いよいよ山口県での仕事が終わりが近づき、月に1度の山口線行きも無くなるので、この10月には2度目の撮影にハッセルブラッドを携えて向かいました。
今回もいつも通りレンタカーを借りて、向かったのは宮野駅と仁保駅の間の直線からカーブにさしかかる地点です。
この場所は、長玉で正面から撮るのは良いのですが、標準でサイド気味に撮るにはやや狭く、シャッターチャンスはごくわずかです。
すぐに追いかけて長門峡駅の先の鉄橋ですが、この日も曇天でした。
それでも気温が低めなので、白煙がきれいにたなびいてくれます。
次は地福駅の先ですが、曇っているので、いつもとは反対側に向かいました。
煙は綺麗なのですが、日が当たらないので、鈍い描写になってしまいます。
最後は徳佐駅の先のSカーブですが、今回は前の方で低いアングルで撮ってみました。
帰りの列車の撮影は、かねてから考えていた津和野城跡に登ることにしました。もっと天気の良い時に行けば良いのですが,次はいつになるかわからないので。
2両編成の普通DCが来ましたが、よく見ないとどこに写っているのか分かりません。
汽笛が鳴り響いて、しばらくすると津和野川の鉄橋に姿が見えました。
津和野の町並みを抜けて、進んできます。
青野山の頂上には、わずかに雨雲が掛かっていました。
国道からの入り口に設置された、赤い鳥居に近づいて来ました。
この先の山裾に入るあたりでは既に道路工事が始まっていて、今ではこのあたりの景色は一変しています。
遠く去りゆく列車をずっと見送り、長らく続けたハッセルでの山口詣もこれで終わってしまい、感慨深いものがありました。
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