小樽築港機関区

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2025年9月25日木曜日

 庭園鉄道建設記-2

  庭園鉄道の建設に着手しました。

 全体レイアウトは前回示した通りで、テラス側の駅とヤードの部分から始めます。

 テラスのコンクリート基礎から位置を割り出し、ピンを立てて水糸を張りました。


 写真では見づらいですが、4本の線路のテラス側1番目と4番目の位置を示しています。


 庭で水糸に足を引っかけないように、植木鉢を置くと共に赤いリボンを取り付けました。

 テラスの上には、これから使用する人工木材が到着しています。


 家の周りの犬走部分には、雨だれを受けるべく砕石が敷いてありました。

 この砕石の下には防草シートが敷かれていて、これを撤去して掘り下げるのは少々困難です。

 なので、駅とヤード部分についての路盤をどうするのか検討しました。

 その結果、人工木材を路盤に使用することで、冬季の凍上に対処するのが良かろうと考えたのです。


 砕石をはがして板を並べてみました。

 防草シートが駅の途中まであります。


 人工木材は重量がそこそこあるので、平面性を保ってくれそうです。


 防草シートが無い部分については、タンパーで突き固めて、同様に人工木材を路盤に使用することにしました。

 次回は、人工木材路盤の敷設状況を報告します。


2025年9月15日月曜日

 庭園鉄道建設記-1

  SLを追いかけ、SLの引退後にも撮り続けた写真を掲載し、ネタが無くなったのでターンテーブルの製作記を載せてから空白状態となってしまいました。

 このたび、横浜青葉台からここ軽井沢に転居してもう少しで丸2年がたち、ようやく庭の植栽等が一段落したので、庭園鉄道の敷設を計画しました。

 横浜時代はマンション住まいでしたが、狭いながらもルーフバルコニーがありましたので、ここにGゲージの線路を敷き、楽しんでいました。

 まずはその様子から。


 レーマンのR-1(半径600mm)がかろうじて収まる幅があったのです。


 床面に段差があったので、勾配区間があります。


 分岐器は電動にして、交換駅も設置しました。


 川があるわけでもないのに、トラス橋まで設けたのです。


 車両にはDCCのデコーダを組み込み、複数の列車を同時に走らせていました。

 ところが転居に当たり、全て解体したのは言うまでもありません。

 そして最初に申し上げましたように、この度軽井沢での庭園鉄道の建設に取り掛かることになりました。

 設置場所は庭の中心部の芝地です。


 上の写真は夏を迎えて茶色の部分が増えていますが、昨年張ったばかりの様子はこんなでした。


 庭全体が浅間山からの傾斜があるので、曲線で急勾配を克服する計画です。


 図の上の方に建屋があり、斜線部がテラスの土間部分でして、最急勾配を5%とした計画で、図中の長方形が芝生部分を示しています。

 問題点として、ここ軽井沢では冬季に凍結するので、凍結深度まで掘削し、基礎を固める必要があります。

 今後建設の様子をブログに載せるつもりですが、果たして順調に進むのか、それによりいつ更新できるのか心配しています。