その名寄本線には、名寄駅からオホーツク沿岸へ向かう途中の、上川郡と紋別郡の境界に天北峠があり、トンネルの無いサミットに向かって両方向から25‰の連続する峠越えがありました。
快晴のこの日、上川郡下川町にある一ノ橋駅に降り立ち、峠方向へと歩を進めました。
雪の積もった線路端を歩き、撮影場所を定めて待っていると、やがて一ノ橋駅に煙が立ち上り、貨物列車の発車する姿がはるか彼方に見られました。
一面の白銀の中を煙を吹き上げながら、貨物列車がゆっくりと近づいてきます。
荷が少ないためか、残念ながら9600単機での牽引です。
この列車と、お隣の上興部駅で交換の上り貨物列車が山裾のSカーブを下ってきました。
こちらは9600重連の牽引です。
一ノ橋駅に着くと、補機を切り離し、その補機がすぐに折り返してバック運転でやって来ます。
単機なのに勾配がきついせいか、盛大に煙を吐きながら通過して行きました。
一ノ橋駅に戻り、DCの普通列車に乗車、峠の反対側、上興部駅に向かいます。
上興部駅では次の上り貨物列車まであまり時間が無く、駅近くの地点に撮影場所を定めました。
今度は後補機付です。
勢いよく峠を目指して、加速して行きました。
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