再び夜行列車で一夜明かして、旭川駅に到着すると、反対側のホームの向こう側に D51 の姿がありました。
旭川駅から各停のDCに乗り、塩狩駅を目指します。
この駅のすぐ南、蘭留駅側がサミットになっていてトンネルは無く、こちら側はカーブが続くので撮影ポイントを探して歩き始めました。
ところが線路の両側にはラッセルした雪が積まれ、離れて撮ると足回りが隠れてしまいます。
最初に来たのは上り貨物で、ナメクジが音も無く勾配を下って来ました。
次は下り貨物なので、盛大な煙を期待したのですが、軽く白煙を上げながら、またしてもナメクジが近づいて来ます。
当然ながら、最後尾では DD51 が轟音を上げながら押上げて行きます。
C55 牽引の客車列車がカーブを回り込んできましたが、これまた大した迫力が有りません。
この程度の荷ならば、DD51 が押すだけで十分で、C55 は殆んど軽く流す程度のように見えます。
和寒駅から折り返して、DD51 が単機回送で引き返してきました。
次の貨物列車はさすがに重いようで、本務機の D51 も頑張って煙を吹き上げて来ました。
塩狩駅を44年後の2014年に再訪しましたが、自動化が進み、ご多分に漏れず無人駅になっていました。
このあとは上りの C55 牽引の客レを撮影のため、和寒駅に移動します。
峠に向かって歩きましたが、雪に阻まれて線路に近づけず、築堤の下から見上げての撮影となってしまいました。
この日はこれで札幌駅に向かい、まだ時間があったので市内をうろつきました。
たかが市電と、撮影場所の記録もせずに撮っています。
本日は、ようやく布団の上で寝ることができました。
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