小樽築港機関区

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2020年10月30日金曜日

 復活SL 二年目の C62ニセコ(その1) 1989.7.7

 復活2年目の C62ニセコ の撮影に、この年も暑い7月になってからようやく訪れることができました。

 ところが少々トラブルがあり、往きの上り列車の撮影ができずに、復路のみとなってしまいました。

 なので、今回は北4踏切に早々に陣取り、前回撮れなかった羊蹄山バックの定番写真の撮影とします。

 黒煙を上げながら、倶知安駅方向からまわり込んできました。


 やや霞んでいるものの、羊蹄山の全貌が望めます。


 数カットの定番写真を、無事に撮影できました。


 追いかけは、これまた定番の蘭島駅と塩谷駅の間で、皆さんと一緒に大移動です。


 ここでも猛烈に黒煙を上げてくれて、期待に応えてくれました。


 これまた、お手本通りの写真の出来上がりです。


 明日は往きの列車からきちんと撮影できるよう、少々ロケハンをしてから宿に向かいました。

2020年10月28日水曜日

 熊ノ平で EL三重連 1989.5.4

 この年の5月の連休には軽井沢に向かいましたが、その折に スーパーエクスプレスレインボー が碓氷峠を通過するとの情報がありました。

 1987年から運転を開始した スーパーエクスプレスレインボー は、客車を改造した洒落た内外装のジョイフルトレインでしたが、客車ゆえ速度面や折返し面での問題が生じて、2000年には用途廃止になってしまいました。

