小樽築港機関区

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2018年8月1日水曜日

湧網線沿線の保存機関車1998.9.11-12

 網走からオホーツク海に沿って北上した折に、既に廃線になった湧網線の駅に保存されているSLを訪ねてみました。

 最初は卯原内駅跡を利用した、卯原内交通公園です。


 オホーツク海のすぐそばに、49643 が客車とともに保存されています。


 1920年に製造され、1970年に廃車になったカマで、綺麗に保存されています。


 次は佐呂間駅跡の、佐呂間町交通公園です。
 ここには晩年を南北海道で過ごした D51565 を、保存されていた函館で荒廃していたものを佐呂間町が入手し、整備して展示保存されています。


 屋根付きの場所で、この時は色あせていましたが、適宜塗り直しが行われているようです。


 湧網線沿線では廃線後でも鉄道への愛着が深いようで、他線区のSLであっても記念公園を作り保存しています。

 最後は翌日ですが、計呂地駅の跡地の湧別町計呂地交通公園に行きました。
 駅の施設と共に C58139 が、良好な状態で保存されていました。


 このカマは1975年に北見で廃車され、この地には1981年に運ばれたとのこと。
 現在では屋根が架けられているようです。


 この駅には跨線橋があるのですが、これが中途半端な高さで、その下を列車が通れません。
 その窓から撮ったのが下の写真です。


 最後は少し離れた位置から撮った、おまけの1枚です。


 夕暮れ時で、空に写っているのはごみではなく、無数のカラスが森に帰っていくのに遭遇したのです。
 まさに無数で、その鳴き声もあたりに響き渡っていました。


 いつもご覧頂きありがとうございます。 ↓志布志線・日豊本線 そして 吉都線 1973.2.16~17
 より

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