小樽築港機関区

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2020年12月31日木曜日

 10月の 大井川鐡道(その1) 1993.10.9

 この前年には正月に訪れた大井川鉄道ですが、今回は家族旅行で1泊しての撮影です。

 早朝に家を出て、この日運転される1001列車に間に合うように到着し、大井川第一橋梁を見下ろす茶畑の小道に立ち入らせてもらいました。

 汽笛が聞こえて姿を現わしたのは、小型テンダー車の C5644 です。


 この頃は温泉施設等が無く、茶畑の向こう側の鉄橋が、全て見渡すことができました。


 次は定期列車の101列車です。

 少し先の地名駅の手前の勾配区間に向かいました。

 この場所は煙が出るのですが、逆光になります。


 今は無き C11312 がブラスト音も高くやって来ました。


 まだ道路の整備があまりできていないの頃なので、追いかけはやらず、また、帰りの列車は下り勾配で煙が期待できないので、このあとは子供のお遊びに付き合ってしまいました。

 以上、今年最後の記事でしたが、お読みいただき有難うございました。

 来年も弊ブログをよろしくお願いします。

2020年12月29日火曜日

 虹の郷の ロムニー鉄道 1993.6.12

 伊豆修善寺の高台にある 虹の郷 には、ロムニー鉄道 と称する5インチゲージの鉄道があり、石炭炊きのSLが運行されています。

 園内の二つの村を結ぶ乗り物で、ドッグボーンの線形をしたエンドレスを走行しています。

 近場でSLの撮影ができると、6月半ばの好天の日に訪問しました。

 行ってみると、本家のイギリスと同じで、小さな車体に機関士が乗務しています。


 本日使用されていたのは、2号機のプレートを付けた、カンブリア号 でした。


 カナダ村のネルソン駅を発車して来ます。


 園内には湖もあり、湖畔を周回してきました。


 レールウェイミュージアムには機関庫が併設され、1号機の ノーザンロックⅡ が休んでいます。


 ロッドをちょこまか上下させながらDLがやって来ましたが、シティー・オブ・バーミンガム と称するこのロコは、オリジナルとのこと。


 気温が高いので、SLとはいえ煙が出ません。


 イギリス村のロムニー駅手前では、遠くに伊豆の山並みが望めました。


 築堤の斜面には、花でROMNEYと書かれています。


 小さいけれども本格的なので、今度は煙の上がる寒い季節に再訪しようと思いました。

2020年12月27日日曜日

 復活SL パレオエクスプレス 撮影記 1993.5.4

 1992年の秋に、初めて毛嫌いしていた秩父鉄道の C58363 を見て、次回はしっかりと撮影に来ようと思ったのです。

 この年のゴールデンウィークの旅行に、1日だけですが、撮影に専念できるようにセットして、訪問しました。

 撮影地は秩父駅の先の方が良かろうと、ロケハンをしながら進んで行くと、なかなか良い場所が見つからず、そのまま白久駅まで来てしまいました。

 白久駅の三峰口駅側は良い具合にカーブしているので、何とか駐車場所を確保して、同業者の中に加わりました。

 先に来たのは下りの普通電車です。


 好天気ですが、インカーブ側は日陰になってしまうようです。

 時間通りに、C58363 の牽引する パレオエクスプレスがやって来ました。


 カーブの外側からの撮影なので、縦画面での構成です。


 何やら面白いヘッドマークを付けていました。


 少し離れた場所から、広角気味にも撮ってみました。


 撮影後は三峰口駅に行ってみると、客車を切り離した C58363 がホームに停まっています。


 三峰口駅のヤードには、各種の列車が並べられていました。


 やがて C58363 はターンテーブルに乗り、向きを変えるのですが、人が多くてまともな写真は撮れません。


 帰りの撮影は、武州日野駅と武州中川駅の間の鉄橋を見上げる場所としました。

 まずは東急のステンレスカーが通過します。


 反対方向から C58363 が顔を出しました。


 下り勾配なのか、全く煙を出してくれません。


 ゆっくりと鉄橋を渡って行きました。


 今回初めて秩父鉄道を本格的に巡ったのですが、これといった場所が探せず、駐車場所にも難儀しました。

 次回こそはもっと下調べをして、良いものを撮りたいと思ったのです。

2020年12月25日金曜日

 復活SL 春爛漫の あそBOY(その2) 1993.4.11

 春の あそBOY の撮影2日目ですが、この日は春爛漫とはいかずに、曇天です。

 瀬田駅と立野駅の間の国道の下を覗いてみると、ここにも菜の花が咲き乱れているので、これを入れて撮ることにしました。

 先ずは普通DCの通過です。


 待つこと暫し、ドラフト音と共に、58654 が築堤上に登場しました。


 菜の花の中を近づいてきたのですが、日が射していないので、発色がイマイチです。


 盛大な煙を上げながら、通過して行きました。


 追いかけは、スイッチバックを過ぎた、立野病院の裏手です。

 後方からの風に煙をあおられながら、近づいて来ました。


 赤いエンドビームが良く目立ちます。


 目の前に来たところを準広角で撮ると、立野の町並みを入れて撮影できました。


 追いかけて勾配を上りきると空は晴れ模様です。

 市ノ川駅と内牧駅の間で待ち構えていると、また雲が出てきて、列車の前半分が陰になってしまいました。


 最後の追いかけは阿蘇駅といこいの村駅の間の踏切で、全くおまけの1枚です。


 帰りの列車の撮影は、赤水駅近くの線路を見下ろす地点まで離れた所からとしました。

 最初に来た普通DCでは、列車には日が当たっているのですが、その後ろは雲の陰になってしまいます。


 そして、肝心の あそBOY の時には、列車には日が当たらずに、バックの山肌は明るくて飛んでしまいました。


 山頂まで日が当たっているのに、なかなかうまく行きません。


 撮影はここまでで、熊本空港に向かいました。

2020年12月23日水曜日

 復活SL 春爛漫の あそBOY(その1) 1993.4.10

 3年ぶりに豊肥本線を走る あそBOY の撮影に向かいました。

 春真っ盛りの時期なので、三里木駅と原水駅の間の桜が咲いているのではないかと向かってみると、まさに満開状態でした。

 あそBOY に先行して、下りの各停DCが通過します。


 しばらく待つうちに、58654 が煙を吐きながら近づいて来ました。


 かなりの高速なので、忙しく連写します。


 線路の反対側にもカメラをセットしましたが、こちらから撮ると並走する国道が入ってしまいました。


 次は立野のスイッチバックですが、二段目の折り返しポイントの近くまで上がってみました。

 立野駅を発車した列車は、推進運転で急勾配を押し上げてきます。


 折り返し点に到着後、しばらくたってからこちらに向かってきました。


 三段目に向かって、懸命に加速してきます。


 車に戻って追いかけて行くと、市ノ川駅の先で追い越すことができました。


 阿蘇の広い外輪山の内側を、軽快に走り去って行きます。


 終着駅である宮地駅に行ってみると、乗客を降ろして入換をやっていました。


 昨年から 58654 は塗装をダークグリーンに変え、装飾も施されています。


 菜の花が咲いていたので、一緒に撮ってみました。


 派手に塗装されたターンテーブルに乗り、方向転換します。


 このあとのんびりと昼食を摂っていたら、帰りの列車に間に合わず、立野駅まで行ってしまいました。

 発車の様子を撮ろうとしたのですが、ここにも菜の花があったので、青空に黄色の花を取り入れてみます。


 この先は下り勾配ですが、発車の時だけは煙を出してくれました。


 あしたもう一日、ハチロクの撮影をします。