小樽築港機関区

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2019年10月29日火曜日

 播但線 生野越えの補機は DD54 1970.8.29

 播但線は、終点の和田山駅の少し手前、生野駅がサミットで、その前後の急勾配区間の貨物列車には DD54 を前補機に付けての運用でした。

 客貨共牽引機は C57 なので、勾配区間での貨物列車の牽引は困難で、早い時期からDLが補機運用についていました。

 お怠け撮影なので、生野駅に着くと既に陽は高く、暑い中を長谷駅方向に歩き始めましたが、撮影ポイントには程遠いうちに、背後から上り貨物が来てしまいました。


 このあとは下り列車が2本続きます。

 最初は客レを C57 が単機で牽いてくるのですが、間口が狭いので、長玉で撮影しました。


 細身のボイラーに大型の集煙装置が乗り、不細工な姿です。


 次の貨物は、逆光ながら機関車を2両共写せる場所で、到着を待ちました。


 DD54 の箱型車体は割とお気に入りで、、DD51 の長いボディーより格好良く思われます。


 このあとは上り列車になるので、今来た道を生野駅まで戻ります。

 生野駅の新井駅側はすぐにトンネルに入るのですが、このトンネルを越えて行くのはしんどいので、その手前で次の旅客列車を待ちました。


 生野駅まで急勾配が続くのですが、暑さのため、力行していても煙は陽炎になって揺らぐだけです。


 次の貨物列車も少し場所を変えただけで、トンネルから出てきたところを撮影しました。


 もうこれで当分列車が来ないので、溝口駅まで乗車し、福崎駅方向に向かいました。

 上り貨物を牽いた C57 が、軽快にやって来ました。


 次の下りの客レは寺前駅止まりで、現在も同様の運転形態になっています。

 こちらは C11 のバック運転で、区間運転らしい雰囲気です。


 この日も、これにて早々に引き上げました。

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