小樽築港機関区

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2018年2月27日火曜日

改軌工事の進む板谷峠 1990.4.29

 山形新幹線の整備に伴う、奥羽本線の改軌工事が始まったので、その様子を見にゴールデンウィークの初日に、板谷峠を訪問しました。

 最初に立寄ったのは、庭坂の大カーブです。


 カーブの内側に立ち、特急つばさ3号 の姿と、上りの客車列車を撮影しましたが、工事の様子は分かりません。


 線路を見下ろす地点まで行ってみると、下り線側で線路の付け替えをやっていました。


 単線運転とし、片側を標準軌に交換しているので、下り客車列車は上り線を右側通行でやって来ました。


 場所を変えて、板谷駅の西側に行ってみました。


 大粒の雨の中を、オリエントサルーンが通過して行きます。


 この辺りでは線路を両側に広げると聞いていたのですが、上下線それぞれにレールが配置されています。


 下りの 特急つばさ5号 のあと、陽が射してきた上り線を 特急つばさ10号 が通過しますが、線路脇には工事に伴う標識が設置されています。


 通過する 特急つばさ7号 の脇の引き上げ線は、お役御免となるので変わりありません。


 その引き上げ線に、下りの客車列車が進入してきました。


 大型連休なので臨時列車が多数運転されており、峠を越えて、臨時の ざおう が勾配を下って来ました。


 板谷峠はこれまでとし、このあとは磐越西線更科信号場に向かいました。


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2018年2月25日日曜日

加悦鉄道の保存車両 1994.5.1

 加悦鉄道の車両を保存している 加悦SL広場 は、この当時は旧加悦駅の構内を利用して設置されていましたが、加悦駅の土地をその後町に譲渡したことから、SL広場も現在の場所に移転してしまいました。

 5月の連休に、京都駅で100系新幹線から乗り継いだ、北近畿タンゴ鉄道の今は無きタンゴエクスプローラーを野田川駅で下車、タクシー利用で訪問しました。

 保存されているのは主に自社で使用されていた車両ですが、その筆頭は重要文化財に指定された 加悦鉄道2号機 です。



 保存されている加悦駅舎に隣接するホームに停められています。


 木次駅と宍道駅を結んだ簸上鉄道から来た 1261 が、並んで保存されています。



 そして、河東鉄道から来た 4号機 もいます。


 国鉄型のSLも2両いました。


 そして、ラッセル車も。


 DL も保存されていますが、先ずは森製作所の DB201。


 スノウプラウを付けた冬姿の DC351。


 旧日本冶金の DB202。


 DB202 は、今は塗色変更されているようです。

 続いては気動車たち。


 キハ083 よりも、やはり キハ101 の方に目が行きます。


 そしてやや大柄ではあるものの キハユニ51 も魅力的です。


 時折小雨のぱらつく天候でしたが、古き良き時代を感じさせられました。


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2018年2月23日金曜日

復活SL 真岡鐡道の C1266 1994.3.31

 真岡鐡道で、福島県川俣町で保存されていた C1266 が復活運転されることを知り、近場でもあることから早速撮影に行きました。

 真岡鐡道にはそれまで全く馴染みが無かったので、雑誌のガイドを参考にして、最初は寺内駅と真岡駅の間の、お地蔵さんのポイントに着きました。


 上りのDCが通過後、しばらくすると C1266 牽引の SLもおか号 が姿を現わします。


 50系の客車は茶色の塗装で、良くなじんでいます。


 あたりに同業者の姿は全く見当たりません。


 撮影後はいつもの追いかけですが、市塙駅と笹原田駅の間の小高い場所にて列車の通過を待ちました。


 順光の良い場所ですが、この土地は私有の牧草地なのに勝手に入ってしまい、あとで優しく注意されてしまいました(立ち入らないで下さい)。


 茂木駅に行ってみましたが、この頃はまだターンテーブルが無く、側線を通り付替えるだけでした。

 上り列車は、本線の最急勾配区間である天矢場駅の手前のお立ち台での撮影で、ここには数人の同業者がいました。


 先行して下りDCが通過し、まもなく C1266 がバック運転で近づいて来ます。


 C12 のバック運転は現役の頃の足尾線で御馴染みでしたが、3両の客車を牽く姿はなかなか好ましく思います。


 この先には勾配区間がほとんどなく、真岡駅を越えてしばらく先の、見通しの良い畑地まで行きました。


 傾きかけた陽射しの中を、軽い足取りで通過して行きます。


 C12 は好みの機関車なので、この先も真岡鐡道に通うことになってしまいました。


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2018年2月21日水曜日

名寄本線と湧網線の9600 1974.3.4

 当時の北海道のオホーツク海側の路線では、貨物列車には 9600型 ばかりが使われており、その列車本数も少なく、撮影効率は良くありませんでした。

 この日最初の撮影は、名寄本線沼ノ上駅と小向駅の間での貨物列車でした。


 9600 には前面に警戒塗装が施され、この時の牽引機もそれが目立ち、ガッカリです。

 撮影後は湧網線の分岐駅である中湧別駅に向かいました。

 先の発車は湧網線の上り貨物列車なので、芭露駅方向に歩いて列車を待ちました。


 正面のトラ塗りが目立たないように、少し引いてのアングルです。


 サイドからは目立たないものの、やはりうれしくありません。

 中湧別駅に戻り、駅構内から少しだけ上湧別方向に進みました。


 名寄本線上を、上りの単機回送が発車してきました。


 中湧別駅で貨物の入換をしている 9600 が、駅構内のはずれまでやって来ます。


 やがて下り列車として、発車してきました。


 薄汚れているので、トラ塗りが目立たないのは良かったです。


 内陸部に向けて、まっすぐな線路を進んで行きました。


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2018年2月19日月曜日

三重連の スーパーエクスプレス レインボー 1989.5.4

 この当時の花形だったジョイフルトレイン、スーパーエクスプレス レインボー が、碓氷峠を通過するというので、久しぶりに三重連が拝めると碓氷峠の熊ノ平に出かけました。

 5月の連休中の出来事で、例によって家族旅行の間を縫っての撮影です。

 先行して、特急あさま が勾配を下って来ました。


 そして待つことしばし、三重連が上り線のトンネルから姿を現わしました。


 パンタが6基連なって壮観です。


 EF62 の直後は展望車で、乗客は楽しそうです。


 編成中央の4号車は赤く塗られ、RAINBOW の白文字が大きく目立ちます。


 最後尾の展望車が通過するときには、すでに機関車はトンネルに進入していて、編成全体は捉えられませんでした。


 久方ぶりの三重連を撮影でき、これだけで熊ノ平を後にしました。


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