C55牽引の全線通しの客車列車は1往復のみで、この上下合わせて2本を撮影すべく、朝は南稚内駅近辺で上り列車を撮影後、普通列車のDCで移動し、音威子府駅で下り列車を迎え撃つこととしました。
南稚内駅から線路端を南に歩き、雪深い中で適当な撮影地を探しました。
最初にやって来たのは、下りのDC列車です。
この列車が稚内駅に到着すると、目的のC55牽引の客車列車322レが発車してきます。
牽引機はC55のトップナンバーです。
この1本のみで撮影を終え、乗車列車まで時間があるので稚内機関区を訪問しました。
稚内機関区には9600形式が配置されているだけで、C55は旭川機関区の所属ですが、折り返しまでは区内にいます。
ターンテーブル側にテンダーを向けていて、前面は暗い庫の中でうまく撮れません。
スポーク動輪だけは撮影しておきました。
他には9600の姿と、
DLとDCが並んでいました。
南稚内駅からDCの普通列車で音威子府駅まで、3時間ほどかけて移動です。
到着後1時間少々待っていると、C55牽引の下り客車列車321レがやって来ます。
この列車はこの駅で1時間近く停車するので、停車中の姿をゆっくり撮影後、音威子府駅を出て筬島駅方向へと歩き、撮影ポイントを探します。
相変わらず線路際には雪の壁ができているので、壁の上から正面勝ちに撮るしかありません。
先に9600牽引の上り貨物列車がやって来ますが、視界不良です。
交換でC55が発車してきました。
雪の舞う中を、最北の地を目指して走り去って行きました。
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