小樽築港機関区

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2023年11月8日水曜日

デンマーク~ドイツ~デンマーク鉄旅(第6回) by奥

2016/9/11(日)ハンブルグ~ベルリンラウンドトリップ

この日は日曜日です。 ユーレイルパスを買いながらこれまでドイツ北部のローカル列車に乗るばかりだったので、この日はマイレージ稼ぎにハノーファー(Hannover)を経由してベルリン(Berlin)へ行ってハンブルグへ戻るラウンドトリップをすることにしました。日本に来た外国の乗り鉄がジャパンレイルパスで大阪から北陸回りで東京へ行き、東海道で大阪へ日帰りする感じでしょうか。

最初はハノーファー中央駅で見かけた列車から。

DBから分離された地域鉄道の列車でしょう

その機関車

いまだ健在の客車列車のIC

ハノーファー中央駅

ハノーファーにはLRTがあります。中央駅では10系統のみが地上を走り、他の系統は地下線になっているようです。一日券を購入して取りあえず乗車し、適当に乗り換えて中央駅へ戻る事にします。3回乗車すれば元が取れる金額でした。

ハノーファー中央駅前を行くLRT

ここのLRTは都電(荒川線)や東急世田谷線のように高プラットホーム化によるバリアフリー化を進めているようで、路上区間の停留所のプラットホームを嵩上げする工事が行われていました。

道路中央にプラットホーム建設工事中

新車らしき車輛

都心部の地下線区間の駅

1時間ほどで中央駅に戻り、ベルリン行きICEを待ちます。

ライプチヒ行きのIC(初めて見る2階建て列車)

ここにもいたアルストム製のローカル用DC

ベルリン行きICEが入線(向かいのホームICEは列車分割中)

ベルリン中央駅に到着。90年代半ばにに1度ベルリンに来ているのですが、中央駅の変わり様にはびっくりです。

ベルリン中央駅に着いたICE

DBの近郊型電車か?

連接部も低床かと思ったら窓だけ

発車を眺めて、駅を出ます

中央駅に開通(復活?)したというLRTに乗って、地下鉄との接続駅で降りて、適宜(地下鉄とDBのSバーン等で)中央駅へ戻ることにします。

地下鉄接続駅らしいと思ったら違った停留所にて

再度乗車して地下鉄乗換駅へ、停留所の端に地下鉄駅のエレベーター乗り場が

地下鉄に乗車

 地下鉄にアレキサンダープラッツ(Alexanderplatz)駅まで乗り、DBに乗り換え、かっての西ベルリンのターミナル駅だった動物園(Zoologischer Garten)駅へ行ってみました。

アレキサンダープラッツ駅の国電(Sバーン)

我々がいるのは列車線ホームで列車が通過

動物園駅前のベルリンの路線バス

動物園駅の外観

今度は国電(Sバーン)に乗りフリードリッヒシュトラッセ(Fridrich Strasse)駅で乗り換えてを乗り継いでブランデンブルク(Brandenburg Tor)駅へ行きます

ベルリンのSバーンは車両は変わりましたが塗装は旧車を踏襲しており好感が持てます


フリードリッヒシュトラッセ駅にはLRTも乗り入れています


ブランデンブルク門は裏側が順光でした

駅を出ると目の前にブランデンブルク門。ここに来たのは観光だけが目的ではなく、ブランデンブルクから中央駅の間にU55系統という短い地下鉄路線があるのでそれに乗るためなのでした。

地下鉄のブランデンブルク駅

中央駅に戻ってきました。

電車は2両編成で車輌も古そうです。 東京で例えたら東京駅から二重橋前まで短距離地下鉄路線があるようなものでしょうが、将来は延長される路線がここだけ先行開業してるようです。(現在は延伸されてU5の一部になっているようです)

ベルリン中央駅は立体的にホームが配置されてます

ハンブルグへ帰るICEは日曜日の夕方の列車で大層な混雑でした。終着駅がハンブルグ中央駅ではなくハンブルグアルトナ駅なので、中央駅で降りないでアルトナ駅までへ行ってみました。ハンブルグアルトナといえば私にとってはかって鉄道ファン誌で見た機関区の8の字形ターンテーブル&ツイン扇形庫なのですが、残念ながらは姿を消していました。(跡地らしき場所はわかりました。)

ハンブルグアルトナに到着のICE

向かいのホームにはチューリッヒ行きの寝台列車が準備中です

ここは頭端式の駅でした。

ハンブルグアルトナの駅舎

ハンブルグアルトナから中央駅へSバーンで戻りましたが、列車とは別路線の地下線でした。
(第6回おわり)

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