湧網線の駅に保存されているSLについては、1998年9月に訪れていますが、この年のSLオホーツク号の撮影の前後に、再訪しました。
まずは18日に、計呂地駅で保存されている C58139 を見に行きました。
駅のホームに停車した状態で、屋根が架けられているので、少し埃をかぶってはいるものの、相変わらず綺麗な状態でした。
SLオホーツク号を2日間撮影し、この日は運転が無いので、卯原内駅に保存されている 49643 を訪ねました。
ここでも以前ほどではありませんが、綺麗な姿を保っていましたが、少々雑草がはびこっています。
続いて佐呂間駅に向かいました。
ここの D51565 は、以前見た時もあまりきれいでは無かったのですが、それ以降に手を入れられた様子が無く、相変わらず色あせた姿でした。
この D51 の反対側には DE101677 も保存されているのですが、これまた同様で、そろそろ手を入れないと、といった様子です。
各地の保存機の状態のその後を見ることが間々ありますが、綺麗な状態が保たれているものもあれば、次第に朽ち果てていくものもあり、鉄道遺産の保存については考えさせられるものがあります。
2016年に 写真集「SL現役の頃」 を自費出版し、SL時代の撮影フィルムの整理が完了しました。
引続き、SL無き後に撮影したものについても順次デジタル化を進めています。
同時に、相変わらず現在でも撮影に足を運んでいます。 といったところで
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現役の頃/その後/現在、を取り混ぜながら拙作をご紹介します。写真クリックで大画面もご覧下さい。
小樽築港機関区
2019年5月21日火曜日
2018年8月1日水曜日
湧網線沿線の保存機関車1998.9.11-12
網走からオホーツク海に沿って北上した折に、既に廃線になった湧網線の駅に保存されているSLを訪ねてみました。
最初は卯原内駅跡を利用した、卯原内交通公園です。
オホーツク海のすぐそばに、49643 が客車とともに保存されています。
1920年に製造され、1970年に廃車になったカマで、綺麗に保存されています。
次は佐呂間駅跡の、佐呂間町交通公園です。
ここには晩年を南北海道で過ごした D51565 を、保存されていた函館で荒廃していたものを佐呂間町が入手し、整備して展示保存されています。
屋根付きの場所で、この時は色あせていましたが、適宜塗り直しが行われているようです。
湧網線沿線では廃線後でも鉄道への愛着が深いようで、他線区のSLであっても記念公園を作り保存しています。
最後は翌日ですが、計呂地駅の跡地の湧別町計呂地交通公園に行きました。
駅の施設と共に C58139 が、良好な状態で保存されていました。
このカマは1975年に北見で廃車され、この地には1981年に運ばれたとのこと。
現在では屋根が架けられているようです。
この駅には跨線橋があるのですが、これが中途半端な高さで、その下を列車が通れません。
その窓から撮ったのが下の写真です。
最後は少し離れた位置から撮った、おまけの1枚です。
夕暮れ時で、空に写っているのはごみではなく、無数のカラスが森に帰っていくのに遭遇したのです。
まさに無数で、その鳴き声もあたりに響き渡っていました。
いつもご覧頂きありがとうございます。 ↓志布志線・日豊本線 そして 吉都線 1973.2.16~17
より
最初は卯原内駅跡を利用した、卯原内交通公園です。
オホーツク海のすぐそばに、49643 が客車とともに保存されています。
1920年に製造され、1970年に廃車になったカマで、綺麗に保存されています。
次は佐呂間駅跡の、佐呂間町交通公園です。
ここには晩年を南北海道で過ごした D51565 を、保存されていた函館で荒廃していたものを佐呂間町が入手し、整備して展示保存されています。
屋根付きの場所で、この時は色あせていましたが、適宜塗り直しが行われているようです。
湧網線沿線では廃線後でも鉄道への愛着が深いようで、他線区のSLであっても記念公園を作り保存しています。
最後は翌日ですが、計呂地駅の跡地の湧別町計呂地交通公園に行きました。
駅の施設と共に C58139 が、良好な状態で保存されていました。
このカマは1975年に北見で廃車され、この地には1981年に運ばれたとのこと。
現在では屋根が架けられているようです。
この駅には跨線橋があるのですが、これが中途半端な高さで、その下を列車が通れません。
その窓から撮ったのが下の写真です。
最後は少し離れた位置から撮った、おまけの1枚です。
夕暮れ時で、空に写っているのはごみではなく、無数のカラスが森に帰っていくのに遭遇したのです。
まさに無数で、その鳴き声もあたりに響き渡っていました。
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