小樽築港機関区

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2020年3月26日木曜日

 留萌本線の D51 と D61 1974.9.4

 長々と深川駅で時間をつぶして、ようやく留萌本線の普通DCに乗車し、SL牽引の貨物列車の撮影に向かいました。

 下車したのは恵比島駅で、次の峠下駅との間に峠越えがあり、下り列車では煙が期待できるからです。

 ここはSL全廃後にSLすずらん号が運転され、有名撮影地として大勢のファンが押し寄せましたが、当時でも山越え区間として知られていました。

 次の貨物は補機付なのですが、長い編成全体を撮影できる場所が探せず、線路の正面からの撮影になりました。


 本務機の D514 は以前にも撮影したカマで、ここらでは他にナメクジはいないので、遠くからでも識別できます。


 最後尾には標準型の D51 が付いていますが、全く煙を上げず、本当に後押しをしているのかと思えました。


 目の前を通過してから、ようやく煙を上げ始め、長いセキの列を押して行きました。


 ここ留萌本線の貨物列車は本数が少なく、そのため以前来た時には素通りし、羽幌線の方に行ってしまいましたが、今回は先には進まずに引き返し、途中の秩父別駅で下車して、効率よく撮影します。

 秩父別駅のすぐ南には、線路をオーバークロスする国道があり、撮影にうってつけです。

 はるか田圃の向こうから、下りのDCがやって来るのが見えました。


 しばらくすると、今度は単機回送が近づいて来ます。


 D61 でしたが、上から撮っているので従台車が写らず、ナンバープレートを見なければ、ただの標準型の D51 です。


 次は上りの貨物列車で、秩父別駅に停車後、黒煙を上げながら発車して来ました。


 初秋の夕日を受けながら、眼下を通り過ぎて行きました。


 このあとは深川駅に戻り、明日の目的地に向け、夜行列車の乗客になります。

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