小樽築港機関区

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2024年11月15日金曜日

 軽井沢から別所温泉へ 2024.1.25

  冬の軽井沢では多くの店が休業し、庭も凍り付いてしまったので、電車で出かけようと思い立ち、手軽な別所温泉に行くことにしました。

 最寄りの信濃追分駅でしなの鉄道に乗車します。

 先に上り電車が入線してきました。


 115系の3連です。

 やって来た下りは新車なので2両編成でした。


 乗車するにはこちらの方が快適で、上田駅まで車窓を楽しみます。

 上田駅で上田電鉄別所線に乗り換えました。


 見慣れた東急電車の改造ですが、ラッピングのおかげで新車のように見えてしまいます。

 終点の別所温泉駅まで、復旧した鉄橋や、かつて訪れた車両基地の跡など、窓にへばりついて見ていると、すぐに到着してしまいました。

 ここには元祖丸窓電車が保存されているので、まずはそちらから。


 別所温泉駅は趣のある駅で、外観を押さえておきます。


 線路の終端部からも見下ろしてみました。


 遠くの丸窓電車が、1000系の屋根越しに見えます。


 駅まで温泉旅館のお迎え車が来ていましたが、乗らずにぶらぶら歩いて寄り道しながら、本日の宿に向かいました。

 この日は鉄分の少ない1日です。


2024年11月5日火曜日

 しなの鉄道 で わずか二駅の乗車 2023.12.19

  私事ですが、今の居住地はしなの鉄道の信濃追分駅から徒歩数分、他には町営のバス停まで1分のところに位置しています。

 通常の足は車ですが、軽井沢駅周辺に行くときにはたまに公共交通を利用しています。

 この日はバスを乗り継ぎ軽井沢銀座に出向き、帰りに しなの鉄道 に乗車した時の、ほんのわずかのスナップです。

 しなの鉄道 軽井沢駅は、終端駅でホーム1面に2線で構成されていて、旧駅舎側の切り離された線路には保存機が並べられています。

 ホームに降りると湘南色の115系が入線していました。


 保存機の EF632 と並んでいます。

 115系は3連なのでゆったりと座れ、二駅乗車で信濃追分駅に着きました。

 後追いで撮影します。


 写真右側の下りホームの待合室は、痛みが進んだので使用停止になっていましたが、このしばらく後に解体・撤去されてしまいました。

 望遠にして、もう1枚撮影します。


 信濃追分駅前を通る写真右側の道路ですが、坂を上ったところで右の細い道につながっていて、まっすぐ進む道路はただいま工事中です。

 これが完成すると通過車両がさらに増え、駅前が混雑することが心配です。

 以上、今回はほんのわずかな しなの鉄道 の紹介記でした。


2024年10月30日水曜日

 日曜日の 函館ハイカラ號 2023.7.2

  前回ご覧いただいた 函館ハイカラ號 撮影記の翌日です。

 この日も最初は近くの八幡坂に向かいました。

 ここでは坂の上から海をバックに撮影するのが普通ですが、今回は下から坂を見上げることにします。

 車に邪魔されないことを願いながら、カメラを構えて通過を待ちました。


 末広町の停留所に停車中を、後追いでもう1枚。


 撮影地を移動するにあたり、どうせならば 函館ハイカラ號 に乗ってみようと末広町停留所に向かいました。

 十字街方向からは らっくる号 こと 9603 が向かってきます。


 超低床車の路面電車ですが、1台車に1車体を乗せた2両連結で、そのためか高速でのピッチングが大きく、驚かされるのです。

 函館どつく で折り返した 函館ハイカラ號 がやってきました。


 次の撮影値は五稜郭公園前停留所に近い交差点で、四つ角に立つシエスタ函館というビルの4階です。

 このフロアーは函館市が借り上げ、コミュニティプラザとして一般に開放されている場所で、窓下に線路を見下ろせるところです。

 コーヒーを飲みながら待っていると、赤いラッピングの 2002 が近づいてきました。


 お次は 7001 を先頭に、団子状態でやってきます。


 今度は緑色の 8006 でした。


 また ラックル号 がやって来ましたが、あずき色の 9604 で屋根上がよく見えるように撮ってみます。


 定刻になり、函館ハイカラ號 が近づいてきました。


 うまい具合に交差点で対向車とすれ違います。


 広角側にズームしてもう1枚。


 長居していたので十字街に戻り、函館どつくからの折り返しを待ちます。


 車の隙間から、函館山頂上と共に捉えることができました。

 近づいてきて、函館市企業局の建物前を通過します。


 さらにドアップで。


 

