小樽築港機関区

小樽築港機関区

2017年5月13日土曜日

宗谷本線と稚内機関区 1970.3.24

 宗谷本線は、本線と名乗っているものの、名寄駅、音威子府駅と北へ行くほど列車本数が減り、終点の稚内駅近くでは極端に少ないので計画的に移動しなければなりません。

 C55牽引の全線通しの客車列車は1往復のみで、この上下合わせて2本を撮影すべく、朝は南稚内駅近辺で上り列車を撮影後、普通列車のDCで移動し、音威子府駅で下り列車を迎え撃つこととしました。

 南稚内駅から線路端を南に歩き、雪深い中で適当な撮影地を探しました。
 最初にやって来たのは、下りのDC列車です。


 この列車が稚内駅に到着すると、目的のC55牽引の客車列車322レが発車してきます。



 牽引機はC55のトップナンバーです。


 この1本のみで撮影を終え、乗車列車まで時間があるので稚内機関区を訪問しました。

 稚内機関区には9600形式が配置されているだけで、C55は旭川機関区の所属ですが、折り返しまでは区内にいます。


 ターンテーブル側にテンダーを向けていて、前面は暗い庫の中でうまく撮れません。
 スポーク動輪だけは撮影しておきました。


 他には9600の姿と、




 DLとDCが並んでいました。


 南稚内駅からDCの普通列車で音威子府駅まで、3時間ほどかけて移動です。

 到着後1時間少々待っていると、C55牽引の下り客車列車321レがやって来ます。



 この列車はこの駅で1時間近く停車するので、停車中の姿をゆっくり撮影後、音威子府駅を出て筬島駅方向へと歩き、撮影ポイントを探します。

 相変わらず線路際には雪の壁ができているので、壁の上から正面勝ちに撮るしかありません。

 先に9600牽引の上り貨物列車がやって来ますが、視界不良です。


 交換でC55が発車してきました。



 雪の舞う中を、最北の地を目指して走り去って行きました。





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