北海道のローカル線を巡ると 9600 ばかりになりますが、贅沢は言っていられず、この日最初に訪れたのは渚滑線です。
渚滑線の貨物列車は不定期で、1日おきの運転であり、この日がそれに当たるので、下渚滑駅で下車、一面の雪原の中を中渚滑駅方向に歩きました。
はるか遠くの方から、予定通りにやって来た貨物列車の煙が見えました。
無風の好天の下、白煙をたなびかせて通過して行きます。
ローカル盲腸線とは思えない、長い編成を牽いて、9600 が走り去りました。
次に向かったのは、湧網線の計呂地駅です。
下り貨物列車は、ここから小さな峠越えで、上り勾配になります。
この 69644 は、前面トラ塗りのうえ、団結の落書きまでされていて、台無しです。
計呂地駅に戻り、各停のDCで、次の浜床丹乗降場に降り立ちました。
計呂地駅から峠を越えたところにあるので、上り列車にとっては上り勾配となるところです。
北海道のローカル線では、ここのように線路は直線なのに、折れ線勾配になっているところが散見されます。
ようやく目の前まで近付いて来ました。
この 69625 も前面のトラ塗りが目立ちます。
峠のサミットを目指して、ゆっくりと登って行きました。
浜床丹乗降場は、DC1両分のホームと小さな待合室がありますが、乗降場から見渡す範囲に民家は見当たりませんでした。
以上、この日のローカル線巡りで撮影できたのは、9600 3本のみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