函館市交通局(函館市電)では、観光促進の一環として、クラシカルな 函館ハイカラ號 を季節や曜日を限って運行しています。
30形電車で、かつてはササラ電車に改造され使用されていたものを、1992年に市制70周年記念事業として再改造して誕生したものです。
ところがコロナの影響で長らく運休していましたが、この年の7月9日(土)から運行されることになったので、真面目に撮影に行きました。
この電車は雨天には運行されず、朝から曇っていたので心配したのですが、予定通り行われるとのことで、十字街停留所近くの函館山をバックに撮れる場所に行きました。
函館山の頂上は、かすみながらも見えていて、函館どつく行きの 8008 が通過しました。
十字街停留所で、谷地頭からの 8003 と並んでいます。
路面電車の撮影では、車と被らないかは運次第で、ここまではうまくいきました。
函館駅方向から、函館ハイカラ號 が近づいて来ます。
山頂が霞んでいるのは残念ですが、無事に山を入れて、後ろ姿を撮影できました。
十字街 から 函館どつく へと走り去りましたが、左側の黄色の塔は、二方向へ分岐する信号扱い所の名残りです。
後を追って、超低床車の 9604 が通り過ぎました。
函館ハイカラ號 は臨時電車なので、終点での折り返しは、9604 が先にやって来ます。
続いて 函館ハイカラ號 が接近して来ますが、バックの建物は、このあたりが栄えた頃には百貨店でした。
十字街停留所 に停車しましたが、このあたりでも邪魔物なしで、うまいこと撮れます。
函館駅方向に去っていくのを、撮影しながら見送りました。
午後からは谷地頭方面への運転ですが、それはまた次回に。
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