 碓氷峠での撮影となると、上り列車が三重連になるので、撮り慣れた熊ノ平信号場に向かいました。

 この頃は他に撮影者も無く、のんびりと通過を待っていると、先にやって来たのは上りの 特急あさま です。


 当然ながら、EF63 重連がエスコートして、峠を下って来ました。


 しばらくするとお目当ての列車の登場で、トンネルからELが3台つながって姿を現わします。


 ELの後ろには、白い車体に赤のストライプの客車が繋がっていました。


 パンタグラフが6基も上がっていて、豪華です。


 EF62 に向かい合った展望室には、楽しげな乗客の姿が見えました。


 編成の中央には、真っ赤に塗られたイベント車両が連結されています。


 最後部を見送りましたが、三重連は既にトンネル内で、その姿を捉えられませんでした。


 好天の下、目的達成で、ご機嫌よく軽井沢に向かいました。

2020年10月26日月曜日

 復活SL 上越線の SL奥利根号 1989.4.6-7

 D51498 が復活を果たし、この年から旧型客車を牽引して、SL奥利根号 が上越線の高崎駅と水上駅の間で運転されるようになりました。

 SL奥利根号 は、その後運転方法や牽引機等の変化があり、愛称名も変化してきましたが、現在でも基本的には同じ区間での運転が継続されています。

 この時は水上温泉に泊まるのが目的の旅行でしたが、折角走り始めたSL列車をほったらかしにはできず、無理のない範囲での撮影を行いました。

 先ずは敷島駅と津久田駅の間のSカーブを俯瞰する場所で、現在でも撮影可能です。


 撮影後は目的地の水上へとクルマを走らせましたが、上牧駅の先で再び撮影できるので、駐車できる場所を探しました。

 ここは直線区間で、完全な逆光です。


 水上駅で折り返しなので、発車の様子を撮影しようとして、駅構内のはずれで待ち時間を過ごしました。

 下りの普通電車が到着しましたが、一応記録として撮影します。


 汽笛一声、水上駅を発車して来ましたが、横には 185系200番台 の姿がありました。


 この先は下り勾配ばかりですが、発車直後は加速しているので煙は十分出してくれます。


 誇らしげな乗務員の様子が確認できました。


 水上温泉で過ごした翌日は、家族を残して一人で津久田駅と岩本駅の間に向かいました。

 この場所には数人の同好の士の姿が見られます。


 撮影後は追いかけて、水上駅手前の諏訪峡を臨む場所に向かいました。

 晴れると逆光になりますが、上り勾配が続くので、煙は盛大に出してくれます。


 このあとは撮影もせずに、おとなしく帰宅しました。

2020年10月24日土曜日

 復活SL 冬の北陸ときめき号(その2) 1989.2.12

 冬の北陸ときめき号 の撮影2日目です。

 温泉宿でのんびり過ごした翌日は、うっすらですが雪が積もっていました。

 最初の撮影地は良川駅と能登二宮駅の間ですが、良川駅は停車駅なので出発の煙が期待できるからです。

 何の変哲もない所ですが、雪のおかげで邪魔物を隠してくれていました。

 先ずは上りの普通DCの通過です。


 短い停車後、C571 を先頭に発車して来ました。


 バックの家並みが少々うるさいのですが、手前側には障害物が有りません。


 横風も強いのですが、反対方向に向けてなので、煙に巻かれる心配もなく撮影できました。


 ゆっくりとやって来るので、撮影枚数も稼げます。


 次の撮影地は、笠師保駅と能登中島駅の間の築堤です。

 ここでは列車の通過直前に日が陰り、おまけに目の前で絶気運転になってしまいました。


 なので、重連はシルエットです。


 帰りの撮影は、穴水駅と能登鹿島駅の間の、海が少しばかり入れられる場所です。


 上り、下りの普通DCを撮影して、SLの通過を待ちました。


 ところが通過に合わせたように、またしても急に雲の影がかかってしまいました。


 晴れの一日だったのに、なんとも不運を嘆くしか有りません。


 帰りの列車の時間があるので、この先での撮影はあきらめて、金沢駅に向かいました。

 クルマを返してホームに上がると、ちょうど ときめき号 が到着したので、人をかき分けながらなんとか1枚撮影します。


 帰りは米原経由で、東海道新幹線利用での連続切符でした。

2020年10月22日木曜日

 復活SL 冬の北陸ときめき号(その1) 1989.2.11

 能登半島を走るSL列車の 冬の北陸ときめき号 は、1988年から運転され C56 の牽引でしたが、この年から C57 と C56 の重連運転になったので、寝台特急北陸に乗り込み、撮影に向かいました。

 金沢駅でレンタカーを借りて、手始めに羽咋駅と千路駅の間のカーブ地点に行きました。

 先ずは後方から、上りの各停DCの通過です。


 次は下りの各停ですが、こちらは6連でした。


 いよいよお目当ての列車の時間ですが、まさしく冬の北陸の天候で、どんよりとした曇り空が続いています。


 平坦路なので、高速で飛ばしてきました。


 後補機の C56160 と、やまぐち号 の客車が続きます。


 次に向かったのは能登中島駅と西岸駅の間の、勾配が始まる区間でした。


 相変わらずの曇天の上、横風まで強くなっています。


 それでも盛大に煙を吐いてくれました。


 ここでも次位の C56160 を撮っておきます。


 後追いでは C571 は撮れましたが、このあとは煙に巻かれて撮影できませんでした。


 帰りの列車の撮影は、能登中島駅と笠師保駅の間からスタートしました。


 七尾駅までの区間は、後ろ向きの重連運転です。


 水田の広がる築堤を、程よい煙を上げながら通過して行きました。


 七尾駅からは前向き重連で、安直に徳田駅との間の踏切に行ったのですが、ここは撮影者があふれています。

 露払いの、ゆぅトピア和倉 が通過しました。


 続いて ときめき号 の通過ですが、前の人の肩越しでの撮影となったので、あまり良い出来ではありません。


 この日はこれ以上の追いかけをせずに、さっさと和倉温泉の宿に向かってしまいました。

2020年10月20日火曜日

 南阿蘇鉄道のトロッコ列車 1988.10.23

 あそBOY の撮影を立野駅のスイッチバックで終えて、次は南阿蘇鉄道で運行されているトロッコ列車を撮りに行きました。

 南阿蘇鉄道は、立野駅から高森駅までの旧高森線で、1986年に転換された路線です。

 阿蘇下田駅と中松駅の間で待っていると、小さなDLを先頭に見えてきました。


 歩くよりは早い速度で近づいて来ます。


 撮影後は追いかけたのですが、何しろゆっくりなので簡単に追い越してしまい、見晴台駅と高森駅の間では、通過までかなり待たされました。


 DLで前後を挟み、さらに最後尾にDCを連結した、かなり珍妙な編成です。


 近づいたところを機関車のアップを撮影しましたが、あまりにゆっくりなので、車上の人とおしゃべりができました。


高森駅に行ってみると、運転を終えたトロッコ列車は最後尾のDCを切り離して、奥の方に引っ込んでしまっています。


 折角なので普通の列車も撮影しようと、再び見晴台駅との間に向かいました。

 駅で見かけたのとは違うDCが近づいて来ます。


 傾きかけた陽射しを浴びながら、3両もの編成が通り過ぎて行きました。


 今回の撮影はこれまでで、熊本空港へと向かいました。