小樽築港機関区

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2020年6月30日火曜日

 磐梯山を臨む 更科信号場 あたり 1984.4.29

 天気の悪い国見峠を引き上げて、磐越西線の更科信号場へと移動しましたが、こちらはピーカンで、磐梯山の姿がくっきりと浮かび上がっていました。

 その磐梯山を大きく捉えるべく、翁島駅側から長玉で下りの客レを狙ってみます。


 次の上りの快速電車は、更科信号場の北側から、やはり正面から磐梯山をバックに撮ってみましたが、こちらは足場が定まらず、出来はイマイチでした。


 午後の時間帯に信号場の北側で、山をバックに収めるベストポジションは、築堤を降りたインカーブです。

 後追いですが、下りの快速電車を撮影します。


 次は上りの普通列車ですが、旧型客車の好ましい編成でした。


 次も上りの貨物列車ですが、ED77 重連の牽引に対して貨車が短すぎ、アップ気味に狙ってみます。


 次は下りの客レですが、場所を移動せず、レッドトレインの後ろ姿を撮りました。


 山頂付近に少し雲がかかってきた中を、特急あいづ の通過ですが、少し引いた場所から、磐梯山の全貌が入るようにしてみます。


 次の 急行あがの3号 は、ベタ順光の更科信号場を通過する所を撮ってみました。


 磐梯山が夕日に染まるころ、上りの快速電車が信号場への勾配を上って来ます。


 夕闇が迫って来たので撮影を終了し、本日の宿のある会津若松に向かいました。

2020年6月28日日曜日

 東北本線 国見峠 1984.4.29

 大型連休の撮影旅行2日目は、昨日の奥羽本線から移動し、さらに大幹線である東北本線の難所、国見峠越えの藤田駅と貝田駅の間に向かいました。

 かつては貨物列車の補機として ED71 が運用されていましたが、すでに ED75 の重連に置き換わっていました。

 撮影場所は東北道の国見SAのすぐ下で、SAから線路を見下ろすことができます。

 この日はまさに雨混じりの曇天で、薄暗い中を最初にやって来たのは下りの快速DCです。


 次の下り貨物は、丁度沿線にあった桜の木を入れて撮ってみました。


 この場所は上り列車を撮るのに適したところで、勾配標を絡めて、やって来たEC快速を撮ります。


 次は上りの貨物列車ですが、背後の山並みは霞んでしまっています。


 下りの荷物列車も ED75 の重連が牽引していて、機関車が統一されているのは良いのでしょうが、被写体としては面白くありません。


 少し引いて撮れる場所から上り貨物を撮影しましたが、これまたコンテナを ED75重連 の牽引で、列車本数は多いのですが、変化が有りません。


 続いて来たのは上りの普通列車で、ED75 が単機で長い 50系 を牽いて来ました。


 被写体に飽き、天候も思わしくないので、これにて次の撮影地に向けて移動しました。

2020年6月26日金曜日

 奥羽本線 大石田 辺り 1984.4.28

 仙山線での撮影を終えてから、次の目的地の奥羽本線に向かいました。

 あまり遠くまで行くのは時間が無いし、近場で見せ場となる峠越えも無いので、北大石田駅の見える場所にしました。

 上り貨物を牽引して、ED75700番台 が通過して行きます。


 上りの荷物列車が北大石田駅を通過中ですが、この駅は単線に単式ホームがあるだけなので、よく見ないと駅の存在が分かりません。


 牽引している ED75700番台 は、ED75 の最新型で屋根上の機器が無く、パンタも異なるので、他の ED75 とは別物のようです。


 続いて、特急つばさ6号 も通過しました。


 少し南に移動して、大石田駅を越えて袖崎駅との間で待っていると、先程撮影した荷物列車をもう一度撮影できます。


 さらに南下して、袖崎駅と金谷信号場の間で、上りの短い貨物列車を撮影しました。


 このあたりは電化区間ですが、タラコ色の普通DC列車も通過します。


 下りの 特急つばさ は速いので、流し撮りで撮ってみました。


 この日最後の撮影の上りの客レは、レッドトレインの50系です。


 以上で連休の撮影旅の、初日を終えました。

2020年6月24日水曜日

 大型連休に再訪した 仙山線 山寺 1984.4.28

 この年のゴールデンウィークも南東北地方の撮影に行きましたが、最初の目的地の仙山線の山寺駅付近は、昨年秋に訪れた時は雨模様だったので、今度こそはとリベンジに出かけたのでした。

