小樽築港機関区

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2020年3月10日火曜日

 オホーツク海側のローカル線巡り 1974.3.5

 北海道のローカル線を巡ると 9600 ばかりになりますが、贅沢は言っていられず、この日最初に訪れたのは渚滑線です。

 渚滑線の貨物列車は不定期で、1日おきの運転であり、この日がそれに当たるので、下渚滑駅で下車、一面の雪原の中を中渚滑駅方向に歩きました。

 はるか遠くの方から、予定通りにやって来た貨物列車の煙が見えました。


 無風の好天の下、白煙をたなびかせて通過して行きます。


 ローカル盲腸線とは思えない、長い編成を牽いて、9600 が走り去りました。


 次に向かったのは、湧網線の計呂地駅です。

 下り貨物列車は、ここから小さな峠越えで、上り勾配になります。


 この 69644 は、前面トラ塗りのうえ、団結の落書きまでされていて、台無しです。


 計呂地駅に戻り、各停のDCで、次の浜床丹乗降場に降り立ちました。

 計呂地駅から峠を越えたところにあるので、上り列車にとっては上り勾配となるところです。


 北海道のローカル線では、ここのように線路は直線なのに、折れ線勾配になっているところが散見されます。


 ようやく目の前まで近付いて来ました。


 この 69625 も前面のトラ塗りが目立ちます。


 峠のサミットを目指して、ゆっくりと登って行きました。


 浜床丹乗降場は、DC1両分のホームと小さな待合室がありますが、乗降場から見渡す範囲に民家は見当たりませんでした。


 以上、この日のローカル線巡りで撮影できたのは、9600 3本のみです。

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