小樽築港機関区

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2020年3月12日木曜日

 道北の二つのローカル幹線 1974.3.6

 表題のローカル幹線とは、名寄本線と宗谷本線で、撮影当時もどちらも本線と称するには列車本数が少なく、今では前者は廃線、後者は北半分が廃線の可能性を取りざたされています。

 名寄本線の撮影地は天北峠ですが、以前訪れた時は一ノ橋駅側で、今回は上興部駅側からのアプローチです。

 先に下り貨物の通過ですが、トラ塗りの 9600 が下り勾配を転がり下りてきます。


 やがて上興部駅から発車の汽笛が響き、9600 重連が盛大に煙を上げながら姿を見せました。


 煙室扉のトラ塗りはほとんど目立たず、良い感じです。


 すぐに駅に戻り、普通DCで名寄駅に向かいました。

 名寄駅に、上りの最果て鈍行324レの到着です。


 しばらく停車するので、各部の点検と石炭の掻き寄せを行っています。


 やがて交換の下り321レが到着し、ライトパシのご対面ですが、新参の C5787 が牽引していました。


 この321レに乗車し、美深駅に向かいます。

 美深駅では後続の急行に道を譲るので、待避線側でしばらくお休みです。


 急行に乗車し、音威子府駅で降りると、321レを撮影できます。

 駅から少し先に歩き、音威子府川の鉄橋の先のカーブで、C57 がやって来るのを待ちます。


 ラッセルされた鉄路を、加速しながら通過して行きました。


 今日も撮影本数は少ないものの、重連やライトパシが撮影出来て満足できる1日でした。

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