小樽築港機関区

小樽築港機関区

2020年3月20日金曜日

 夕張鉄道と国鉄夕張線 1974.9.3

 仙台駅から深夜の連絡船に乗り、函館本線、室蘭本線、そして夕張線と乗り継いで、最初に降りた北海道の地は、夕張鉄道のある鹿ノ谷駅でした。

 まず先に、国鉄の方の下り貨物が発車するので、そちらから撮影を開始します。


 ギースルエジェクター付きの D51842 の発車を見届けてから、お隣の夕張鉄道を訪問しました。


 構内には 27号機 がいて、隣の側線には排雪モーターカー等、以前冬場に見かけた車両が留置されています。


 クラの外には、前回見られなかった 12号機 が停まっていました。


 キュウーロクの下回りにハチロクの上回りを載せた、と称されていましたが、日立で製作されたこのかわいらしい機関車は、もう本線では使われていません。


 周囲を回って、各部を撮影します。


 構内のはずれの方にいると、先程撮影した 27号機 が、バック運転で出発して行きました。


 隣に並ぶ国鉄線の方でも、上り貨物が発車しましたが、すぐに下り勾配になるので、迫力が有りません。


 再び夕張鉄道の方ですが、21号機 が短い編成を牽引してやって来ました。


 到着後、アッシュピットに石炭ガラを捨て、作業員がこれを掻き出しています。


 その後、給炭・給水と、次の仕業に備えていました。


 これにて夕張鉄道を辞し、国鉄夕張線の撮影に向かい、沼ノ沢駅にて下車しました。

 この沼ノ沢駅からも、かつては真谷地炭鉱への石炭列車が運行されていましたが、かなり前に無くなっていました。

 南清水沢駅方向に進み、上り貨物を撮影します。


 勾配を下って来るだけのつまらないカットになりました。

 次は下り貨物ですが、乗車列車との時間があまりないので、駅構内近くでの撮影です。


 このあたりではまだ力行してくれませんでした。

 おあとは追分機関区に向かいましたが、続きは次回に掲載します。

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