 夜通し走って山寺駅の更に奥地に到着しましたが、この日は朝からピーカンです。

 そんな朝日を浴びながら、ED78重連 が上りの普通列車を牽引して勾配を上って来ました。


 反対方向から、これまた ED78重連 の下り貨物が登場です。


 下りの 快速仙山 が来ましたが、たったの3両編成でした。


 次は、この線で唯一になった急行の べにばな ですが、これもこの翌年に姿を消してしまいました。


 後を追って上りの普通列車が来ましたが、これまた ED78 の重連が牽引しています。


 奥地から出てきた辺りで、下りの客車列車が急坂を下る様子を撮影しましたが、今度は単機の牽引です。


 もう少し下って、立石寺の岩山が望めるあたりまで来ると、快速仙山 が6連で勾配を上って来ました。


 昨年のリベンジを無事に果たして、このあとは奥羽本線の撮影に向かいました。

2020年6月22日月曜日

 桜満開の 身延線 1984.4.21

 身延線に撮影に赴くのは4年半ぶりで、既に旧型国電は姿を消していたのですが、その沿線には桜がきれいな場所が多いので、満開の時を見計らって訪問しました。

 当日は雨は降らないものの曇天でしたが、休みとの兼ね合いで、開花の状況を見ながら決行しました。

 前回と同様に富士川をさかのぼるコースですが、最初に立寄ったのは桜の名所ではなく、井出駅と十島駅の間の発電所バックの鉄橋です。


 上りの 急行富士川 と下りの普通電車を撮影しましたが、低い雲が垂れ込めて、背景が霞んでしまっています。


 この先は線路沿いの道を北上し、桜の木を探しながらロケハンを続け、内船駅と甲斐大島駅の間で、良い塩梅の桜を見つけました。


 上り普通電車を撮影後、少し移動して、今度は下りの急行を撮影します。


 この先は、かねてから目を付けていた、駅構内に桜が沢山咲いている塩之沢駅に行きました。

 上りの普通電車が到着しましたが、クモユニ143 が連結されています。

 これは身延線の旧型国電が淘汰された1981年から登場した、郵便荷物電車の身延線仕様車です。


 今度は下りの普通電車で、先頭車は白帯を纏った身延線カラーの115系ですが、満開の桜が迎えてくれました。


 もうしばらく待って、次の上りの普通電車が来る頃には、漸く薄日が差し始めました。


  桜の木に覆われながら、短い時間停車します。


 この電車を追いかけて、先程と同じ内船駅と甲斐大島駅の間で待ち受けます。

 クモユニ143 と満開の桜を捉えることができました。


 同じ場所で、下りの 急行富士川 の165系電車も撮影します。


 これにて目的を達成し帰途に着いたのですが、途中の芝川駅と稲子駅の間で、下りの普通電車が丁度やって来るので、安易に陸橋から撮影しました。


 青空が望めなかったのは残念ですが、満開の桜は無事に撮影できました。

 なお、クモユニ143 は、この翌年に身延線でのお役目を終え、転出して行きました。

2020年6月20日土曜日

 雪の 東北本線 奥中山-2 1984.3.3

 雪の奥中山での撮影の続きです。

 大カーブの擁壁からいったん降りて、上下線の間から下り貨物列車を撮影しましたが、SL時代はこの角度で撮ると、後補機の D51 が画面に入ったのですが、長すぎて最後尾まで入りません。



 再び擁壁に登ると、背後から上り貨物が来ましたが、雪が多くて動きが鈍く、後追いでの撮影となってしまいました。


 このコンテナ貨物とすれ違うようにやって来たのは、下りの 特急はつかり5号 ですが、モノクラスの6連で少々物足りません。


 続いて来たのは下りの普通列車で、50系の4連を ED75 が牽引しています。


 ED75 にとっては荷が軽すぎるのか、高速で勾配を駆け上がって来ました。


 擁壁を降りて、奥中山駅方向に戻り始めると、後ろから荷物列車が接近してきました。


 前から来たのは 特急はつかり8号 ですが、こちらは 583系 の編成です。


 再び太陽が顔を出してくれたのですが、下りの 特急はつかり7号 では逆光になってしまいました。


 反対からの上りの普通列車ではベタの順光ですが、客車はたったの3両です。


 一旦国道にでて戻り始めると、やって来た下り貨物は、回送を含めてなんと三重連の ED75 の牽引で、最悪の1枚になってしまいました。


 SL時代にもこんな事が有ったと思いながら、再び少し先で線路際に戻りました。

 トンネルの近くまで来ると、特急はつかり10号 が近づいて来ます。


 雪煙を巻き上げながら走り去る姿を撮影して、奥中山駅に戻りました。


 この日の最後の撮影は、朝と同じ盛岡駅で、今度は 特急ゆうづる2号 です。


 発車の様子も撮影したのですが、こちらは動体ブレで、うまくゆきませんでした。