小樽築港機関区

小樽築港機関区

2021年12月31日金曜日

 復活SL EL&SL奥利根号 2008.8.24

 SLが現役の頃の写真機材では、中型カメラとしてはゼンザブロニカS2を使用していましたが、この頃、当時は高根の花だったハッセルブラッド500CMを手に入れたので、鉄には不向きと思いながらも、これを使い始めました。

 最初の被写体は EL&SL奥利根号 ですが、ELの方は無視して、津久田駅と岩本駅の間にてカメラをセットしました。

 あいにくの天候の中、D51498 が白煙を上げながらお目見えです。


 1枚だけ撮影して追いかけを開始し、後閑駅と上牧駅の間の築堤の下に到着しました。

 遠くから近づいて来るのが見え、まず1枚シャッターを切ります。


 急いで巻き上げてもう1枚。


 最後に何とかサイドからも撮ることができました。


 帰りの列車の撮影は、水上駅の発車で、煙を期待します。


 急いで巻き上げて、先頭部通過に間に合いました。


 ファインダーが左右逆に見え、手動巻き上げ、露出も設定しなければならない不便さがあるものの、この後しばらく使うことにしました。

 折角の大きいフィルムですので、画像をデータ化する際には黒枠も取り入れ、原則ノートリミングで扱うことにしました。


2021年12月29日水曜日

 広島電鉄の電車たち 2008.5.27

 仕事で何度も山口県に訪れていた折に、山陽本線の車窓から広電こと広島電鉄をよく眺めていましたが、帰りが休日になったのを利用して訪ねてみました。

 宿泊していたのが岩国で、広島への移動の時にホームから見かけた JRFのDE10 の変な色が気になりました。


 広島駅に着き、目的が非常に種類の多い電車を見ることでしたので、駅近くの本数が多い所にして、次の猿猴橋町まで歩きました。


 広電は行き先ごとに路線カラーがあり、方向幕に路線番号が色別に行き先と共に表示されています。


 次の的場町との間では、立派な橋を渡ります。


 的場町に着きました。


 旧型車両は、ピューゲルなのに、ちゃんと冷房装置を載せています。


 最新の長い連節車も現れました。


 こちらは少し古い連節車ですが、先頭部が隅切りされ、好ましい形態です。


 橋の前後はかなりの勾配になっていました。


 再び猿猴橋町へと戻って来ましたが、この連節車は先程のより新しく、側窓の形状等の差異が見られます。


 連節車のあとを追って、何度目かの旧型車が来ましたが、こちらの方が町並みには似合うように思えました。


 それにしても次々とやってきて、誠にフリクェントサービスができていると感心します。


 珍しく、同じ形式同士がすれ違いました。


 広島駅に着くと、最新の5連の連節車がいます。


 発車してきたところで、後ろから来た派手な旧型車とすれ違いました。


 時おり、車体全面広告の電車がやって来ます。


 今度は、オリジナル塗装の新旧の電車が、顔を合わせてくれました。


 広電は各地からの払い下げと共に、最新型車両も導入していて、バラエティーに富んでいるので、車両を見ているだけで楽しめました。


2021年12月27日月曜日

 防府ステーション 1996 の クラウス2 2008.4.18

 防府駅の西側、山陽本線の高架の横に、防府鉄道記念広場があります。

 ここには防府鉄道で使用された クラウス2 が保存されているので、この方面に所用で行った折に見に行きました。


 デザインされたゲートが出迎えてくれる公園ですが、保存されていた クラウス の状態はあまり宜しくありません。


 設置された頃は綺麗だったのでしょうが、あまり手入れがされていないようで、色あせていました。


 木造客車も2両保存されていて、客車のステップには 防石鉄道 と書かれています。


 ホーム側の客車の窓には、室内側に案内文が掲載されていました。


 公園の一角には、記念碑も建てられていました。


 私が訪問したのちに、保存車両には屋根が架けられ、状態も綺麗になったようですが、車両の撮影には少々邪魔なようです。


2021年12月25日土曜日

 伊豆高原から河津桜見物 2008.2.23

 正月に続いて二月にも熱海に宿泊していました。

 ちょうど河津桜が見頃とのことなので、伊豆半島の東側を車で走っていたのですが、やはり渋滞気味です。

