小樽築港機関区

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2020年1月28日火曜日

 電化を控えた中央西線の D51 1973.3.27

 この年の7月に全線電化完成を控えた中央西線に、最後の活躍をする D51 を撮影すべく、東京駅から大垣駅行きの夜行列車に乗り込みました。

 165系で運転されていたこの列車のグリーン車は、安い差額でリクライニング座席に乗れるので人気が高く、早々に並ぶ必要がありました。

 最初の撮影地は宮ノ越駅と薮原駅の間で、国道を歩きながら撮影地を探しました。

 国道を歩いていると、やって来たのは DC特急しなの です。


 しばらく待つと、上り勾配を D51重連 の貨物列車が近づいて来ました。


 この日はライカ版に望遠を付け、ブローニー版は標準レンズを装着したモノクロとカラーの2台を担いできました。


 反対方向から D51単機牽引の貨物が来ましたが、煙もブラスト音も無く、高速で転がって来ます。


 次の貨物は D51 の単機牽引です。


 天気は上々なのですが、横風が強く、煙が真横に流れてしまいます。


 場所を移動しながら歩いていると、背後から 急行木曽2号 が通過して行きましたが、屋根部分に特徴のある姿が懐かしいです。


 再び単機牽引の D51 が勾配を上って来ました。


 次も D51 の単機牽引ですが、山陰に入ったので煙が真上にあがってくれました。


 鉄橋部分に差し掛かったとたんに、再び横風に見舞われました。


 ここまで撮影したところで駅に戻り、洗馬駅に向かいました。

 日出塩駅方向に進み、今度は分水嶺を越えたので、下り列車が勾配を上って来ます。


 D51重連 が正面に太陽を浴びながらやって来ました。


 この次も D51重連 ですが、撮影後に乗る列車まで時間が無いので、駅構内のはずれでの撮影です。


 このあとは塩尻駅から中央東線経由で戻りましたが、一筆書きの乗車券で、節約ができました。

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