九州入りして5日目、昨日来の雨は止んだのですが、まだ空はどんよりと曇っていました。
この日は山野線の C56 牽引の貨物列車を撮影しますが、その前に C56 が所属する吉松機関区を訪問しました。
本日の貨物列車の牽引機、C56135 が整備中です。
門デフの C57175 の、スマートな姿も見られます。
クラの中には、C5557 が、出番に備えて待機していました。
山野線の上り貨物列車が、機関区の向こうから発車して来ました。
小型機ながら、なかなか迫力ある姿です。
発車を見届けてから、機関区を後にして追いかけます。
湯之尾駅と前目駅の間には10‰の軽い峠越えがあるので、手前に川を入れて列車を待ちました。
この先は追い越せず、この貨物列車の終点である宮之城線の分岐駅、薩摩大口駅に行きました。
到着した貨物列車から切り離し、C56135 はターンテーブルで転向中です。
山野線はこの先ループ線の急勾配があるのですが、定期の貨物列車はここ止まりです。
整備を終えて、下り貨物の時間まで、しばらくお休みです。
帰りの撮影場所は行きと同じ区間ですが、当然上り勾配側で、ここらはSカーブになっています。
この先追いかけて、肥薩線の区間である栗野駅と吉松駅の間で、再び撮影しました。
このあとは丁度肥薩線の下り貨物の時間なので、粟野駅と大隅横川駅の間の勾配区間に向かいます。
C57 牽引の貨物を撮影後、もう一度吉松機関区を訪問しました。
変形デフの C5552 と C56 のツーショットが撮影できました。
夕日が山に沈みかけ、C56 を逆光で照らしています。
ここ吉松機関区にいると、SLの末期が近づいているとは全く思えませんでした。
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