最後に十字街停留所に停車中も撮ってしまいました。


 7月の土日の二日間、函館ハイカラ號 を追いかけたのですが、そろそろ少し変わったアングルでの撮影を考えるべきかと思っています。


2024年10月20日日曜日

 土曜日の 函館ハイカラ號 2023.7.1

 前回に続いて 函館ハイカラ號 の撮影記録ですが、その間の平日に出歩いた時にも函館市電をスナップしていますので、まずはそちらから。

 6月26日には湯の川方面に行きました。


 道路標識で場所がお分かりの方もおられるでしょうが、この先が終点の湯の川停留所で、折り返してきた 3001 です。

 次の撮影は6月28日でした。


 こちらは湯の川とは反対側の終点で、函館どつく にて発車時刻を待つ 8101 です。

 そして 函館ハイカラ號 が運転される土曜日、7月1日で、この日は撮影日和でした。

 函館での居場所が 十字街停留所 から南部坂を上がったところなので、最初の撮影は手近な 十字街 からです。


 十字街 を出ると、行き先の 谷地頭温泉 に向かって左にカーブするので、真横からの撮影ができました。


 遠ざかる姿も後追いで撮ります。


 近くで用事を済ませていると、谷地頭温泉 で折り返した ハイカラ號 がやってきました。


 宝来町 の停留所がある交差点での撮影です。


 停留所を出てゆくところも後追いで撮りました。

 ハイカラ號 が 函館どつく 行きとなって戻ってくるまで時間をつぶし、今度は函館の撮影スポットとして有名な八幡坂に向かいました。

 ここは港をバックに撮れるところで、観光客が大勢います。


 露払いが通過するときは、手前に人が入ってしまいました。

 いよいよ ハイカラ號 のお出ましですが、車が被らないことを期待するばかりです。


 全く邪魔者が入らず、大満足でした。

 折り返しの撮影のため、今度は二十間坂に移動します。


 露払いが通過しました。

 先ほどはうまく行きましたが、今度はどうなりますやら。


 これも邪魔されずに撮影でき、好天にも恵まれ、成果の上がった一日でした。


2024年10月10日木曜日

 函館ハイカラ號 を少しだけ撮影しました 2023.6.23

 北東北を巡った翌日、近くの十字街停留所と末広町停留所の間に、土休日運転・雨天中止の 函館ハイカラ號 を撮影に行きました。

 ここには函館市地域交流まちづくりセンターの建物があり、旧丸井今井百貨店函館支店の建物で、1923年に建設されたものです。

 当時の繁栄ぶりを伝える建物で、観光客にも人気があり、様々な媒体にも取り上げられています。

 これを入れての撮影ですが、まずは露払いがやってきました。


 7001型で、函館市電はすべて異なるスポンサーのラッピングが施されています。

 十字街の電停を過ぎて、函館ハイカラ號 がやってきました。


 後追いでもう一枚。


 画面左側には函館山が見えるはずなのですが、低い雲に覆われて山頂までは見えません。

 少し先の二十間坂の交差点に移動して、函館どつく電停から折り返してくるのを待ちました。

 函館ハイカラ號 の前に、函館どつく行の 721型 が通過します。


 後ろのピンク色の建物もかなりの代物ですが、まもなく 函館ハイカラ號 の姿が見えました。


 うまい具合に車に邪魔されることもなく、後ろ姿も撮影できます。


 今回の撮影は、まちづくりセンターでの用事を済ませる合間のもので、撮ったのはこれだけしかなく、追いかけることもしませんでした。


2024年9月30日月曜日

 小坂鉱山と小坂鉄道レールパーク 2023.6.23

 昨日は松尾鉱山の跡地を巡りましたが、この日は秋田県の小坂鉱山を目指しました。

 グーグルマップの上空からの写真で採掘場の跡地らしきものを探しておいたので、国道から分かれて山に向かう道を進みます。

 途中の精錬所の大きなプラントを抜けてさらに進むと、鉱山跡地へと向かう分岐がありました。

 そこを曲がりいよいよと思ったのですが、この先は民有地になっていて残念ながら立ち入りができません。

 他から近づくことができないので、仕方なく鉱山跡を訪れるのはあきらめました。

 雨も降りだしたので、小坂鉱山事務所や芝居小屋の康楽館など普通の観光をしてから、小坂鉄道レールパークで鉄を少々することにしました。

 雨天の平日なので屋外のアトラクションは中止、保存されている車両を見るだけです。


 DD13 や ブルトレ が屋内で保存されていました。


 外のヤードにはラッセル車があります。


 ホームの両側にも車両が並んでいました。


 SLとDLです。


 ヤードには他に何両かがいましたが、少々くたびれていました。


 振り返ると、先ほど見たクラが見えますが、入り口の管理員が暇そうにしています。


 といったところで、この日は消化不良状態のまま、北海道新幹線に乗るために新青森駅へと向かいました。


2024年9月20日金曜日

 廃墟と化した松尾鉱山へ 2023.6.22

  前日は花輪線の駅をいくつか巡りましたが、この日は大更駅から松尾鉱山を結んでいた松尾工業鉄道の遺構に寄りながら、松尾鉱山の現状を見に行きました。

 まず訪れたのは、途中にある 松尾工業鉄道 鹿野変電所 です。


 木立の向こうにそれらしき建物が見つかりました。


 クマザサや雑木に阻まれて近づけません。

 遠くから残骸を確認しただけで、次の目的地である 八幡平市松尾鉱山資料館 に向かいました。


 資料館には松尾鉱山の関係資料が展示されていましたが、テツとしては駐車場に保存されている機関車に目が向きます。



 近づいて撮影しました。


 ED251 です。
 正面側からも。


 廃線跡を辿ることはせず、松尾鉱山へ向かいました。

 ここは1969年に倒産した硫黄鉱山で、閉山から長い年月が経過していたので近づけるのかもわからないまま山道を進みます。
 そのうちに右手に廃墟が見えてきました。


 職員用住宅で、多数並んでいます。


 道路の先の方を見ると、窪地の先の山肌が一部表れているのが見えました。


 そちらに向かって進んで行くと、道路脇にも廃墟があります。


 その先には何かの基礎らしきものが。


 今度は多分建物と思しきものがうずもれています。


 さらに進むと急に開けて、赤い屋根のかわいらしい建物が現れました。


 この鉱山の廃坑からは汚染水が流れ出していて、その処理を行うために作られた施設とのことです。



 少し勾配を上ると、貯水池脇に出ました。


 処理される前の廃液が、異様な色をしています。

 この辺りからは最初に見た住宅群が遠望できました。


 さらに左の方にも廃墟が見えます。


 近づく道が無さそうで、望遠で撮ってみました。


 ここには多くの建物群が残り、かつての繁栄ぶりが窺えるとともに、いまだに流出する廃水の処理が必要な現実を見ることができました。