 沿道の立て看板に「桜見物はパークアンドライド」とあるのを見て、伊豆高原駅の指定の駐車場に入れました。

 駅のホームに入ると、ここからは電車区に置かれている多くの車両が見え、100系の姿もありました。


 引いて撮ると、勢力を拡大している8000系も入ります。


 乗車する下りの普通がやって来ましたが、元115系の2000系で、貫通扉に Izukyu の表記がありました。


 この駅で、上下の 特急スーパービュー踊り子 の交換を退避しますが、先に上りの2号が入線します。


 間もなく下りの1号が見えて来ました。


 2本のSVOが上下線に並びます。


 2号の発車を見送っていると、こちらの普通列車の発車時間となりました。


 河津駅に着いて、花と列車を収めようと場所を探し、鉄橋でカメラを構えていると、やって来たのは リゾート21 でした。


 線路付近にはあまり桜が咲いていず、無理やり8000系と一緒に撮ってみましたが、あまり良い出来ではありません。


 桜見物を終え、帰りのホームで待っていると、185系の 特急踊り子 が通過しましたが、オレンジと緑のラインが入っています。


 一月に続いての伊豆急の撮影でしたが、今ではこれらのうち、多くの車両が引退してしまいました。


2021年12月23日木曜日

 2008年の正月休み(その2) 2008.1.4

 この年の正月休みの宿は熱海でした。

 どこか出かけるところが無いかと考えたところ、何度も正月に行っている修善寺の 虹の郷 ならば煙が写せるので、朝から出かけることにしました。

 目的のロムニー鉄道では、ノーザンロックⅡが使用されていました。


 この日は右回りで運転されていたので、いつもと煙が出る場所が異なります。


 ネルソン駅を出て、湖を周回するあたりで煙が出ると思い、行ってみました。


 逆光になりますが、予想通り白煙を上げてくれます。


 イギリス村へと向きを変えるあたりでは、軽く流して通過しました。


 虹の郷をあとにして、伊豆半島の東側に出て、今度は伊豆急の撮影に向かいました。

 ナビを頼りに川奈駅と富戸駅の間の、鉄橋を横から臨める場所を探します。

 適当な場所でカメラを構えていると、最初は下りの普通電車が通過しました。


 次は上りの 特急スーパービュー踊り子 ですが、これは後追いのカットです。


 今度は普通電車でしたが、東急のお下がりで、変わりばえがしません。


 また 特急スーパービュー踊り子 の下りですが、上りも下りも写真では区別が付きません。


 時刻表を持たずに来たので、何がいつ来るかわからず、そろそろ帰ろうかと思った時に、上りの 黒船 がやってきて、慌てて後追いで撮影しました。


 ここから熱海までの帰り道、国道はかなりの渋滞で遅くなってしまいました。


2021年12月21日火曜日

 2008年の正月休み(その1) 2008.1.3

 この年は自宅で正月を迎えましたが、早くも3日から鉄に出かけました。

 この時期に本格的なSLを運転しているところとなると大井川鐡道なので、SL列車は1本だけですが、西に向かってクルマを走らせました。

 正月の大井川鐡道には何度か来ているのですが、第一橋梁で撮った記憶が無いので、アウトカーブ側の河原から撮ることにします。

 南海電車が通過するので、セミ版で撮っておきました。


 汽笛が鳴り響き、いよいよSLの登場です。


 やはりセミ版でも撮っておきました。


 良い煙ですが、こちら側に流れてきてしまい、思惑どおりにはいきません。


 追いかけての撮影場所は、千頭駅の手前の大井川第4橋梁にしました。

 吐き出した煙の一部が、ドーナッツになって漂っています。


 ここでもセミ版をセットしておきました。


 この日は客車5両なので、ELの補機が付いています。


 橋を渡り終える前に、絶気してしまいました。


 千頭駅に行ってみます。


 牽引機の C108 の付け替え作業が始まりました。


 後ろ向きに連結作業を終了しましたが、コールバンカー側には何の飾りつけも有りません。


 帰りの列車を待たずに移動ですが、途中で新金谷駅に寄ってみました。

 タイ国鉄仕様の C5644 がいて、煙室扉にはしめ縄が飾られています。


 この日の宿泊は熱海なので、これにて早々に大井川鐡道をあとにしました。