーブの向こうから近づいて来ます。
駅発車直後から続く勾配を、慎重な足取りでやって来ました。
機関士が真剣なまなざしで、前方を注視していました。
もう少しで勾配区間を乗り切ります。
ようやく最後尾のヨが通過して行きました。
追い越しはできずに標茶駅に行ってみると、列車は既に到着して、乗客を降ろしています。
標茶駅での撮影はこれだけにして、帰りの列車の撮影も細岡駅と釧路湿原駅の間ですが、今度は築堤のカーブ区間としました。
午後の陽射しを正面に浴びながら、軽快に走って来ました。
逆光の後ろ姿を撮ったのですが、C11 は自分の出した煙に雲隠れです。
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