小樽築港機関区

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2017年5月30日火曜日

函館本線 倶知安駅のC62重連 夜間撮影 1970.3.29

 美唄鉄道訪問後、美唄駅で乗車ホームに向かうと下りの貨物列車が通過して行くので、一応1枚記録しておきました。


 急行DC宗谷で倶知安駅に着いたのは15時30分、目的のニセコ3号は18時過ぎなので、それまでの間は薄暗くなり始めた倶知安駅周辺で撮影して過ごしました。

 倶知安駅構内では、入換中の二つ目の79615の姿が見られました。


 駅を出て、南側の道路橋の上から駅に出入りする列車を待ちました。

 16時過ぎに、先に下り普通列車137レが到着し、荷物列車 荷42レが出発して行く姿をそれぞれ撮影します。



 しばらく駅で時間をつぶしてから、17時半過ぎにホームに出て、上りの普通列車の牽引機を見に行きました。

 ナメクジD51の24号機で、スーパーナメクジの続き番号です。


 いよいよニセコ3号の到着時間が迫って来たので、C62の停車位置を狙って三脚をセットしますが、既に周りは暗くなっており、ピント合わせは目測でしかできない状況です。

 注目の中、定刻通りニセコ3号は到着し、正確な位置に停車しました。


 写真では長時間露出なのできちんと見えますが、肉眼ではフレームに収まっているのかはっきりとは確認できません。

 短い停車時間で乗務員が各部を点検しているうちに、次第に煙突からの煙も濃くなってきたようです。


 3号機を先頭にしたC62重連は、発車の合図のブザーに続き、長笛2声、そして猛烈な加速で闇の中へ向かって出発して行きました。


 何人かいた同好の士は、ざわめきを残しながらそれぞれの宿へと去って行きました。




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2017年5月28日日曜日

三菱鉱業美唄鉄道線のEタンク 1970.3.29

 三美運輸のB6の撮影を終え、函館本線美唄駅へ戻りましたが、何やら列車がやって来そうなのでカメラを取り出すと、目前を単機のEタンクがバック運転で走り去りました。


 4110形式の4122号機でしたが、情報の伝わらない当時、既にEタンク機は全滅していると思われていたものですから、慌てて美唄鉄道の機関区を訪問しました。

 最初に目についたのは国鉄9600形式である6号機でした。


 先ほどの4122が戻って来たので、早速撮りまくります。




 給水、給炭、点検をしています。


 後ろ姿も1枚。


 庫の中には、先ほど外にいた6号機が収まっていました。


 さらに、自社発注のEタンク、2号機を発見。



 庫の外にはラッセル車やDCの姿も。



 4122がヤマに向かって出発するとのことなので、踏切から少し先の国鉄線から離れたところで待ち受けました。


 単機での牽引で、猛烈な煙を吹き上げながら接近してきました。


 幸運にも2両のEタンクに出会え、もっと撮影したいところですが、本日の予定が決まっており、美唄駅を後にしました。




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2017年5月26日金曜日

三美運輸のB6 1970.3.29

 函館本線の美唄駅から南美唄駅までの支線の先に、三美鉱業からの積出し専用線として三美運輸なるものがあり、そこには古典機であるB6が現役で動いていることを知り、訪ねてみました。

 郵便局前というバス停の近くにあるとのことで、バスを下車すると確かにありました。

 構内の延長はさほどなく、少し先にB6の姿を発見。


 一仕事終えたのか、停車したので周りからぐるりと撮影しました。



 ライトの取付ステーが長く、特徴的です。


 1号機でボールドウィンの2500形式です。


 間もなく動き始め、ヤードをあちらこちらへと移動します。



 右側には貯木場が見られます。

 そのうちに、積込用のホッパーの下に入り込んで行きました。



 出てくる気配が無いので、近くの庫らしき建物を覗いてみると、2号機ノースブリティッシュ2120形式がお休みしていました。


 前面側は引きが無く、撮影できませんので、ナンバープレートをアップで撮影しました。


 昔の2248のプレートを埋めたところに、三美のマーク入りの新しいプレートを取付けたようです。

 次の予定が詰まっていたので、これにて三美運輸を後にしました。




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2017年5月24日水曜日

雪の東海道本線 函南・湯河原 -2 1984.2.18

 雪の北海道のシリーズも終盤を迎えつつありますが、ここらで矛先を変えて、以前掲載した雪の東海道本線の別作です。

 同じ年の翌2月にも雪が降り、前月よりも多くの積雪となったので、性懲りもなく同じ場所へ撮影に行きました。

 最初は小田原駅で乗り継ぎ列車を待っているときに、寝台特急みずほ がやって来たので、この撮影から開始しました。


 小田原駅から各停の下り電車に乗り函南駅で下車、三島駅方向の前回と同じ斜面へと向かいました。

 この場所は下り列車の撮影向きで、まずやって来たのは各停の電車ですが、前回より雪が多く、天気も良いので湘南カラーが映えます。


 続いて下り貨物列車ですが、さすがに編成が長く、後ろが切れてしまいました。


 踊り子号の付属編成が下ってきましたが、オリジナルのこの塗色は雪景色の中では全く美しくありません。


 荷物列車がEF58に牽引されてきましたが、丁度良い長さです。


 少し三島駅側に移動し、上り列車を撮影するのに適当な、やはり前回と同じ場所に向かいました。

 荷物列車が上ってきましたが、後方の山にはまだ雲がかかっています。


 普通電車が来る時になって、ようやく富士山が少しだけ顔を出してくれました。


 撮影後、これまた前回同様に、湯河原駅の先に移動します。

 上りの踊り子号の後追い撮影ですが、やはりこの塗色はさえません。


 下りの荷物列車が湯河原駅を通過して接近してきました。


 続いて、荷物電車もやって来ました。


 少し後ろに引いて待っていると、下りの貨物列車が良い光線の中を通過して行きます。


 上りの荷物列車の時間ですが、上り列車の正面は逆光になるので、トンネル出口の陽の射さないところで撮影。


 そして本日も 踊り子号 の客レで撮影を終えましたが、牽引機がEF65PFだったのが残念。


 次回は、また雪の北海道の続きを掲載します。




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