小樽築港機関区

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2023年1月20日金曜日

2014年シカゴの鉄道巡り(第1回)2014.9.9  by奥

 昨年秋から冬にかけて、このブログに「墺太利鉄旅報告」を掲載させていただいた奥山田です。青葉台さんの「愛知こどもの国B12撮影会」の報告が終了し、「また繋ぎに何か記事を書いて。」とのお達しを受けました。

そこでしばらくの間、2014年、2015年と2年続けてアメリカの鉄道に行った時の記録をご覧いただきたいと思います。9年前と、8年前の事ですが、ご存知の通り世界の情勢は様変わりしてしまいましたね。

そんな訳で、先ずは2014年にシカゴとその周辺を訪問した時の記録から始めます。この旅行は私がNさんと初めて行なった海外鉄旅でした。

2014年シカゴの鉄道巡り(第1回)

サラリーマンをリタイアした大学以来の乗り鉄友人Nさんから「シカゴのループ(以下、一般的な地下鉄とは実態はかなり異なるのですが便宜上地下鉄と言います)に乗りに行きたい。一緒に行かないか?」との誘いを受けました。私は「シカゴなら他にも色々な鉄道が見られるな。」と考え、同行することにしました。スケジュール調整の末、2014/9/9から9/14で実行する(現地実質4日間)事になりました。以下はツアーの画像を中心とした報告記です。(路線名、駅名等は適当に読んだり、訳したりしちゃってますご了承ください)なお基本的に乗り鉄旅故、画像は殆ど駅撮りの類です。

第1日目
9/9(火)成田1110発JAL10便搭乗、現地9/9(火)0850着
長い入国手続き(指紋採取、写真撮影などされる)の後、地下鉄(CTA-シカゴ交通営団)ブルーラインのオヘア空港駅へ向かう。地下鉄の運賃は$2.50均一(但し、1WAYの乗車券を求めると発行手数料だかを上乗せされ$3.00とられる)なのですが、オヘア空港駅のみ$5.00とられます(何処の国も空港行きの乗車券は高いです、何でも空港への上納金があるそうです)。我々は24時間有効の1日乗車券を買いました。($10.00)


地下鉄オヘア空港駅

ホテルへチェックインし、荷物を部屋へ置き、本日は1日乗車券を使い地下鉄に乗る事にしました。ダウンタウンの「パンダ・エクスプレス」なるチェーン店(アメリカン中華ファストフード店)で昼食を摂り近く地下鉄の高架線(LOOP)の駅へ向かいました。
なお、地下鉄の路線名称は横浜地下鉄方式で、ラインカラーにより運行系統が判るようになっています。全体の路線図はCTAのサイト(https://transitchicago.com)内の  map ページをご参照ください。
 
ループ線ハロルド・ワシントンライブラリー駅

彼方に隣の駅(ラサール)が見える


ループの高架駅の雰囲気はディズニーシーの電車駅の雰囲気です。もちろん此方がです。5000系?電車は東急旧6000系のショーティーのようなサイドです。(車体長は15m程度か)同駅よりブラウン線、キンボール行き乗車します。
 
ループ線風景

シカゴ川を渡る
 
現地へ着くまで私は全く知らなかったのですがシカゴは開閉橋の町です(48の開閉橋があり、30以上が今も可動するそうです)。乗車中の地下鉄の橋も可動橋です。
 ブラウン線の終点近くになると、路線は地上に降り、郊外の住宅地の中を走り、(東急大井町線の九品仏~等々力当たりのような雰囲気(住宅はずっと広いが)になりました。終点キンボールまで乗車し折り返します。

終点のキンボール駅の駅舎です。


キンボール駅にリンsrつして車両基地があります。
途中駅で段落としして、踏切を行く地下鉄を撮りました。

ブラウン線フランシスコ駅前踏切


踏切から見た線路(右側に駅の島式ホーム)
 
CTAは都市交通のカテゴリー上は地下鉄とされていますが、地下区間は2路線(ブルーとレッド)の都心部のみで大部分は鉄柱による高架線です。(通称Lは高架鉄道に由来)
地下鉄の踏切といえば日本では所謂トリビアネタですが、郊外のブラウン線は地上を走り、踏切を通るのでした。
ブラウン線の分岐駅ベルモント駅まで戻り、今度はレッド線を北上しイエロー線、パープル線を目指しました。
 
ベルモント駅
 複々線の中2線は急行線でレッド線が走行、緩行線をブラウン線が走行。背景のビル屋上の水タンクがいかにもアメリカンです。
 
レッド線の終点ハワードに到着、ここからイエロー線とパープル線が接続してさらに郊外に路線が伸びています。ハワード駅(橋上駅)のコンコースより写真を撮ります。 
ハワード駅(先行発車のレッド線)

ハワード駅(続いて発車のパープル線急行)
 ベルモント~ハワード間は複々線の中2線が緩行線でレッド線が各停で走行し、外側の急行線をパープル線が急行運転で都心へ直通します。レッド線はループには入らず地下線で都心を抜けます。真ん中の折り返し線はイエロー線用の折り返し用で同線は2駅間のみで2両編成による折り返し運転(ホームは共用)でした。2枚目は先行するレッド線各停を追ってパープル線急行が発車した所、前方に次の駅(ジャービズ)が見えてます。こちらのホームは緩行線のみです。
ここで駅員さんがやって来て「CTAでは写真撮影は許可していない。」と告げられました。
(第1回終わり、第2回に続きます。)

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